STOP警告灯点灯
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
<STOP警告灯点灯>
実は、少し前からSTOP警告灯が点くようになりました。
エアコンのコンプレッサーが故障し、フィールドコイルの配線を外してから起こったので、それが影響したのかなと考えていました。
しかし、残念なことに、コンプレッサーを交換・配線をつないだ後も、同じように点灯してしまいました。
流石にSTOP警告灯の点灯はまずいだろう思い、調べることにしました。
2
まず、STOP警告灯点灯時の車の状態から。
○エンジン始動から1時間程走行後に点灯
○車速は一定で、アクセルを軽く開けた状態
○1度だけ、夜間にヘッドライトをHighにした直後に点灯
○点灯時にアイドリングの乱れ等は全くなし(何もないのが逆に怖い)
○4回程確認できたのですが、何れも1~2分程で消灯(消灯後も、何事もなく走るんですよね…)
もしかすると、エンジンの温度が関係しているのかな?
3
次に、取扱説明書を読み、STOP警告灯がどのような時に点くか確かめたところ、水温警告灯と油圧警告灯に連動している模様。
しかし、単独で点灯する条件は書いてありませんでした。
<球切れ確認>
念のため、イグニッションスイッチをONにした直後に、インスツルメントパネルの球切れを確かめましたが、大丈夫でした。
写真にはありませんが、
○冷却水量警告灯
○自動診断警告灯
も、問題なく点灯したので、水温と油圧に問題があるとは思えない…
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<コードリーダー>
流石に2項の条件から原因を調べていくのは厳しいので、写真のコードリーダーを買ってしまいました。
本当はプジョーの故障診断器(Lexia, PP2000)を使いたかったのですが、インストールが上手くいかず、断念…
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それでは、早速作業を開始します。
<パネル外し>
コードリーダーをつなげるため、まず、コインドライバーで室内のヒューズボックスのふたを外します。
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<ヒューズボックス>
ふたを外すと、リレーの左側に故障診断器を接続するコネクターがあります。
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<コネクター>
6項の赤枠の拡大です。
1999年式ですが、こういうコネクターがちゃんと付いているんですね。
そして、コネクターにコードリーダーの配線を差し込みます。
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<配線を接続した状態>
ロックもなく、こんな感じで固定されます。
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<作業風景>
コードリーダーをフロアーマットに置いて作業しました。
フロアーマットが破れていて、恥ずかしい。(笑)
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<キー操作>
イグニッションスイッチをONにします。
(エンジンはかけません。)
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<起動画面>
すると、自動的にコードリーダーが起動します。
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<メインメニュー>
Diagnostic Codesを選択し、ENTERボダンを押します。
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<車両メーカー選択>
プジョーは選択肢にないので、OBDⅡ&EOBDを選択し、ENTERボダンを押します。
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<故障診断コード>
Read Codesを選択し、ENTERボダンを押します。
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<コントロールユニットとの通信1>
コントロールユニットとの通信が開始され、ISO・KWP5BPS・KWPADDR等が表示され…
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<コントロールユニットとの通信2>
最後は、「Communication Error」って…、通信できないってこと?
これが、No Error Found(故障なし)等を意味していたら良いのですが、それはないよな…
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ということで、残念な結果となりました。
もっとも、ストレートのカタログの説明では、適応は2000年以降生産の欧州車(ガソリンエンジン)となっていたので、仕方がない気も。
1年位前の車(1999年製)であれば、使えるかなと思ったのですが甘かったです。
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今回の費用:
コードリーダー ストレート / 15-146 10,000円
(他の工具は持っているものを使用)
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