
今日は暑かったですね。昨夜からアルピナD3Sでお出かけです。行き先の駐車場サイズを気にしなくて良いのははじめて行く場合いいですね。
相棒はパテック・フィリップのアクアノートトラベルタイム。ラバーベルトのカジュアル感がD3Sの雰囲気に合ってると思います。
B8に乗るようになると、D3Sの乗り味の特徴が改めてよく分かるようになりました。まずはディーゼルの粘りのある加速感。D3Sはマイルドハイブリッドで、発進加速などに少しモーターアシストがあるとのことですが、実際にはあまりその効果は感じません。発進時にアクセルを少し踏み込むと3Lツインターボディーゼルのトルクの盛り上がりがやってくるまでほんの少しの間があり、そこからググッと加速していきます。走行中の中間加速でも、踏み込んでからゴムの弾力感を思わせるような感じで加速していき、気付くと相当な速度になっています。加速のノリしろがある感じで、気楽に乗るのに適した快速エンジンだと思います。
これに対してB8の反応は、こちらの方にモーターアシストがついているのかと思うほどリアルタイムに加速が始まる感じ。まだ慣らし中なので、高回転域は全く試していませんが、3000回転程度までしか回さなくても、アクセル開度と加速のリニアリティは快感です。
シャシーとサスの躾けは、D3Sは乗り心地に一切不満はないもののややスポーツ寄りで、B8は日常域ではハーシュネスゼロの「お尻をオイルマッサージされる」感覚ですが、高速走行や箱根のワインディングを周りの流れに合わせて走っているときにはフワフワ感は全くなく、ビシッと狙い通りに走って曲がります。
今までにアルピナの3/4シリーズベースには3台乗ってきましたが、この中で一番乗り心地が良く、また走りのテイストも好みだったのはF32ベースのD4クーペです。E93ベースのB3は、雰囲気最高でエンジンも悪くないものでしたが、シャーシ・サスペンションによる乗り味はアルピナとしてはかなり「普通」だったように思います。それなりにハーシュネスも伝えて来ました。
D3Sはその中でかなりD4に近い感覚ですが、やはり車重の影響はあるようで、この辺りがB3とは少し違うかも。LCI後のB3がどんな感じになるのか、楽しみです。
Posted at 2022/10/02 19:35:48 | |
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