
今日の時計は、夏気分の白いクロコダイルストラップを着けた、セイコーSUPERIOR AUTOMATICのワールドタイム。海外専用モデルで、昔出張の時に見つけて気に入り、グレー文字盤と白文字盤を買いました。
白文字盤は、何の変哲もないメタルブレスだったので、速攻でクロコベルトに付け替え。ちょっとデザインが気に入っている時計なので、秋〜春はワイルドな印象のボニークロコのブラウン、初夏から秋口は写真のホワイトクロコベルトにして楽しんでます。
しかし、この時計すごいんです。サファイアクリスタルガラスに裏スケ、100m防水、簡易ワールドタイム機能とデイデイトまでついて、当時の為替で2万円弱。4R系ムーブなので秒針ハックや手巻き機能はありませんが、文字盤デザインの手の入れようなどからは全く想像できないお買い得価格。
コイツの簡易ワールドタイム機能は、右上のボタンで都市名リングを回転させて、現在いる時間帯の都市を短針に合わせると、そのほかの都市の時間が通常の文字盤上で読み取れる、というモノ。24時間リングはありませんので、例えば東京にいて夜10時に合わせると、ロンドンとオークランドが1時の位置に来ます。ここで、ある程度地理の知識が必要になりますが、ロンドンの1時は午後1時、ニュージーランドのオークランドの1時は午前1時であることが分かります。さらには、ロンドンはサマータイムだからプラス1時間、つまり午後2時となります。
おやおや、実用性を考えるとずいぶんと考えさせるワールドタイムだということが分かりますし、そもそも手動です。でも、ちょっと慣れると24時間リングではなく、普段使い慣れた12時間の文字盤で都市名リングを回しながら時差を考えるのがちょっと楽しくなったりします。あれ、普通そんなことないですか?
クロコダイルベルト2本で本体の値段の倍以上かけたりしてますが、まあ本人が気に入ってるんだから、これでいいのだ。
もうそろそろ白ベルトの季節も終わります。なんとなく、夏が終わるのは寂しいような気になるものですね。
Posted at 2021/08/31 22:17:51 | |
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