![[トヨタ86改]専用部品(リアショック取付ボルト・ナット)の30プリウスへの流用 [トヨタ86改]専用部品(リアショック取付ボルト・ナット)の30プリウスへの流用](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/033/300/090/33300090/p1m.jpg?ct=109c2523606c)
マイカー(前期30プリウスS)については乗り心地を改善すべく、ここ1年間で下記のような種々の対策を行ってきました。
1)G’s用床下補強部品①②③の採用、
2)リアカーゴ内DIY補強バー、・室内後席足元DIYフロワーバー、
3)ショックアブソーバの交換・改善(フロント:純正ショックのNeoCFT化、リア:現行G’s用ショックに交換)、
(注)当初リアも純正ショックをNeoCFT化したのですが、前後・左右のフアフア感が増したのでその対策のため、リアのみG’sのショックに交換して対策しました。
4)クスコ製 フロントハイブリッドタワーバー・リアスタビライザー の採用、
5)コンホートタイヤ(195/65/15)を [BS・GR-XT]⇒[ヨコハマ・アドバンDb] へ交換
その結果、そこそこ満足できる乗り心地となっていました。
ところで、昨秋[トヨタ86]の一部改良が行われ、その内容が最近下記のように公表されました。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140410_643687.html

この中で、リアショックの取付剛性を上げることにより、下記のような顕著な改良効果があることが記載されていました。
"操縦安定性・乗り心地向上に関しては、ボディー剛性を向上させ、それにあわせてショックアブソーバーの特性を変更することで実現している。「ボディー剛性向上となると通常はスポット打点の打ち増しなどの手段が考えられるが、それだと従来の86ユーザーにとって問題となる」(多田氏)とし、フロントサスペンションメンバーとリアアブソーバーの取り付けボルトのフランジを肉厚にすることで剛性を向上。ボルトの数もフロント4本、リア2本のため「部品として購入しても1000円ちょっと」(取り付け工賃別)とのことだ。
ボルトの交換による剛性向上だが、これによりフロントはステアリング操作に対する手応えがしっかりし、応答性もよくなる。リアに関してもコーナリングのグリップ応答性が向上し、操舵時のしっかり感が上がるとした。”
そこで、早速このリアショック用のボルト・ナットを入手してマイカー・30フプリウスに流用することを試みました。
ボルト:品番SU003-05213 ×2個 品名BOLT FLG M12×82.5 540円
ナツト: 品番SU003-05235 ×2個 品名SELF LOCK NUT M12 344円
(トヨタ店経由入手可、但しスバル車の純正部品らしく入荷まで約2週間かかりました)

写真にてプリウス用ボルト・ナットとの比較ができますが、
下の86改用は、いかにもフランジ厚のがっしりしたボルト・ナットとなっていますし、
ナットの緩み防止方法についても大きなちがいがあります。
・プリウス純正:ナットの薄いフランジ側に4個所イボがつけてあり、これがフレームに噛み緩み防止になりますが、その分締め付け剛性は下がることが予想されます。
・86改用:ナットのフランジ側と反対側にメスネジ穴を3ケ所つぶして緩み防止としており、いわゆるこの方法でSELF LOCK NUT とすることにより、厚いフランジと相まって強力な締め付け剛性が保たれるものと推測されます。
このボルト・ナットに交換した写真を添付します。
86改のボルトは、純正のボルトより短いので取付後の出っ張り部が短いですが、
交換作業を依頼したディーラのサービスマン曰く、十分ボルトのネジ山にナットが掛かっていてるので 流用・互換性はOKとの判断でした。

最後に交換後のインプレですが、
1)乗り出してすぐに、ステアリングの直進性の向上を感じ、又右左にハンドルを切るに重くなりました、これはリアタイヤのグリップ力が向上したため と推測しています。
2)道路のタイヤのわずかな段差を乗り越える際の車の挙動に改善がみられました、
すなわち右・左均等に上下し、その動作も少なくなりました。
これもリアショクの取付剛性をUPした効果だと思われます。
結局部品代1000円以下で、コストパフォーマンスの高いリアサスのチューニング方法だと感じました。
Posted at 2014/06/08 09:06:33 | |
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