エンジンを降ろそう その4
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以内 |
1
エンジンと車体を繋ぐものが全て外された状態です。
エンジンはエンジンマウントを介してサブフレームに乗っかってるだけ。
2
単管(足場パイプ)を3脚ヘッドに組み込んでいきます。
使用した材料は
3脚ヘッド×1、単管1.5m×3、曲げパイプ約1m×3、ボンジョイント×3、単管用ゴムキャップ×3
単管の搬送が普通の軽自動車だったため3脚の足を2分割としました。
曲げパイプを使ったのは設置するスペースの都合上真っ直ぐの足が使えなかったためです。
搬送と設置スペースの両方がクリアできるなら2.5mの単管3本で事足ります。そっちのほうが安上がりです。
3
画像は以前試験的に仮組みしたときのものです。
このように3脚を設置して3脚ヘッドの真下にエンジンが来るよう位置を微調整します。
設置幅をとらず、ボディをよける曲げパイプが絶妙っす。
3脚ヘッドは1トンのものまで吊っていられる能力があります。
ただ、足の開く角度にもよります。さらに、ボンジョイント部分は強度が落ちます。しかしながらミニのエンジンの重量はギアボックスとヘッド込みでもせいぜい70~80kg程度(たぶん)なので
強度としては十分でしょう。
設置、撤収はボディにぶつけないよう慎重にやりました。
単管用のスポンジカバーでも被せとくとちょっと安心ですね。
4
3脚ヘッドからレバーブロックを吊り下げ、さらにエンジンハンガーを吊り下げ、エンジンハンガーの鎖をヘッドに固定します。
固定箇所はヘッドのスタッドボルト前側2本とマニホールドのスタッドボルト2本の計4本です。
落っことしたら大事故になるので外れないようナットで留めます。
仮留めしていたステディロッドも外してしまいます。
ちなみにレバーブロックは500kgまで、エンジンハンガーは750kgまでOK。十分な強度を確保してます。
5
レバーブロックを操作してエンジンを吊り上げていきます。
外し忘れや引っかかってる部分がないか確認しながらちょっとずつ慎重に。
鎖にテンションがかかって単管が踏ん張っていますが強度的にムリはなさそう。
垂直に上げていく過程で出っ張っているクラッチのプランジャとデフケースがそれぞれエンジンルームに干渉しますが手で押してずらせば問題なく回避できます。
6
ギアボックス底面がグリルの上部アーチより高く上がったところで止めます。
3脚の場合エンジンを平行に移動させることができないのでサイドブレーキを解除し車両を押してバックさせます。
車両もエンジンも小さいのでこういう時ラクチンですね。
車両を十分バックさせたところでレバーブロックを操作しエンジンを下げて接地させます。
ただこの位置にエンジンを置いておくわけにはいかないのでエンジンを作業しやすい場所まで移動させる必要があります。
エンジンクレーンならわざわざこんなことする必要ないんですがあれはでか過ぎます。
で、どうしたかというとレバーブロックを操作しエンジンを地面からわずかに上げ、振り子のようにエンジンをスイングさせます。
置きたい位置まで振れたところでタイミングよくレバーブロックを操作しエンジンを接地させます。3脚の足位置を修正し、またわずかに持ち上げて振り子で・・と、これを繰り返して目的の場所まで移動させました。
あまり勢い良くスイングさせすぎると3脚がバランスを崩して倒れる等、大変危険なので地道に30センチぐらいずつずらしていきました。
7
なんとかこの位置までエンジンを持ってきました。
ギアボックスの下に木材を敷いて置いてあります。
ギアボックスの底面が平らなため安定して自立しますね。
車両は元の位置に戻しました。
エンジンを吊り上げてた機材一式は一旦撤収。
エンジンを車体に積むときまで待機しててもらいます。
8
ドンガラになったエンジンルーム。
オイルや埃で汚いのでいずれ洗浄します。
とりあえずこれでエンジン降ろす作業は完了です。
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