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自然に天然のブログ一覧

2009年10月19日 イイね!

26年分が失われちゃった、、、

26年分が失われちゃった、、、今日のニュースで、世界の株価時価総額が「危機前」の水準に戻りつつあるという話がありました。

ぜんぜんそんな実感ないよなー、と思いながらヤフーファイナンスで株価の状況を見てみると、画像のような状態です。

日頃から経済を追っかけてる人には常識なのかもしれませんが、84年の初めから09年10月までの26年弱で、アメリカの代表的株価指数であるDJIA(ダウ平均、赤い線)は800%値上がりしているのに対し、日経225(青い線)のインデックスはちょうど0%です。この間、87年10月にはあの“ブラックマンデー”があり、世界の株式市場が急落しました。チャートでも左端の方で見てとれますね。なお、このチャートは縦軸が「対数軸」になってるので最近のアメリカの株価の変動がだいぶ控えめに表示されてます。

それにしても、「100年に一度の危機」とまで言われた状況から1年しか経っていないのに、アメリカの株価はこの26年間で9倍になる水準を維持してるわけです。年平均の上昇率に直すと8.9%です。これって強烈な話ですよね。途中での凸凹はありますが、結果として26年間毎年コンスタントに8.9%上昇を続けるペースでないと、株価は9倍にならないわけですから。この2月の金融危機どん底状態でも84年比500%値上がりですから、配当収入を除外したキャピタルゲインのみ考えても年平均7.3%のリターンだったというわけ。(しかもアメリカの企業は日本に比べて配当性向が高い所が多い)

これに引き換え、日経平均の方はバブル絶頂の1990年にかけてはダウ平均を凌ぐ上昇率でしたが、そこからは惨憺たる有様です。84年から26年間持ち続けていても、わずかな配当をもらうだけにしかならずキャピタルゲインはゼロ、ということ。アメリカが今回の「100年に一度の危機」で失ったものなんか日本のこの26年の機会損失に比べれば誤差みたいに見えます。

じゃ、これからの日本はというと「よし、今は厳しいけどこれから日本は強くなるぞ」という話は極めて限られています。当面は「うつむき加減」の国のまま行ってしまうのでしょうか?ハトヤマさんもマエハラさんも花火だけは打ち上げましたが、JALタスクフォースとかいうのも迷走を始めてるようだし、、、。

でも、アメリカのチャートを見て気がつくのは、ダウ平均が急速に伸びたのは2000年にかけての15年間だということ。この間、85年のプラザ合意をきっかけに世界的にドル安が進み、日本では強い円が過剰流動性と相まってバブル経済に繋がっていったわけですね。アメリカはと言えば、ドル安を活用して製造業が復権したかというと全くそういうことはなく、経済のサービス化が加速したわけです。この間GDPに占めるサービス産業の比率はほぼ8割に達し、製造業でまともに輸出競争力を持つところは製薬業界などごく一部という結果になっています。金融工学が発展し、ある意味サブプライムのタネが仕込まれたのもこの時期です。

この間のアメリカは「自分たちのやり方でとにかく儲かるところ、儲かる事にフォーカス」して経済を伸ばしました。金融業界しかり、不動産業界しかり、製薬業界しかり、IT系しかり。安い賃金でも地道に働く、なんてことができるお国柄ではないので、フツーの製造業が衰退したのは当然です。製造業で伸びたところも、金余りを背景に買収で規模を拡大していたところが多いと思います。

日本のこれからはどう進むべきでしょうか。アメリカのような「儲かりゃいいんだろ」的な割り切りを受け入れる風土はなく、そうは言っても皆が求める生活水準は高く、ハングリーさを失い、新しいアイデアを伸ばす土壌に欠け、敗者復活のチャンスも限られ、高齢化が加速度的に進行する、、、。

どうにも僕には日本が「じり貧に向かう茹でガエル」のようにしか見えなくって、心配です。


ま、僕なんかが世の中の隅っこで心配しててもしょうがないんですけどねー。
またまた失礼しやしたー。
Posted at 2009/10/19 11:54:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2009年10月16日 イイね!

メタボ対策ー!!

メタボ対策ー!!アメリカで、コカ・コーラが従来の350ml缶の容量を6割ほどに減らした222ml缶を発売する、とのこと。一応、肥満対策ということらしいです。

アメリカに行かれた方は感じたと思いますが、向こうの「太った人」は本当にケタはずれです。大都市の中心部だと比較的少ない(それでも日本よりはるかに多い)ですが、中西部のちょっと田舎なんかに行こうもんなら、「えっとー、どうしてそれで歩けるの?」っていうぐらいの人が普通に歩いてます。

バスに乗ると、一人で普通に座ってるだけなのに横幅で3人分の座席をごく自然にふさいでしまう人が結構います。日本で「ちょっと太ってきたかも」と思う人がそういう町に行けば、「俺って実はめっちゃスリム?」って感じると思います。

画像は、アメリカの州別の肥満人口比率を示したもの。各州の成人人口のうちで、BMI(体重÷(mであらわした身長の2乗))が30を超える、というWHOの基準で「肥満」とされる人がどれぐらいの割合でいるのか、というのを示してます。ちなみに、身長170cmの人は86.7kgで「BMI30=肥満」となります。

これを見ると、一番肥満が多いのはミシシッピ州で、それ以外にもいわゆる南部と呼ばれる州で肥満率が高い傾向が見てとれます。実際、南部では脂っこい料理(揚げ物など)が多く、しかもたくさん食べますね。南部の州では大人の3人に1人近くが肥満だ、ということです。また、低所得者層になるほど肥満率は高いので、平均が3人に1人というのは恐ろしい話です。数年前にアトランタ(ジョージア州都、そういえばコカ・コーラ本社がある)の地元で有名だというレストランでオススメのステーキを頼んだら、巨大としかいいようのないのが出てきたっけ。意地になって全部食べたけど、大変だった。

日本はどうなのか、と思って調べてみるとBMI30以上という基準では人口の3~5%程度という推計のようです。最近随分と「メタボメタボ」と騒がれていますが、アメリカに比べればまだまだ健康な国ですね。でも、戦後ずっとBMIの上昇が続いていて、日本もやがてはヤバい状態になりかねないので、今のうちから騒いでるぐらいで、ちょうどいいのかも。


それにしてもアメリカの状況は深刻です。「テロや災害や温暖化ではなく、肥満で国が滅ぶ」と多くのアメリカ人が心配してます。コークの容量をちょっと減らしたところでどうなの?って感じですね。(コーク好きの人がこれを買っても、結局2本飲んでカロリーが逆に増えちゃった、ってなるだけのような)

Posted at 2009/10/16 12:59:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2009年09月27日 イイね!

原子力エンジン!!

原子力エンジン!!この間から、エコとかエネルギーについて調べていて、気付いたことがあります。



それは、あなたのクルマも、僕のクルマも実は「原子力エンジン」で走ってるんだってこと。



まーた天然野郎がアホなこと言ってる、と思われるでしょうが、これ正真正銘ホントなんです。それどころか、実は僕たちが使ってるエネルギーは殆ど全てが「原子力エネルギー」だってことなんです。



石油だって、石炭だって、原子力。

水力だって原子力。

風力だって、太陽光発電だって原子力。

キャンプ場の焚き火ですら原子力なんです。



何でかって言うと、元をたどればぜーんぶ「太陽」のエネルギーが形を変えただけなんですね。



石油や石炭は「化石燃料」といわれるように、大昔の生物が長い年月で変成してできたものです。これらの生物はどうやって生長したかというと、植物は太陽の光エネルギーで光合成をして、空気中のCO2と水から炭水化物を作ることで育ち、草食動物はその植物を食べ、肉食動物はその草食動物を食べて育ち、ということで、全ての生物はまずは植物が太陽エネルギーの形を変えることがあってはじめて育ち、生きることができる訳で、石油も石炭も結局は太陽のエネルギーが形を変えて貯蔵されていることに他なりません。(ある意味、石油や石炭は「太陽エネルギーの缶詰」みたいなものかも?ただ、缶詰からエネルギーを取り出すときにCO2が発生するのが問題ですね)

で、その太陽はなぜエネルギーを発するかというと、それ自体が宙に浮かぶ巨大な核融合炉で、中心部で水素核が融合してヘリウムになるプロセスで発生する膨大なエネルギーを光として地球に届けているわけですね。ですから、太陽の原子力エネルギーなくして、石油も石炭も一切ありえなかった、ってことです。

さて、地球になぜ風が吹くかといえば、これも太陽光で空気や海水、陸地が温められ、その温度差で低気圧やら高気圧やらが生まれて、気圧の高いところから低いところへ空気が流れるというのが風の大きな要因でしょう。その風を使う風力発電も、元をたどれば太陽の核融合エネルギー。

水力だって、山に雨が降るから川ができ、川ができるからダムで発電ができる、でなぜ雨が降るかといえば、太陽熱で暖められた海水が蒸発して、上空で冷却されることで雨雲ができるってカラクリだから、こいつもまた太陽さまさま。

そしてまた、当たり前ですが、太陽光発電は太陽がなければ、オハナシにもなりゃしません。



「究極のエコ」といったイメージのある風力や太陽光発電と、問題視されている石油、石炭が根っこをたどって行けば結局はおんなじ「太陽の光」が形を変えているだけだ、ってのは面白いなーと単純に思いました。

そんでもって、その太陽が悪名高き「原子力エネルギー」をその源として、僕たち地球の生命を生み育ててくれている、というのにはまた考えさせられました。

もちろん、今我々の技術で行っている核分裂による原子力エネルギー利用は、太陽中心部での核融合反応に比べると、それこそ月とスッポン。18世紀にワットが開発した蒸気機関と、現代のM5のV10エンジン以上にレベルが違ってますね。



まぁ、単にエネルギーの話だけじゃなくって、地球に存在する様々な物質を構成する水素以外の元素も、全ては太陽のような、あるいはもっと大きな恒星での核融合反応や、超新星爆発(スーパーノヴァ)を通じて作られたものなんですね。ってことは、この僕の、そしてあなたの体の中にあるカルシウムも、たんぱく質を構成する炭素も、ヘモグロビンに含まれる鉄も、ぜーんぶぜーんぶ、はるかな昔にはどこかの恒星の中心で燃えさかっていたはずだし、それがまた超新星爆発でドカーンと飛び散って流れ流れて今の僕やあなたの体の中にある、って訳なんです。

僕らはみんな、百億年近い昔には、銀河系で輝く大きな恒星だったんです。すごいですねー。みーんな、「星の子供」たちなんです。んー、ちょっとアブナイ宗教チックになってきたかなー??



さてそういうことで、あなたのクルマも、僕のクルマも、「太陽の核融合で生まれたエネルギー」をガソリンという名の缶詰から取り出しながら走ってるわけですから、実は「原子力エンジン」なんですね!!



なーんて、ヒマに任せてつらつらとまたしても馬鹿げたことを考えてたわけです。夜にこういうのを書くとみょうちくりんな方向に話が走ってしまってキケンですね。想像力というか、妄想力にまで原子力エンジンがついちゃう感じ???
Posted at 2009/09/27 01:18:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2009年09月19日 イイね!

ニッポンてえらいのかも?

ニッポンてえらいのかも?エコ話の続き。世界のいろんな国でのエネルギー消費ってどうなってんのかなーと思って調べてみたら、英語版Wikipediaでこんなの見つけました。

なんだかよく分からない感じのグラフですが、これは「一人当たりのGDP」つまりはその国の経済的な豊かさを縦軸にとり、横軸には「一人当たりのエネルギー消費」を電力(kW)換算したものをとって、世界の主な国をマッピングしたグラフです。(2006年時点の分析らしい)

グラフの見方としては、日本を例にとると縦軸が38000ドルぐらいの所にあって、国民一人当たり年に38000ドル稼いでることになります。為替の影響もありますが、主要国で一番高くなってますね。本当かなって感じもしますが。で、横軸は一人当たり5.5kWとなっていて、これ自体では意味が分かりませんが、他の国と比べてみると、先進国の中では低めの感じですね。

これを見ていろいろと面白いなーと思いました。まず目に付いたのはアメリカとカナダ。ダントツのエネルギー消費量です。この二つの国だけポーンと右に飛び出してます。あんたたち、いい加減にしとけよ、といいたくなるぐらいの消費(浪費)っぷりに見えますね。実際アメリカに住んでいたときにも「この人たちってホントにモノを無駄にする人たちだなー」ってのをよく感じました。食べ物の残しっぷりもそうだし、ペーパータオルやティッシュなどの無造作な使い方、どこに行くにも大きなクルマに一人乗りで移動、といった具合なので、浪費する国だとは思っていましたが、データで見てみると如実です。カナダの場合には寒冷な気候で暖房のためやむをえない面もちょびっとあるかもしれません。

あと、全体に見てみると当たり前ですが、国が豊かになるほどエネルギー消費量が増える、という一般的関係があります。産業が栄えれば国が豊かになり、特に第二次産業はエネルギーをたくさん使うし、豊かになれば国民も生活の中で冷蔵庫を持ち、クルマに乗り、エアコンを使いとどんどんエネルギー消費に向かうわけですね。

で、一番感銘を受けたのは(大げさかな?)我等がニッポンの位置。少なくともこのグラフ上では世界一の一人当たりGDPを稼ぎ出しているのに、エネルギー消費量はイギリス、ドイツ、フランスと変わりません。つまり、非常にエネルギー効率のいい経済になっているということです。しかも、輸入超過のアメリカと違い日本はエネルギー消費をして生産したものを輸出しているのですから、国内でのエネルギー消費に限ればさらに効率はいいはず。日本人のまじめさや「もったいない」精神が如実に反映されているようで、「さすが!」と思いました。

世界に対しても、もっともっとこういう日本のすごさをアピールして行きたいものです。

ちなみに、「世界平均」ってのが書いてあるので試算してみると、もし世界中の人口が日本並みのエネルギー消費をするようになると、世界でのエネルギー消費量が現在の2倍になり、もしアメリカ並みに使うようになると4倍になる感じですね。エコや環境の話をするなら、アメリカの浪費っぷりをどう変えるのか、エネルギー効率の低い中国、インド、ロシアなどの経済発展に伴う消費増をどうするのか、など根本的なところに切り込まざるを得ないように思います。
Posted at 2009/09/19 18:04:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2009年09月19日 イイね!

エコエコエゴエゴ

エコエコエゴエゴエコって何だろ?

あれもエコ、これもエコ

で、何のため?一体何処までやればいいの?

え?とにかくやることが大事なの?どうして「何故?」って聞いちゃいけないの?

それって、たかだか数十年前の「お国のために」ってのと本質的に何が違うの?

或は、お金持ちが慈善団体にハシタ金程度を寄付して、善人になった気分になってるのとは、どう違うの?(しかもそれで税金節約出来ちゃったりしてね)

思考停止するのやめようよ。温暖化より、オゾンホールより、人間っていう生き物にとってそれが一番危険だと思うよ。


なーんて、渋滞に巻き込まれかけて気ままに行き先変更してる極楽トンボのおいらがエラそうに言うことじゃ無かったですね。こりゃまた失礼しましたー。
Posted at 2009/09/19 10:23:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一般 | 日記

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