
ここで、臨時ニュースをお送りします。
政府が、今後5年かけて勤労者の所得を2倍にする計画を発表したそうです。
毎年、平均賃金を15%上げていくことで、5年間でキッチリ2倍になるというハナシだそうです。
な~んて、そんなおいしいハナシがどこにあるんだ??と思ったらお隣の中国でした。
確かに、中国では経済が成長している割に労働者への分配が伸びていないことが問題になっていてストライキなども多発していました。国として賃金上昇を発表せざるを得なかったという面も大きいでしょう。
でも、賃金を5年で2倍にしような~んてことを政府が真面目に語れるほど、経済の勢いはやはり大したもんだってことですね。
振り返ってみれば(私は生れてませんでしたが)ニッポンも1960年にかの有名な「所得倍増計画」を池田内閣が打ち出しました。当時は、国民総生産を10年かけて2倍にするという計画で、実際には10年かからず6年で実現してしまったとのこと。
中国の計画は賃金の増額ですから比較対象としてはだいぶ違いますし、国民総生産を6年で2倍にすることの方が凄いことだと思います。
そう考えると、当時のニッポンは本当にすごいエネルギーを持っていたんだな、ってことが分かりますね。
な~んてことをボケ~っと考えていたら昨日の新聞にはこんな記事が。
「中間所得層が2割減、30~40歳代の収入減目立つ 経産省分析」
なんでも、「30歳代の年収を2000年と09年で比べると、所得の山が500万~550万円から400万~450万円に移った。40歳代の所得も下がっている。」とか。
いやはや、このままじゃホントにやばいんじゃない、ニッポン???
ここは一つみんなで頑張らんと~~~!!!
Posted at 2010/06/10 15:23:02 | |
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