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昨日のオリエントスターから、サンドベージュ繋がりで。

今日の相棒はフランクミュラーのマスターバンカー、ハバナ文字盤モデルです。フランクミュラーと言えば、ビザン数字と呼ばれる独特の字体のアラビア数字インデックスが代表的ですが、このハバナ文字盤を見て一目惚れとなりました。

トノー型のケースの文字盤外周を、なんとも言えない味わいのあるサンドベージュの帯が彩っていて、インデックスは6・9・12時のみアラビア数字、残りはクサビ型。マスターバンカーの第2・第3時刻を表示するサブダイヤルがサンドベージュの枠に綺麗に調和しています。

6850サイズ、ハバナ文字盤のレトロな雰囲気にはローズゴールドケースのちょっとした色気がピッタリでお気に入りです。

フランクミュラーはETAポンのガワ時計だという見方もありますが、彼はもともとはすごいムーブを作る若き天才と呼ばれた独立時計師です。カサブランカでは敢えて逆に振って、ETAムーブ＋文字盤・ケースへのこだわりで勝負して一時代を築いたというのも、天才的な時計職人というだけではなく、凄いデザイナーなんだと思います。

マスターバンカーは、一つの竜頭で３つの時刻表示を自由に設定できるアイデアも見事。時間合わせにはその分手間かかりますが、仕事にも大活躍です。

8月後半となり、夕方6時ごろになるともうオープンで流しても気持ちのいい気温となってきました。これから、E53カブリオレが活躍する季節になり、楽しみです。