
つい最近「火星と木星の間にあるテミスという小惑星の表面が氷で覆われていて、大量の水と有機物が存在する」というようなニュースがありました。
40億年以上の昔、生まれたばかりの地球と他の大きな天体が衝突し、その時大量に吹き飛ばされた物質が固まって現在の月になったと言われています。そして、そのときの地球は衝突で高温となり、当初あったかもしれない水分は全て宇宙空間に蒸発してしまったとか。
その後、なぜ地球に海ができたか。この謎への答えになりうるのが、今回の発見が示す「小惑星」の働き。つまり、乾ききっていた当時の地球に、水分を大量に含んだ小惑星や隕石が長年の間に多数ぶつかり、それでも月ができたときほど高温にならなかったのでその水分が地球に蓄えられていった、という説。
いやー、なんとも不思議な話です。でも、さらに不思議なのは最近(といっても結構前からみたいですが)言われている、生命の起源=隕石説。
なんでも、隕石にDNAやたんぱく質の元となるアミノ酸がたくさん含まれ、それができたての海に降り注ぐことでだんだん有機物の濃度が上がり、やがて自己複製の能力を獲得した生命が誕生した、というようなことらしいです。
いやいや、ホントにこんな話がありえるんだろうか?だって、生命に必要な水も、さらに生命そのものを形作りDNAを構成するアミノ酸も、都合よく地球の近くにたくさん小惑星の形でなぜか存在してた、ってこと?
そして、それらの小惑星が、太陽からちょうど良い距離はなれた(つまり暑すぎて水が沸騰したり、寒すぎて凍りついたりしない)地球という惑星にうまい具合にたくさんぶつかってくれて、そのうち気が付いたら生命が誕生してた、ってこと??
もしもこれが本当なんだとしたら、こうやって僕らがここで生きてるってことは単なる偶然の結果だとは思えないような気もします。まるで神様みたいなスゴイ存在が本当にいたりするんじゃないか、ってぐらい、不思議なんですが、科学者の方はどう考えてるんでしょうかね?シミュレーションの結果として十分ありうる、ってことで片付いちゃうのかな?
でもでもでも、その隕石にたくさん含まれるアミノ酸はいったいどこから来たの??誰か教えて~!!
Posted at 2010/05/14 00:32:46 | |
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