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自然に天然のブログ一覧

2010年06月17日 イイね!

アヒルの皮をかぶったハヤブサ??

アヒルの皮をかぶったハヤブサ??一昨日はアウディRS6について「ヒツジの皮を着たオオカミ」が好きだって話を書きました。


で、今日のニュースを見て持ったのが「こいつはアヒルの皮を着たハヤブサだな~」っていうバカみたいな感想。東北新幹線の新型車両「はやぶさ」です。

でも、なんとも妙なデザインだと思いませんか?運転席の先にムニョ~っと伸びたへんちくりんな形のクチバシがついてて。人それぞれの感じ方だと思いますが、世界でも一番カッコ悪い電車の一つでは?

なんでもこのデザインはトンネルを出る時にバーンという音を出さないために、断面積の変化率を一定にしながら、運転席の窓ガラスからの視界を確保しようとして生まれたものらしいです。

ま、リクツは分かるんですが、いかにも「エンジニア」の考えそうなことで、「デザイナー」が関与していないことが良く分かります。ある意味、ニッポンのものづくりへのスタンスの典型例ともいえるのでは?


この根本に流れているのが、極端に話を持っていきすぎかもしれませんが「人生の豊かさ」というものに対しての理解やコミットメントの不足だと思います。別の言い方をすれば、「クオリティオブライフ」についてのみんなの期待値が低い、ということ。理系の人に別に偏見はありませんが、えてして理系的に頭のいい人はなぜか、人生楽しむというスタンスの割合が少ない、と感じます。

腕時計一つとっても、エンジニア系の人のクオーツ、さらには機能一辺倒のデジタルクオーツ時計をしている割合は、文系の人に比べてかなり高いのでは?という気がしてます(僕の周辺での観察なので間違ってると思いますし、僕自身クオーツも好きな時計が結構あるのでエラそうなこと言えませんが)。んでもって、エンジニア主体で行きすぎると「製品」としては優れいていても「商品」としては「??」なものになりかねない、という気もしてます。次のM5が「アヒルの皮を着たハヤブサ」みたいなデザインだったら、誰も買いませんよね。


これに対して、例えば南ヨーロッパに旅行したら皆さんも感じられたと思いますが、町の作り方や公園のあり方、ちょっとした小道でのオープンカフェ、平日も深夜までにぎわうバーなど、ニッポンよりも明らかに一人当たりGDPは低いはずなのに、「この人たちホントに人生をエンジョイしてるなー」と感じます。

ヨーロッパに限らず、アメリカでも結構感じますし、オセアニアでも同様。


ニッポンは世界第二位の経済規模を持ち(中国に抜かれてもダントツ3位)、個人の資産も額面上は多い、という国でありながらたまの休日は渋滞ぎっしりの高速道路、良さげなお店はすぐに行列、海沿いの町でもどうにも町並みゴチャゴチャ通りも狭い、夏の湘南あたりにでも行こうもんなら毎日の通勤列車の方がマシだったってな混み具合、、、

あまりにも「人生の楽しみ方」オプションが貧弱に見えてしまいます(実は発想変えればいろんな楽しみ方があるし、そうしてる人もいっぱいいますけどね)。明治維新以降、そして敗戦以降欧米の先進国に「追い付け追い越せ」で頑張ってきた姿勢はとても素晴らしいと思うのですが、その中で「楽しむ」ということがおろそかにされ過ぎたのかな、という気がします。

本来、ニッポンは伝統工芸(美しい着物、蒔絵、木工、などなど)や伝統芸能(歌舞伎、落語、能、などなど)そしてまた賑やかな祭りに代表されるように、もともと庶民も人生を楽しむ姿勢を持つ国でした。「京の着倒れ、大阪の食い倒れ、神戸の履き倒れ」なんて言い方もありますね。


そろそろ、僕たちニッポン人も本来の「人生を楽しむ」スタンスを思い出して、それを忘れずにいい仕事をしまっせ!!っていう形にしていくのが必要じゃないかな、と思います。そうすると、これまでに培った素晴らしいエンジニアリングの力が本当に活かされてくるんだろうと思いま~す。


またまたいつものごとく勝手な戯言、失礼いたしやした~~~!!


Posted at 2010/06/17 12:19:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2010年06月15日 イイね!

ワールドカップ、場外での死闘

ワールドカップ、場外での死闘昨夜、ワールドカップの日本対カメルーン戦を見ていてふと気になりました。

「そーいやー、前回のワールドカップは確かマスターカードがPricelessとか言ってやたらと広告してたのに、いつのまにかVISAになってるな」


ちょっと調べてみると、過去16年間にわたりワールドカップの公式クレジットカードはマスターカードがスポンサーをしていたらしく、そこにVISAが食い込む中でマスターカードがFIFAを訴えるなどの泥沼の戦いになっていたとのこと。

いやあ、こういう場外の死闘ってのも外野としては面白いもんです。2010に続く2014もVISAで決まっているらしいですが、その次はまた仁義なき戦いになるのでしょうか?


ところで、VISAとマスターってそういう互角の勝負をするぐらいのイメージなんですが、実際どっちが大きいのかなって興味が出てきたので手元にあった資料で調べてみました。

VISA:発行枚数17億枚、取扱高4兆1870億ドル
マスターカード:発行枚数9.8億枚、取扱高2兆5330億ドル

ちなみに他のメジャーカードも見てみると、
アメックス:発行枚数9240万枚、取扱高6830億ドル
JCB:発行枚数6097万枚、取扱高879億ドル
ダイナース:発行枚数700万枚、取扱高300億ドル

へ~~。VISAの方がマスターの2倍近い規模だったんですね~。同じぐらいかと思ってた。オリンピックに続き、ワールドカップも公式スポンサーになり、VISAはますます拡大するのかも。マスターカードも全力で巻き返しを進めるだろうし、これからも面白そう。

ついでに、各社のカード1枚当たりの取扱高をザクっと見てみると、
VISA:2,463ドル
マスター:2,582ドル
アメックス:7,392ドル
JCB:1,442ドル
ダイナース:4,286ドル

結構カード会社ごとに違うもんですね。VISAとマスターはほぼ互角。アメックスは欧米でのコーポレートカードと出張での需要が全体を押し上げてるのかな?JCBはそもそも現金主義かつコーポレートカード需要の少ない日本が主体だから控えめなんだと思います。ダイナースはやはり少数精鋭で良い顧客にフォーカスして頑張ってる感じですね。


な~んて、日本代表の皆が頑張ってるのを横目で見ながらワケのわからないことを考えてました~。

まずは一勝、おめでとうございま~す!!
Posted at 2010/06/15 11:11:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2010年06月10日 イイね!

所得倍増計画!!

所得倍増計画!!ここで、臨時ニュースをお送りします。

政府が、今後5年かけて勤労者の所得を2倍にする計画を発表したそうです。

毎年、平均賃金を15%上げていくことで、5年間でキッチリ2倍になるというハナシだそうです。


な~んて、そんなおいしいハナシがどこにあるんだ??と思ったらお隣の中国でした。

確かに、中国では経済が成長している割に労働者への分配が伸びていないことが問題になっていてストライキなども多発していました。国として賃金上昇を発表せざるを得なかったという面も大きいでしょう。

でも、賃金を5年で2倍にしような~んてことを政府が真面目に語れるほど、経済の勢いはやはり大したもんだってことですね。


振り返ってみれば(私は生れてませんでしたが)ニッポンも1960年にかの有名な「所得倍増計画」を池田内閣が打ち出しました。当時は、国民総生産を10年かけて2倍にするという計画で、実際には10年かからず6年で実現してしまったとのこと。

中国の計画は賃金の増額ですから比較対象としてはだいぶ違いますし、国民総生産を6年で2倍にすることの方が凄いことだと思います。


そう考えると、当時のニッポンは本当にすごいエネルギーを持っていたんだな、ってことが分かりますね。


な~んてことをボケ~っと考えていたら昨日の新聞にはこんな記事が。
「中間所得層が2割減、30~40歳代の収入減目立つ 経産省分析」
なんでも、「30歳代の年収を2000年と09年で比べると、所得の山が500万~550万円から400万~450万円に移った。40歳代の所得も下がっている。」とか。


いやはや、このままじゃホントにやばいんじゃない、ニッポン???

ここは一つみんなで頑張らんと~~~!!!
Posted at 2010/06/10 15:23:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2010年06月03日 イイね!

果たしてニンゲンはITの進化に耐えられるのか?

果たしてニンゲンはITの進化に耐えられるのか?ITがもてはやされるようになった頃、良くこういうことが言われてました。

「いつでも必要な情報が手に入り、それを自由に加工できるようになる」

「誰とでもいつでも連絡がつき、迅速なコミュニケーションがとれる」

「以前は大型コンピューターを使わないとできなかったような高度な分析がPCで可能に」

「文字情報だけではなくフルカラーの画像、動画、など極めてリッチな情報伝達ができる」

「これらの結果として、人々の生産性が上がり、より短時間でこれまで以上の仕事ができ、時間と心の余裕が生み出される」




では、実際にはどうだったでしょうか?

確かに、いつでも必要な情報が入り、いつでも連絡がつき、高度な分析も可能で、リッチな情報が溢れるほど飛び交うようにはなりました。

その結果として起こったのは、「より短時間でこれまで以上の仕事ができ」る世界ではなく、「今まで以上にいつでもどこでも仕事をしながら、昔では考えられなかったようなスピードで仕事が展開する」世界です。

ブラックベリーなんかを仕事に使っている人は、はっきり言って24時間中毒状態になっていて、いつでもどこでもメールのチェックをしないと禁断症状が出るようです。メールを送る側も、「いつでもどこでも読める」ことを前提にして送ってることも多く、翌日になって「あ、気づいてませんでした」ってわけに行かない人も多いみたい。




まあ、考えてみれば全くもって当たり前の話で、世の中に技術が普及すれば競争のある限りは相手も自分も最先端の技術を使ってとことんまで闘うわけで、「さて、この間とおんなじだけ仕事ができたから今日は昼で終わり!!」な~んて話が通用する道理がありませんね。そんなことしてたらもっと頑張るライバルの会社に負けるか、その手前で同僚との出世競争に負けちゃうって感じ??




ある意味、IT業界の人々は世の中を知らないというか、その辺の現実味がないという感じを受けることがありますね。「技術が進化してますますみんなハッピーに!」ってな感じで。(ま、彼らも自分たちの技術や商品を売らなきゃいけないから、こういう売り文句を分かって言ってる面があるんでしょうけど)

これからも、情報技術の進化はもちろんさらに加速するでしょう。でも、そうなっていった時に果たしてニンゲンの方が持つのかな?って勝手に心配しちゃいます。




さてさて、どうなることやら~??
Posted at 2010/06/03 11:40:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2010年06月01日 イイね!

ミラクル、それとも不思議な夢だったのか?

ミラクル、それとも不思議な夢だったのか? 


それは、何年か前のある秋の日のこと。



その食堂は、手作りパン屋さんの跡にいつの間にかありました。

大きなガラスの窓。白いドア。中の雰囲気はすっきりと簡素なのに暖かみがあっ て、とても心地よさそうでした。



その食堂は、僕がその頃住んでいたところから、大きな通りに出る小道沿いに在っ て、毎日その前を僕は通ってました。

夜、部屋に帰る時には奥にあるキッチンで、とても素直そうな、女の子と言ってもいい年齢の人が料理を作っているのが見えました。

飾り気がない、それでいて不思議に惹かれるその食堂に、ある日の昼下がり僕は入ってみました。



昼ご飯のメニューは、オムライスとその日の日替わりメニュー、あとはたまにカレーがあったりの数種類。とても シンプルですが、もちろんすべて手作りの料理。

僕は日替わりのハンバーグを注文しました。



30分後、夢中になってハンバーグランチを食べ終わった僕は、食後のコーヒーを飲んでまた驚くことになりました。

こんなに美味しいコーヒーは、初めてです。

一日にコーヒーを5~6飲杯むことも有るコーヒー好きの僕も、こんなおいしさは味わったことがありません。



それから僕は、毎日のようにその食堂に通うようになりました。

時には、仕事を抜け出して昼ご飯を食べに来て、そして夜プールからの帰りにまた夕ご飯を食べることも。



その頃、ガラにもなく心に傷を抱えていた僕は、その食堂に通いつめることでいつの間にか癒されていました。

店を一人で切り盛りする女の子は、一切無駄な話をせず、おいしい料理とコー ヒーを、とても良い雰囲気の中でいつも出してくれていました。

店には、僕がよく知らない心地良い曲がいつも流れていました。

その食堂で、僕はとてもユニークで楽しい人たちと出会いました。



やがてある日、その子は結婚し、しばらくしてその食堂も閉じられることになりましたが、それ迄の日々、僕はとても幸せでした。



その食堂の名前は、"奇跡"という言葉。

僕にとっては、傷き乾き切っていた心を少しずつ、ゆっくりと元気にしてくれた、本当にミラクルのような場所と時間でした。



あれは本当にあったことだったのだろうか?それとも、僕の夢の中の出来事だったのか?



でも、今も思い出す。あのハンバーグと、あのコーヒーの味。もう戻れない、あの空間。あの時間を。
Posted at 2010/06/01 20:03:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | 一般 | 日記

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「やっぱりバブルだね http://cvw.jp/b/572203/44975398/
何シテル?   03/30 12:13
いい年して天然ですがよろしくおねがいします。
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