
昨日は、中国共産党が3回目の歴史決議を採択し、習近平を毛沢東・鄧小平に並ぶリーダーと認めたとのことです。習近平の長期政権化が着々と進んでいますね。
11/11はここのところ毎年アリババをはじめとする中国のEC企業のセールで売上の速報が賑やかな日でしたが、今年は習近平の締め付けでかなりおとなしめの雰囲気でした。売り上げそのものも、期間をかなり伸ばしたのに昨年対比8.5%増で、実質的には減速していたようですね。
この間も投稿しましたが、中国市場に取り入るために、殆どの時計メーカーがワールドタイムのGMT+8の都市名を香港から北京に変えて来ています。
昨日は、ボールウォッチのトレインマスターワールドタイムが相棒でした。確か10年ほど前に購入したモデルだと思いますが、この時の都市名はやはり香港です。
最近はどうなってるかと思って、今年初めに購入したボールウォッチのロードマスターワールドタイムで確認してみました。すると、何ということでしょう!
ボールウォッチは現行モデルでもくっきりはっきりHONG KONG表記のままでした。ボールウォッチが都市名を変更するのをサボってるのかな、と思いましたが、この10年ほどの間に他の都市名についてはいくつもの変更が行われていました。
例えば、カイロがイスタンブールに代わり、南米のカラカスがラパスに、アラスカのジュノーがアンカレッジに、そして何とシカゴがメキシコシティに変更されています。それなのに、香港は香港のまま。
ボールウォッチは1891年にアメリカで創業した企業で、現在の本社はスイスですが、アメリカとの繋がりは歴史的にも強そうですが、だからといってワールドタイム都市名の選択がそれに影響されるってのはないのかも。そもそもシカゴがメキシコシティに置き換わってるし。
何はともあれ、殆どの時計メーカーが北京を選ぶなか、現在も堂々と香港表記にしているボールウォッチ。ますます応援したいと思います。
Posted at 2021/11/12 11:55:59 | |
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