フットレストは文字通り訳せば「足休め」。右ハンドルの車であれば運転中に左足を乗せておく部分です。ただ、単純な「休め」というよりはコーナリング中に体を安定させるように「踏ん張る」ための部分であると常々思っておりました。
207のMT車の短所として雑誌等で指摘されていたのが、アクセル、ブレーキ、クラッチのペダルレイアウトが悪く、左足のフットレストの部分が狭いということでした。購入前に心配していた部分でした。
心配は当たりました。フットレストに左足を置いて、横に左足を動かしてクラッチ操作をしようとすると(ほぼ100%)靴の右側がクラッチに引っかかるように当たります。操作もしにくいし、靴も傷むし…。
所が、2~3日でそれが気にならなくなりました。操作時は「左足でクラッチを操作した後、足を手前に引きながら、フットレストの部分に足を滑り込ませる」。文章にすれば長ったらしいのですが、実際は瞬間的に出来ます。そして、次のクラッチ操作までの間「左足は太股も膝も脛も含めて全体的に、中央のエアコン操作部に持たれかけておく」というようにしております。つまり、ギリギリまで左に寄せておく状態にしております。
この状態であれば次のクラッチ操作で左足がクラッチにぶつかることはありません。それに加えて、今まで‘足(foot)’先だけで踏ん張っていた運転姿勢から‘脚(leg)’全体で踏ん張る姿勢となるために、以前より姿勢が安定するようになったと思います。「怪我の功名」と言えばそれまでですが、車の方から「こういう方が安定するよ」と教えてくれているように思います。
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プジョー | 日記
Posted at
2009/08/17 07:05:33