
昨日は、ニューヨークでのサマータイムが終わって初日の仕事日。現地では日曜日に切り替わっていますが、稼働日としては昨日から。
サマータイム切り替えの前後は往々にして時間の勘違いが起きやすく、待ちぼうけになったり、逆に向こうが早くスタートしていて連絡が来てびっくりしたり。最近はアウトルックやズームカレンダーでの設定で、以前よりもこういう失敗は減りましたが、直接電話して話そうとする時には未だに気を遣います。都市や地域によって切り替えタイミングが違うのも混乱するので勘弁してほいところです。例えば、ロンドンのサマータイムは10/31で既に終了しています。
ワールドタイムウォッチも、このサマータイム問題と無縁ではいられません。一般的な工夫としては、都市名リングの都市の中で、サマータイムを採用している都市の横に線を伸ばして、1時間進んだ時間帯と繋げるもの。写真の時計の文字盤が読み取れるでしょうか?
サマータイム中は、一つ隣の時間帯を参照すれば良いことが分かります。画像で言うと、ロンドンが通常なら8:42分ごろですが、DST(Daylight Saving Time)の時は、Parisの上のドットまで線が伸びているので、9:42分ごろだと言うことがわかります。
サマータイムについては、混乱を起こすわりにメリットがないとして、廃止の議論が常にありますが、高緯度地域では夏の日照時間が長いので、そのメリットはあると思います。反面、秋になって日が短くなり、さらにDSTが終わるので日没時間が一気に早まり、ロンドンのような高緯度都市では突然暗い気分に突入します。それでも、年末年始ににかけてはクリスマスやニューイヤーのお祭りごとの雰囲気で盛り上がるので良いのですが、1月後半から2月の暗さと寒さはやばいことになります。
仕事に行く時はまだ暗く、お昼を食べたらもう夕方の雰囲気。2月はロンドンで自殺が多い時期だと言う都市伝説も分かる気がしました。実際には春の方が多いらしいですが。
昨日の相棒は、IWCのパイロットウォッチワールドタイム。直径45mmの大ぶりのケースに、ワールドタイム都市名リング、24時間リングとIWC伝統のパイロットウォッチフェースがバランス良く収まっています。ミリタリー風の雰囲気のあるカーフストラップもカッコいい。ワールドタイムウォッチですが、短針独立調整できるのでトラベルウォッチとしても便利です。
Posted at 2021/11/09 10:22:55 | |
時計 | 日記