フロントブレーキキャリパーシール他交換4
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2
<グリス塗布2>
穴の中にグリスを付けたボルトの切れ端を差し込み、グリスを塗ります。
全周に満べんなく塗りました。
3
それでは、ブーツを圧入します。
整備手帳「フロントブレーキキャリパーシール他交換1」でも触れましたが、圧入を失敗すると再使用できないので、慎重に進めます。
<ブーツ圧入1>
ブーツの端を、均一に押し込みます。
4
<ブーツ圧入2>
プレート(φ27)を付けたシールプッシャーをハンマーで叩いて、ブーツを圧入します。
私は叩いて圧入しましたが、シャコ万力等で挟んだ方が確実に作業できるかもしれません。
同じように、もう片方のブーツも圧入します。
なお、ブーツの形状は両方とも同じでした。
5
<圧入したブーツ>
なんとか、失敗せずに圧入することができました。
6
次に下側のスライドピンの先端付近に付いている、リングを交換します。
<リング外し>
Oリングピックツールで、リングを外します。
7
<下側のスライドピンとリング>
下側のスライドピンには錆もなく、また、リングにも切れ・亀裂はありませんでした。
ピントがペーパータオルに合ってますね。(涙)
8
リングを取り付ける前に、新旧比較をします。
<リング新旧比較>
左: 外したもの
右: 付けるもの
外したものは、穴の中に触れる部分がすり減ったのでしょうか。
山が低くなっているように見えます。
9
それでは、下側のスライドピンにリングを取り付けていきます。
<下側のスライドピン清掃>
まず、パーツクリーナーで、リングを取り付ける部分を清掃します。
10
ブレーキラバーグリスをスライドピンの溝とリングに塗ります。
<リング取付・グリス塗布>
そして、リングを取り付けた後、スライドピンのブーツ内に収まる部分にグリスを塗ります。
11
<下側のスライドピン取付1>
下側のスライドピンをキャリパーヨークのブーツに差し込みます。
「あれ? スライドピンがブーツの中に入らない!!」
12
今までの整備で、そんなことは一度もなかったのですが、ブーツの締まりが良くなって、中の空気が抜けないようです。
<下側のスライドピン取付2>
なので、Oリングピックツールをブーツと下側のスライドピンの間に差し込み、中の空気を逃がしました。
これで、正しい位置まで差し込むことが出来ました。
13
左側も同じように作業しました。
以上で、ブレーキキャリパーとブレーキヨークのシール等の交換は終了となります。
なんとかここまで、たどり着けました。
あとは取り付けるのみです。
14
今回の費用:
ウェットブラストレンタル 750円
リペアーキット autofren製 / D4345 2セット 4,700円
(他の材料・工具は持っているものを使用)
合計 5,450円
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク