
今日、外出先のデパートの時計売り場で久しぶりにセイコーの売り場も見てみました。
ぱっと見て、「お、このデザインはなかなかかっこいいぞ」と思わせる奴がありました。セイコー・メカニカルというシリーズで、国産機械式腕時計にこだわりを持って作ってるらしいです。
写真の時計がそれです。渋谷のバーテンダーとデザインのコラボをしたとか。
でも、近くでよく見て驚きました。時計全体が持つ雰囲気や色使いなどはなかなか優れていて色気を感じさせるのですが、とんでもない位置に日付表示の窓が開いてます。
写真を見て分かると思いますが、優雅な字体の”3”に食い込むように真四角の窓があり、その中に全体の色使いと何の脈絡もない真っ白なブロック体?の日付が顔を覗かせています。
これには萎えました。一体全体、なんでまたこんな日付表示をこの場所にこの字体と色で表示しないといけないんだろ?そもそも、この時計のコンセプトからして日付表示なんて要らないでしょう。バーでカクテルを傾けるちょいワルが「ところで明日は何日だっけ」なーんて仕事の心配してるようじゃカッコつけも台無し。
ていうか、そもそも何でこんなデザインが社内で通っちゃったんだろう?不思議だな~。一目見てこれはおかしい、って分かると思うけど。画竜点睛を欠くの反対というか、余計なものをくっつけたことで全体が否定されてる。モナリザにチョビヒゲが書き加えられてるような感じ?
セイコーには、時計には日付表示が必須だという社内規定でもあるんだろうか?二人乗りのスポーツカーのトランクにもゴルフバッグが2個入るようにしろといってデザインを台無しにさせたどこかの国産車メーカーみたい。
セイコーの人には悪いけど、こんなデザインしてるようじゃやっぱり高い値段で買うユーザーは限られますよ(この時計は高価ではなかったけど、このデザインではまったく買う気にならない)。メリハリと割り切りを持って、思い切り良くやりましょうよ。機械としてはいいもの作ってるんだと思うし。
な~んて、またまた天然オヤジの勝手な暴言でござった、、、、失礼仕る~。
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Posted at
2010/03/23 00:27:49