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自然に天然のブログ一覧

2009年11月24日 イイね!

ついに、一糸まとわぬ姿に、、、

ついに、一糸まとわぬ姿に、、、えんえんとジラシモードが続いていた新型5シリーズですが、やっと公式発表がありました。

なかなか美しいプロポーションですね。実車を見るともっといいと感じると思います。

E60に比べておとなしすぎる、という意見もあるようですが、僕はこれイイと思います。



でも、フロントバンパーの両端が釣り上ったようになってるのは、ちょっとどうかな。バットマンに出てきた”ジョーカー”を思い出しました。

Mスポ系やM5はよりアグレッシブな顔つきになることでしょう。かなり楽しみです。
Posted at 2009/11/24 18:28:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW | 日記
2009年11月24日 イイね!

ゼイタクは(素)敵だ!? どっちなんだ!!

ゼイタクは(素)敵だ!? どっちなんだ!!デフレだそうです。

確かに、ユニクロの躍進に代表されるように「そこそこの品質のものがやたらと安い」という現象は、財布の紐をしっかり管理したい消費者に大受けで、「安く買わなければ賢い消費者ではない」という風潮がありますね。

また、LOHASというなんだかよく分からない言葉に代表されるように、「無駄をなくして質素を旨とし、倹約して生きることが環境との共生に繋がる」という考え方もかなりの広がりを見せているようです。

確かに、一個人の生き方してはこれはこれで見上げたものだと思います。誰にも文句を言われる筋合いはありません。



でも。でもですよ。この延長線上には、かなり長~く続く低成長あるいはマイナス成長の日本経済の姿が見えるような気がしてなりません。

というのも、経済成長というのは「怠けて楽をしたい、我慢したくない、見栄をはりたい、無駄もある程度許容する」という人間の根源的な我儘な欲求を満たすことで実現されてきたのが事実だからです。

遠くまで歩いて移動するのが大変だから馬に乗り、馬車を開発し、さらに安定して速く移動したいから鉄道をつくり、クルマを発明してきました。クルマも最初はもっと楽をしたい、というところからスタートをしたはずですが、やがては「もっとカッコいい乗り物に乗りたい」とプレミアム車メーカーやカスタムメーカーが繁盛し、「移動中に我慢したくない」ということで、サスペンションやタイヤが進化し、エアコンやオーディオが必需品となり、十分乗れるクルマも「そろそろ憧れのあのクルマに乗り替えよう」といって下取りにだすという無駄なことを行うことで、自動車業界は現代を代表する一大産業となったわけです。

住宅にしても、最初の最初は洞窟あたりからスタートし、竪穴式住居、高床式、寝殿造り、書院造などを経て現代のRC住宅まで、「もっと楽に暮らせて、我慢する必要がなくて、見栄がはれる家が欲しい」という消費者がいて、ある程度の無駄もしながらローンを組んで購入してくれたからこそ、大きな産業として進化してきました。

消費者が「がんばります、我慢もします、見栄もはりません、無駄もしません」というのを徹底したら、崩壊する業界だらけでしょう。モノやサービスを「これでいいじゃん」という、最低限の「実質的価値」で我慢し、しかも無駄を極力なくして必要最小限の消費をする社会は、環境には優しいと思いますが目の前で進行する高齢化社会を支えていく力がなくなってしまうのではないか、と心配してます。

仕事の場面においても「上昇志向を持ってガンガン頑張る。ある程度苦しくても自己の成長と仕事の成功のために受け入れる」というスタンスは近年、どんどん少数派になっていると思います。「無理をせず、自分の出来る範囲で仕事をする。がんばったところで将来が大きく変わるわけではないし、仕事は程々にしてプライベートを重視」という考え方が、まだ主流派とまではいかなくとも、かなり多くなりつつあるのではないか、という気がします。

つまり、「ガシガシ働く」そして「バンバン使う」というタイプは白い目で見られる絶滅危惧種となりつつあり、「出来る範囲で働く」なかで「使えるお金が限られるから倹約する」というタイプがどんどん増えているようです。こうなると、企業サイドから見ると市場はどんどん縮小し、しかもボリュームゾーンが低価格帯に移行するため、コストを徹底的に絞らないと事業が成り立ちません。勢い、人件費の単価や人数を絞らざるを得なくなり、国内で対応できない場合には生産拠点を低コスト国に移すことに繋がります。この結果として、国内での給与総額が減り、家計ではますます使えるお金が少なくなり、さらに倹約が進み、、、、という悪循環になりますね。よくわかりませんが、デフレってのはこういう悪循環が続くことのような気がします。

これに対して、「ガシガシ働く」そして「バンバン使う」型の経済は好循環が回るのは容易に想像がつきます。アジアを中心とした新興国の経済ではこのサイクルがある程度成り立っていると思います。高度成長期の日本も、「三種の神器」や「新三種の神器」、はたまた「いつかはクラウン」のキャッチフレーズで消費者に「がんばってあれを買えるようになりたい、来年はこれも」という夢を持たせて消費を加速したことで成長したのだと思います。(もちろん輸出の役割も大きかったですが)

「出来る範囲で働く」けど「バンバン使う」というのは、よっぽどの資産家でない限りはできない芸当ですね。ヨーロッパのかつての貴族や富裕層がこれに当たるでしょうか。いまでもラテン系を中心とした南ヨーロッパにはこういった雰囲気が残っているようで、「出来る範囲で働く」なかで、「自分が好きなもの、大切なものには金を使って人生を楽しむ」というバランスをうまくとっている人が結構いるように思います。「これいいじゃん」ではなく、「これいいんだよ!」って感じですね。

逆に、「ガシガシ働く」けど、「倹約して無駄をしない」というのは、クリスマスキャロルのスクルージ老人?あるいは、経済発展の段階が低すぎてガシガシ働いても倹約しないと生きていけないぐらいしか稼げない国や、某独裁者や一部の特権階級が国民を搾取しているような国でしょうか。



さてさて、堅苦しい話を脈絡もなく書き連ねてしまってドーモすみませーんって感じなんですが、ニッポンはどの方向に行くんでしょうかね?南ヨーロッパ的な感じをいまの日本型に取り入れて、人生を楽しみながらそれなりに頑張って働く、というスタイルになっていくのが、皆にとって結構幸せなことに繋がりそうな気がしてます。

ってことで、イタリア風でも中華風でもいいから、「チョイ悪オヤジ」を気取って人生エンジョイしようとするのは、薄っぺらくて浅はかな様に捉えられがちですが、実は大きな目で見てみると悪くないのかも~と思った次第でございまする。やっぱり「ゼイタクは素敵だ」ってことで、ニッポンの今後のためにも皆さんどーぞヨロシク、でござる。
Posted at 2009/11/24 17:51:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 一般 | 日記
2009年11月20日 イイね!

クルマはこれからどうなるの?

クルマはこれからどうなるの?今日は、時計産業の昔話(?)の続き。

1968年のニューシャテル天文台コンクールが中止となり、残念ながら一等賞を取り逃したセイコーですが、同年のジュネーブ天文台コンクールではついに腕時計総合1位に輝きます。機械式での上位入賞はセイコー製が独占したとのこと。

こうやって、機械式時計の後進国であった日本がスイスの名だたるトップブランドを慌てさせるような躍進を遂げたわけですが、セイコーは間もなく、まったく別の方角から“トップ”の栄冠をつかむことになります。

“アストロン”。セイコーが世界で初めて発売したクオーツ式腕時計です。ジュネーブ天文台で1位を取った翌年、1969年暮れのことでした。当時の価格は45万円。大卒の初任給が4万円もなかった時代に、当時の軽乗用車の価格と同じぐらいだったそうです。最高級の機械式ムーブの精度を遥かに凌駕するクオーツ時計は世の中に衝撃を与えました。

それまでの腕時計の精度競争は、「いかにテンプをハイビート化するか」という方向がメインで、天文台に出品されるモデルには15振動や20振動というものもあったそうです。といっても市販品では、極端なハイビート化は部品の摩耗など耐久性上の問題があるため、10振動がほぼ上限となっていました。当時の有名な10振動ムーブとして、ゼニスとモバードによる共同開発の自動巻きクロノグラフ“エル・プリメロ”があります。(エル・プリメロは8振動化などの変更を施されロレックス・デイトナに採用されていたことでも有名です。)エル・プリメロが発売されたのは1969年。つまり、アストロンの発売と同じ年です。この10振動のムーブは機械式時計の精度競争が生んだ「あだ花」のような存在かもしれません。それ以外にも、1960年代にはアメリカのブローバ社による“アキュトロン”が、音叉の振動を使って機械式時計で言えば720振動というハイビート化を実現し、一世を風靡しました。

当初は極めて高価だったクオーツ腕時計も、セイコーが特許を公開した結果世界中の会社がクオーツムーブメントの製造に乗り出し、70年代には急速な低価格化が進行しました。これが世にいう“クオーツ・ショック”です。機械式時計はクオーツに比べて精度で劣り、コストも高く、数日放っておけば止まってしまう、とまるでいいところがなく、スイスの名門も次々と生産終了、廃業、事業売却などに追い込まれていきます。ゼニス社も経営危機に陥り、70年代にはアメリカのラジオメーカーに買収される、という憂き目にあい、機械式時計の金型や工具も廃棄寸前まで行きました。音叉時計のブローバ社もクオーツの高精度には太刀打ちできず、アキュトロンの製造は76年に終了しました。

クオーツ・ショックの波は、セイコーの機械式時計部門にも容赦なく襲いかかり、1972年には早くも機械式時計の開発は終了となってしまいます。当時のセイコーは「時計の未来はクオーツにあり」と信じていたのでしょう。1980年代後半になって機械式時計が復権の兆しを見せ始めるまで、世の中はクオーツ化、デジタル化が進行していった、という訳ですね。この間、日本の時計メーカーが世界の時計市場を席巻し、1979年には世界一の生産数量となりました。

ところが、1990年代に入り機械式腕時計が息を吹き返すと、2000年代にかけて一大機械式時計ブームが巻き起こるのは皆さんご存じの通り。世界の腕時計市場において、数量ベースではスイス製をはるかに上回る日本の時計ですが、金額ベースではスイス勢の圧勝で、「頑張っていいもの作ってるのになかなか儲からない」、というのが日本の時計メーカーの実態ではないでしょうか。しかも、普及品のカテゴリーでは安価なアジア製との競争が激化し、さらにケータイの時計があるから腕時計は要らない、という若者も増え、日本メーカーが得意としてきた普及~中価格帯が最も不振のようです。

セイコーのかつての技術者が、機械式時計開発を打ち切ったことを振り返り、「機械時計というのはやはり芸術品であり、これほど素晴らしいものはないんです。たとえばトゥールビヨンとか、パーペチュアル・カレンダーとかリピーターという時計が本当にできてからやめるべきだったのかもしれません。そう考えると、やはり時計の一番素晴らしいところが、日本ではまだ実現できてないんじゃないでしょうか。」と述懐していますが、確かにその通りかもしれません。この間、苦しくても頑張り続けてきたスイスの名門ブランドには一本筋の通ったものを感じます。(彼らにはそれしかなかった、とも言えるかもしれませんし、スウォッチやETAなどで上手く乗り切った、という見方もできますが)


長々と腕時計の歴史めいたことを書きましたが、何となく時計の歴史と、自動車を巡る最近の動きに共通性があるような気もしてます。
*機械式の精度競争 : ガソリンエンジンの性能競争(ガソリンエンジンの高性能化は行きつくところまで行ってる感じで、かつての時計の精度競争と似ている)
*ハイビート化 : エンジンの高出力化や省燃費化(ハイビート≒高回転型エンジン?)
*音叉時計の登場 : ハイブリッド車の登場(音叉時計も一時期は大人気で、非常に良く売れていたけど、所詮は過渡期の製品だった)
*クオーツの普及 : 電気自動車の普及(これまで蓄積された技術の多くが不要に。アジアの新興国が大生産拠点に)

といった感じ?

もちろん、クルマの方が複雑度が格段に高いし、サスペンションやブレーキなどの技術はこれからも必要だし、ガソリンエンジン車がすぐに生産終了となることもないと思います。ただ、電気自動車ならガソリンエンジン技術の蓄積が少ない国の企業が結構簡単に参入できそうな気もするし、中国あたりのメーカーがそこを席巻し、趣味的高級カテゴリーはイタリアとドイツのメーカーが独占、日本メーカーが真中で板挟みにあう、という構図も全くないと言えない、というような気もしてます。

日本メーカー、頑張ろうね!!
Posted at 2009/11/20 16:44:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマネタ | 日記
2009年11月17日 イイね!

チーム・ディズニー

チーム・ディズニー先月の終わりから、仕事でロスアンゼルスに行って、そのあとニューヨーク郊外で友人が経営しているワイナリーに遊びに行ってちょっとゆっくりしてきました。

写真は、アナハイムのディズニーランド、、、ではなく、ロスアンゼルス郊外のバーバンクという街にあるディズニー本社のメインビルディング。さすがディズニー、本社ビルをはじめ敷地内の雰囲気は落ち着いた中にディズニーランドをほうふつとさせる遊びがあって、とてもいい感じです。
(その他の写真はこちら)

この本社ビルはギリシア風?のファサードで、おなじみ”七人の小人たち”が屋根を支えてます。なかなかユーモラスな感じでした。このビルの隣にあるカフェテリアは、特にディズニー趣味を出しているわけではありませんが、メニューも大変充実していて空き時間にのんびりするにはいい空間。

残念ながら、ミッキーマウスやドナルドダックは歩いてませんでした、、、 (当たり前ですね)

こういった遊び心満点の雰囲気とかなりギャップがあるのが、幹部とのミーティング。詳細は省きますが、彼らはバリバリのビジネスマンで、極めて合理的にかつ徹底的にやり取りを詰めてきます。この雰囲気を味わうと、ディズニーがこれだけ長年のあいだ優良企業であり続けた理由の「もう一つの面」が良く分かる気がします。

ロスアンゼルスではサンタモニカ近くに宿泊して、太平洋に沈む夕日を見てのんびり。その後ニューヨークに移動して、友人ご自慢のワイナリーへ。
Posted at 2009/11/17 11:02:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記

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何シテル?   03/30 12:13
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