
史上屈指の高校生左腕投手、花巻東の菊池君が涙ながらに「国内プロ球団」を志望するという記者会見がありましたね。
だれの目にも明らかなように、彼が本当に行きたかったのは大リーグ球団。それを周りの雑音やら圧力やらに捻じ曲げられてしまったようです。
いったい、ニッポンの「野球界」ってのは何なんでしょうか?
「出る杭は打つ」と「既得権保護」という、この20年間ニッポンをダメにしてきたオヤジたちの縮図?(打つのはボールだけにしとけよ、って言いたくなりますね)
「これを認めたら、ニッポン野球界がどんどん空洞化していく」なんてことを言ったかどうか知りませんが、こういうのは没落業界の手前勝手な理屈でしかありません。そんな業界はどんどん空洞化して、どんどん衰退するのがスジってもんです。それが嫌なら、もっと血のにじむ努力をしながら観客が球場に足を運び、テレビでも観戦したくなるようなものに磨き上げていくしかないでしょう。
菊池君にとっては、人生の大きな決断で横槍が入りましたが、まだ若いことですからこれを逆に成長のばねにしてさらに素晴らしい選手になってほしいものです。
で、今日のニュースで面白いなと思ったのがタイトルの言葉。
「世界経営者会議」っていう日経主催のイベントでの
ユニクロ柳井さんのコメントです。まさか、菊池君の会見を見ての発言では無いと思いますが、以前プロ野球の球団買収の噂があったぐらいだから、あり得るカモ??
ま、ユニクロの快進撃が海外展開という難題を前にどこまで続くかは見物ですが、やはりこれぐらいの明快なスタンスとやる気がない限り、ニッポンの未来は切り開けないでしょう。たとえ失敗したり、苦戦したとしても、そこからいろんなことを学び、またそこから強くなっていくわけですから。
挑戦しない人に、新たな未来は開けません。
ってなワケで、おいらももっともっと挑戦しないと~、と思った次第でございまする。
Posted at 2009/10/26 15:35:07 | |
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