
次期M5のエンジンについてですが、この間も書いたとおり現行X5MやX6Mと同じV8ツインターボをベースとした改良版になりそうだ、という話です。
でも、どこの国にも往生際が悪いファンが居るもので(僕もその一人)、やっぱりBMWはよりとんがったエンジンをM5向けに開発中ではないか、という議論がいまだに続いてます。
2005年から「インターナショナルエンジンオブザイヤー」を4年連続で獲ってきたBMWは、2009年はVWにその座を明け渡し、「ベストパフォーマンスエンジン」を3年連続で獲ったM5のV10は2008年にポルシェの3.6Lツインターボに僅差で敗れ、2009年はAMGの6.2Lエンジンに首位を奪われています。
2009年は、全12カテゴリーあるエンジンオブザイヤーの中で、BMWはプジョーと共同開発の1.6Lターボを入れても3カテゴリーしかとれておらず、2007年に7カテゴリー、2008年に6カテゴリーを制覇していた勢いを失っています。
この状況で、「バイエルンエンジン製造所」を名乗る会社の、しかもモータースポーツディビジョンが危機感を抱き、燃えないわけないでしょう、というのが一部のファンの思い、というか願望、というか妄想です。
仮にV8TTだったとしても、パフォーマンス的にはE60M5を上回るのは間違いないので、上まで気持ちよく回る官能的エンジンであってくれれば良いのですが。F1ゆずりのKERSを装備するといったウワサもありますが、これは乗ったときのフィーリング的にどうなんでしょうか?重量増になるのは間違いないので、単なる直線番長にならないか、ちょっと心配。
新型M5の正式デビューは2011年秋のフランクフルトですが、E60の時と同様にコンセプトモデルとして2011年3月のジュネーブでお目見えする、という情報があります。あと一年ちょっとですね。
いやいや、はたしてどうなることでしょうか?
Posted at 2009/12/26 18:21:32 | |
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BMW | 日記