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自然に天然のブログ一覧

2010年05月04日 イイね!

長距離走者の孤独、、、

長距離走者の孤独、、、先日、アラン・シリトーという英国の作家の訃報がありました。

この人の代表作「長距離走者の孤独」は高校生の頃に読んで衝撃を受けました。自分の中に潜んでいる偽善(あるいは偽善との馴れ合い)を正面から突きつけられると同時に、「誠実であること」の本当の意味を考えさせられた気がします。


僕自身、子供の頃から短距離も長距離も走ることが好きで、主人公の持つ孤独さ、透き通っていく感覚、高揚感のようなものを共有できる気がしたのも、このストーリーが印象に残った理由だったのでしょう。


この人の小説には他にも強い印象を残すものが多く、「土曜の夜と日曜の朝」も何度も読みました。


生きていくうえで、本当に誠実であり続けることはとても難しい。でも、偽善にまみれて生きていくことを選びたくない。そう真剣に思っていた頃を思い出します。今でも僕に影響を与えている作家です。


彼のことですから、中途半端な冥福を祈る台詞など要らないと思っていることでしょう。「ありがとう」という言葉だけ捧げたいと思います。
Posted at 2010/05/04 22:12:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2010年05月01日 イイね!

このデザインなら難しくない、、、ハズ??

このデザインなら難しくない、、、ハズ??この間、時計のデザインについてちょっと書きました。
今日は、デザインというか設計について。

写真は、この間出張で泊まった海外のホテルの部屋のドライヤーです。 こいつのデザインが、何とも問題だな~と思ったんですね。


ぱっと見た感じでは、「え?どこが問題なの?」と思われるかもしれません。 でも、誰でも一旦使ってみれば「こりゃ問題だ」というのを実感するはずです。

っていうのも、このドライヤーを使うと、髪を乾かしている最中にいきなり温度が変わったり、風量が強くなったり弱くなったり、時にはスイッチが切れて、とてもまともに使えないんです。でも、どこかが故障してこうなる訳ではありません。

このドライヤーのちょうどグリップを握る位置に、シーソーのように動くロッカースイッチが二つとプッシュスイッチが一つあって、ロッカースイッチが風の温度と風量(オンオフ兼用)を調節して、プッシュスイッチで冷風になるようになってます。そして、スイッチの間隔が狭いので、グリップを握る指がどうしてもスイッチの上にかぶる形になります。そのために、フツーにこのグリップを持ってドライヤーを使い始めると、ちょっと角度を変えたりする拍子に握りの具合でスイッチの位置が変わり、温度や風量、さらに電源のオンオフが変わってしまうんですね。 スイッチを避けてグリップを持とうとすると、一番下の細くて不安定な部分しかない、ということになります。

これには、あきれるのを通り越して不思議な気持ちになりました。こういうレベルの製品をデザインしてしまうってのは、一体どんな設計者がどんな組織でやってるんだろう、って。(ま、ご想像の通り中国製でしたけどね)

さらに、このホテルはその街ではかなりいいレベルのホテルのはずだったんだけど、ちゃんと担当者がテストもせずに導入してしまったのかな、ってのもとっても不思議でした。

ヘアドライヤーのデザインなんて、枯れ切った世界でほとんど違いはなさそうなイメージでしたが、そんなところでも「悪いデザイン」ってのはちゃ~んと存在するんだな~と変に感心した出来事だったわけデス。
Posted at 2010/05/01 23:42:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2010年04月18日 イイね!

どうしていちいち”ガイジンさん”に聞くのかな?

どうしていちいち”ガイジンさん”に聞くのかな?先日、テレビで「ニッポンの変なところを外人さんに聞いてみました」っていう、極めてありがちな企画の番組がありました。

で、みていて改めて思ったのが、どーしてニッポン人はこんなに「ガイジンさん」に批判してもらいたいのかな?ってこと。


例えば、ある白人男性2人組に「どこに行ってもお店の行列があって、とっても不思議デース。ワタシ達の国ではそんな行列することアリマセーン。」なーんてことを言われて、出演者が「やっぱりニッポンは変なんですね~」ってなこと言ってる。

でもね、この発言してたのはニュージーランドとオーストラリアから来てた人たち。考えてみてもください。人間より羊の数の方が10倍多い国と、人口密度が日本の100分の1しかない国の話です。そりゃ~、行列作りたくてもできないでしょ?って感じなんですけどね。それを言うなら、アメリカでのiPadの発売の時に徹夜で並んでたのは、いったいどこの国の人なんでしょーかね?


はたまた、いわゆる変なガイジンのデーブ・スペクターが「欧米の常識、ニッポンの非常識」みたいな話で「ニッポンで洗濯物をマンションのベランダに干してるのにビックリした。アメリカでは条例で禁止されてることも多いし、ありえない」ってなこと言ってました。

いったいこの人は「欧米=アメリカ」だとでも思ってるんだろうか?スペインやイタリアの古い石畳の街に行った人は、狭い通りの両側の建物の間に紐が何本も渡してあって、そこに見事に洗濯物が翻ってるのを見たことあると思います。

「洗濯物を外に干さない」のは単に気候が寒い/天候が悪い国の人々の習慣にすぎないと思うんですが、それをあたかも「世界の常識」のように語り、それをまた無知なニッポンの出演者たちがまるで自分たちが間違ってるかのようにコメントしてるのはなんとも情けないもんです。


僕が思う「ニッポンの変なところ」は、「出身も文化も違うガイジンにいちいちニッポンの変なところを指摘されて喜ぶMなところ」ですね。日本に勝手に来ているガイジンが何を言おうが、“That's none of your business”でいいんじゃないのかな~??


ニッポンにはニッポンのいいところがいっぱいあります。もちろんもっともっと良くしていくべきことも沢山ですけど、真っ当にまっすぐに自信を持って、みんなで頑張るのがスジってもんだと思いま~す。
Posted at 2010/04/18 09:31:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2010年04月12日 イイね!

”自分の眼で確かめたんだから、間違いない!!”、、、、、のかな?

”自分の眼で確かめたんだから、間違いない!!”、、、、、のかな?この間、ある高速の料金所出口付近でシートベルト着用の一斉取り締まりをしてました。

自分で運転する場合には、シートベルトをするのはすっかり習慣になってるというか、逆にしないと気持ち悪いような感じになるので、こういう時に何の問題もありません。ただ、この時には高速出口ということで、後席のシートベルト非着用も対象にしていたようで、自家用車が何台も捕まってました。 (タクシーは大目に見てたみたい)

捕まえる仕組みとしては、料金所のブースの陰に警官が陣取っていて、料金所を通過する車両でシートベルトをしていないと認めたものについて数十メートル先の取り締まり会場の警官に無線で連絡をする、というもの。


でも、これってこの料金所ブースにいる警官の見間違いは十分あり得ますよね。例えば、シートベルトの色にそっくりなグレーの服を着てたりして、分かりにくいとか。


あるいは、ベルトをしてなかった人が、ブースから会場に着くまでの間にベルトを着けたらどうなるんでしょうか?「ブースの警官が確認したんだから間違いない」といって切符切るのかな?警告だけで済むんだろうか?


てなことを考えたのも、人間の眼ほど騙され易いものはないからなんです。写真の騙し絵もその一つ。見たことのある方も多いかもしれませんが、この写真のAの部分とBの部分の色は、実は全くおんなじ色なんです。

いや、ホントなんです。

初めて見た時には僕もびっくりして「さすがにそれは間違いだろう」と思いました。でも、こちらのサイトで確かめると、確かにおんなじ色なんです。 これはMITの教授が考えたものらしいですが、何回見ても騙されます。

なんとも不思議です。でも、他にもいろんなパターンがありますね。こちらに色々有名な奴が載ってます。これらを良く「目の錯覚」と呼びますが、そいつはとんだ濡れ衣です。眼はほぼ正確に対象を映してるんですが、脳がそれを間違って解釈してる訳です。


で、結局のところ何が言いたいかって言うと、”人間の眼なんて実は対してあてにならない。というか、人間の脳は大体において「見たい」と思っているものを見てしまう”ということ。取り締まりをする人も十分ここはわきまえてやってね、ってことで~す。
Posted at 2010/04/12 19:22:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2010年04月08日 イイね!

アップルがマイクロソフトになる日、、、

アップルがマイクロソフトになる日、、、アメリカで鳴り物入りで販売開始になったiPad。要するにiPhoneがやたらと膨張してしまった、という雰囲気のタブレット端末です。(機能的にもはっきり言って大差ないみたい)

現地での反応は二極化していて、PCオタクじゃない人には大好評、ディープなマニアは酷評という感じになっているように思います。ただ、電子書籍端末としてアマゾンが頑張って販売しているキンドルという端末の普及台数を早い時期に軽く抜き去るのは間違いないようです。


で、先日ロスアンゼルスに行った時、ドライブ中のラジオで議論になってたのが、「iPadが大ヒットすると、アップルによる情報統制が問題となってくる」というテーマです。

つまり、iPadはiPhoneと同様にアップルのプラットフォームを使ってアプリをダウンロードすることで様々な機能を使うことができるのですが、この「アップルのプラットフォームを使って」というところがミソ。アップルが認めない機能や内容を持つソフトはiPad上で動かすことができないという訳です。

その典型例が、前回の大統領選挙です。アップルは、政治的メッセージに繋がるアプリを一切iPhone用に許可しませんでした。ですので、大統領選に関して当時iPhoneで使えたアプリは「新しい大統領が就任するまであと何日何時間何分何秒」というカウントダウンタイマーだけだったとか(ラジオでこう言ってましたが、ホントにホントなんでしょうかね?)。もちろん、Podcastは様々な内容のものがあったようですが、アプリに関しては情報統制の対象となっていたようです。もちろん政治的アプリを規制する正当な理由としては色々考えられますが、それにしても、、、、という感じです。


果たして、アップルはこれからもこういうスタンスで行くんでしょうか?極めて優れたユーザーインターフェースを武器にして、通常のPCとネット環境が持つ自由度を大きく規制しながら熱烈なファン層を広げていくというアップルの戦い方が、結果としてネットを通じて得たはずの個人の情報収集や発信の自由を下手すると制限してしまうことにつながるってことかも。アップルの信念や都合による情報統制の世界?

アップルという会社は、これまでマイクロソフトの「ソフトウェア暗黒帝国」に挑戦を続ける自由とおしゃれさの旗手のようなイメージがありましたが、このまま行くとマイクロソフトの独占企業的振る舞いに勝るとも劣らない独善的なリーダーになりかねない、のかも????と思ったわけ。

いやはや、それは、いやだな~。だって、アップルの製品結構好きなの多いし。尖がった面白い製品で世の中を刺激し続ける存在でいてほしい。ジョブズだって、もちろんアップルをマイクロソフトみたいな会社にしたいとは死んでも思わないだろうしね。


余談ですが、僕はマイクロソフトって会社は申し訳ないですが大っきらいです。最近のOffice 2007のユーザーインターフェースの改悪がこの会社の思いあがりと馬鹿さ加減を如実に物語ってます。クルマで言うなら、「これまでは、アクセルの左隣にブレーキペダルがあったけど、今回からハンドルの裏側にブレーキペダルがあるからね。だって、その方が”ロジカル”なんだもん。他にも20か所ぐらい操作の仕方を”ロジカル”に変えといたから。じゃ、よろしくね!」って言いながら、これまでと全く操作方法の違うクルマを売りつけるようなもんです。しかも、他にまともなクルマを売る会社が存在しない状態で。(「あ、他の会社はマイクロソフトがきっちり潰しておいたんで。んじゃ、よろしくね!」)

マイクロソフト関係者がいたら気を悪くすると思いますが、ま~自業自得だと思ってあきらめてくださいね~。どうにもこうにも、失礼いたしやした~。ちゃんちゃん。
Posted at 2010/04/08 21:36:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一般 | 日記

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