
先週は天気がイマイチでしたが、金曜、日曜、そして今日と気持のいい青空が広がっています。
こういう天気の日は、やはりオープンエアドライビングを楽しみたいもの。
「12月の寒空にオープンなんて、物好きだよなー」「カッコつけて乗ってんじゃねーぞ、コラ」と思われる向きもあるかとは思いますが、実はほとんど寒くないんです。快晴の青空のもと、クリスプで透明な風を微かに感じながらオープンで走るのは今の季節ならではの楽しみです。
E93アルピナB3カブリオはフル4シーターのオープンですから、普通に屋根を開けて走っていると風の巻き込みも強く、凍えそうになるのは事実。でも、さすがは冬が寒いドイツ生まれ、色々な装備で真冬のオープンもとても快適に過ごせます。
中でも一番威力を発揮するのは写真のウィンド・ディフレクター。これを装着すると2シーターとしてしか使えませんが、ルーフオープンでもサイドウィンドウを上げ、ウィンド・ディフレクターを使うことで風の巻き込みが大幅に抑えられます。これだけで、ちょっと暖房をかければ11月ぐらいの気温なら長袖シャツだけでも十分OK。比較のために言うなら、M5の運転席と助手席のサイドウィンドウを下げて走る時の風の巻き込みよりも遥かに少なく、感覚的にはサンルーフだけを開けている時よりも穏やかな感じ。ディフレクターの脱着も簡単で、4人乗りにしたいときにはすぐに取り外せます。
今日のように天気が良くても冷え込む日には、シートヒーターと暖房の温度を上げることで、シャツとジャケット程度の軽装でも寒さを感じません。高速走行でも、まったく問題なし。(これは僕がバイクにも乗るので若干“期待値”が低いせいもあるかも。) 特に、暖房温度を最高(28℃)に設定したときに吹き出し口から出てくる風は、「熱風」と言ってもいいぐらいで、手に直接あたると熱くてたまらなくなるほど。
これからさらに寒くなってくると、レザージャケットやマフラー、キャップなんかも必要になるかもしれないけど、青空のすがすがしさを味わうためにオープン主体で行こうかと思ってます。(E93も含めて、意外と他のオープンカーで屋根開けてるのを見かけないのはなぜだろう?)
Posted at 2009/12/07 12:35:43 | |
トラックバック(0) |
アルピナ | 日記