GRIOT'S GARAGE RUBBER CLEANER  

ここ3年くらいすべてのドアからの軋み音が気になっていた。

2回目の12か月点検の時にディーラーのサービス担当者にその症状を伝えたらドアの周囲の太いゴムのシーリングを交換してくれたが、効果は無かった。

その後にひどくなり、道路の凹凸やボディが歪むような道路の不整面で、ドア回りからギュッギュッ、ギシッギシッ、パキッパキッといった軋み音が盛大に出るようになっていた。

ボディーやウィンドウの鉄板部分とゴムがこすれる音かなと思い、発生源と疑われるウェザーストリップ部分をシリコンオフできれいにしたり、逆にシリコンオイルを塗布してみたり、ゴム保護剤を吹き付けてみたりしたが、一向に軋み音は消えない。

止まない軋み音にかなり嫌気がさしていて、これじゃ低級車だ！と買い替えが頭をよぎることが無いではなかったのだが．．．

諦めずに対策を調べていたところ、とあるYouTubeの動画に行きついた。
https://youtu.be/rLTKTrq4BuY?si=Bz0HZlpDD7mD-ZA3

この解決策に一縷の望みをかけて紹介されていた商品、GRIOT'S GARAGE ラバークリーナー 35オンスを入手。これをたっぷりマイクロファイバークロスにしみこませてウィンドウが当たる起毛のゴム部分（各ウィンドウのガラス面が当たる上下左右の起毛部分）にしみこませるように汚れを取ったら．．．、軋み音は完全に消えた。見事に消えた。

まさか一番異音が出にくいと思っていた起毛部分とウィンドウが擦れることによる音だったとは盲点だった。

YouTubeとかでもいろいろな方法が紹介されていたが、全てうちの車には無意味だったし、むしろ、逆効果な方法も紹介されていた。今のようなネット時代には、玉石混交の様々な情報から正しい情報を見極める能力が必要だということを痛感した。

磁力を持った怪しげなパーツを車の部品に貼り付けて性能がアップするだの謳う詐欺商品は論外だが、自動車関連グッズは、良品を選別しようとしない（できない、能力がない、宣伝をそのまま信じてしまう、売り文句に乗せられてしまうetc.）最終消費者を狙ったレベルが低いものが多いと思う。業務用として使われ続けているものは淘汰されて残ったものが多く、信頼性が高いが、最終消費者向けは、アイデア一発だけのろくでもない商品も多い。引っ掛かる方が悪いといえばそれまでだが、詐欺的な商品だけは勘弁してもらいたいものだ。