よるしようさん作業によるテールインナーハウジング修理
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よるしようさんにテールをリメイクしていただいた際、インナーハウジングのプラスチック部分が劣化により割れるという悲劇が起こりました。
力を入れたわけじゃなく、レンズをばらしてインナーを清掃しようと端を持ち上げただけで割れたという事でしたが、この写真を見た瞬間に修復は無理だと思って絶望しかなかったのです…
修復を試みると言われ、よるしようさんなら何とか直して下さると祈る気持ちで続報を待ち、どこかどう割れていたのか分からないぐらい完璧に直していただきました。
かなりの手間を要して完璧に直していただいた感謝の意を込めて作業工程を記録に残したく、よるしようさんからお聞きした工程や提供していただいた写真を基に整備手帳にアップします。
まずは割れた状態の写真です。
これが直るのか?というぐらいバラバラになっています…
2
割れただけでなく、ハウジングとレンズの干渉によってレンズに塗料が付着(レンズ内側が少し溶けている感じ)しています…
ただ、リメイク前には気付かなかったぐらいなので、影響ないかと思いました。
(完成後も影響はなかったです。)
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ハウジングとレンズの干渉によってハウジング側の塗装が剥げていました。
ここも再塗装により完成後も影響はありませんでした。
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ハウジングとレンズの干渉によってレンズに塗料が付着(レンズ外側から見た状態)しています…
ただ、リメイク前には気付かなかったぐらいなので、影響ないかと思いました。
(完成後も影響はなかったです。)
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修復を試みていただく事になり、タッカーの針を溶かして繋ぎにした状態の写真です。
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その後、2液の接着剤で固めた状態の写真です。
この写真を見て、直るかも知れないと少し安心しました。
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修復を試みてもらった後に送ってもらった写真です。
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修復を試みてもらった後に送ってもらった写真②です。
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修復を試みてもらった後に送ってもらった写真③です。
①から③の写真を見て、直るかな?と心配だったのがきっと直るという確信に変わりました。
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サフェーサーで溶ける→パテ盛り→またサフェーサーで溶ける→またパテ盛り→成形された状態の写真です。
この写真を見てほぼ直ったと思いましたが、実はいったん塗装したけど仕上がりがイマイチという事で塗装を剥がしたという状態の写真でした。
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↑の状態からまたペーパーで整える→パテ盛り→成形後にサフェーサーは吹かずに黒で塗って悪い所を修正するとの事です。
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言われなければ分からない程度の手直しをする前の状態だといって送っていただいた写真です。
写真を目いっぱい拡大して見ましたが、どこが手直しが必要だったのか私には分かりませんでした。
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種明かしで送っていただいた写真です。
赤い〇部分のエッジが綺麗じゃないから納得できないという事で手直しされた後の状態です。
よく見ると確かにエッジの立ち具合が違いますが、そこまで拘る所が凄すぎると思いました。
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その後、再びサフェーサーを軽く吹く→パテ仕上げ→また軽くサフェーサーを吹いた状態の写真です。
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完成した写真です。
この状態でも割れていたと言ってもどこが割れていたのか分からないと思いますが、レンズと合体→車に装着して近くでガン見しても1枚目の写真の状態だったとは想像付かない綺麗な状態になっています。
レンズがスモークじゃなくてクリアだったとしても、近くでガン見してもたぶん分からないと思います。
よるしようさん、本当にありがとうございました。
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