
海外サイトで新型5シリーズ、F10ベースのM5の動画や情報が色々と出ています。
エンジンの性能自体は、V8ツインターボ化されることによって、特にトルクが低速から強化され、もちろん最高出力も向上するようです。
でもこの動画のエンジン音を聞く限りでは、残念ながらイマイチ感動させるものとは思えませんでした。
現行のV10の音は、もちろんセダンとして控えめにチューンはされていますが3500回転を超える頃から色気を持ち始め、6000回転超で強烈に官能的な響きになります。それに比べて、画像のエンジン音は回転が上がった時の盛り上がりに欠けるというか、同じような音質で回転数の上昇に合わせて音量とピッチが上昇するだけのように聞こえます。
もちろん、YouTubeの動画をPCで再生しているだけなので、実際に聞けば大違いという可能性もありますが、同じ動画に入っているM3 GTSのつやのある音質とは明らかに違いがある、というのは思い過ごしでしょうか。(ま、GTSのエンジンはノーマルのM3をさらにチューン、高出力高回転型にしたものなので、E60M5よりもさらにいい音なのは間違いないと思います)
この新型M5のエンジン音の感覚は、どちらかというとアルピナB3ビターボの音質に似ています。もちろん悪い音ではないのですが、乗り比べるとM5の官能性は段違いです。それは、SMGのギアシフトがスパスパ決まる感覚と、スウィッチトロニックの一瞬ラグがある感覚との違いにより、さらに強調されてるのも事実です。今度のM5のエンジン、どうなるのか興味津々なのと同時に、なんだか心配もしてます。
一体どうなるかな~????
Posted at 2010/05/23 21:25:59 | |
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BMW | 日記