
今日の相棒は、セイコーのブラックモンスターダイバー、初代オリジナルモデルSKX779です。出てきた当時は、「なんかゴツいのが出たな〜」と思ってましたが、いざ買ってみるとデザインの面白さだけではなく、思いのほかつけやすく、使いやすいので、オレンジモンスターも追加。
セイコーの開発者が、ダイバーにとっての実用性を考え、道具としてのデザインを追求してこの形になった、と言ってますが、極太インデックスや針による水中視認性、手袋をしていても操作しやすいゴツい回転ベゼルなど、確かに良く考えられていると思います。
防水は200mですが、一般ダイバーの使い方であれば問題ないと感じます。
初代はミネラルガラス、ハックなし手巻きなしのなんとものんびりした仕様でしたが、その分価格も1.5万円程度。2台目以降はプロスペックスラインになり、その分高額になって行きました。でも最近出たグリーン文字盤の限定版はカッコ良いですね。
さてさて、これまでGMTやワールドタイムの紹介してたのになぜ突然ダイバー?という疑問について。
実は、こういうダイバーズウォッチで海外に行った時など、回転ベゼルを利用して、擬似的GMTとして使うことがあるんです。
例えば画像の設定だと、日本時間は16時30分。回転ベゼルのセンターを文字盤の9時位置にセットして、その場所を12時として時針を読むと、7時30分になります(分針は普通通りに読みます)。つまり、これで二時間帯の表示が擬似的に出来ることになります。今日は、ロンドンのグリニッジ標準時(つまりはGMT)にセットしてあります。あるいは、ロンドンの裏側のニュージーランドの19時半を示しているとも読めます。
これ、慣れると意外と使えるんです。回転ベゼルのある時計ならなんでもGMTに変身!海外に行った時にも、日本時間をパッと知るために活躍しますし、国内でも海外時間の確認に。
な〜んて、本来のダイバーズ ウォッチの回転リングの目的を無視しちゃってますね、失礼しました〜。
Posted at 2021/09/03 22:34:45 | |
トラックバック(0) |
時計 | 日記