居候中のピナちゃん、とりあえずリフトから降ろす
アンダーカバーの取り付け
後期車両とは形状も取り付け方も違うのです
で、後期車両はどうなってたか?チョット覚えてないけど
前期のフェンダーシールドの前端 アンダーカバーとインナーフェンダーと共締めになっていて
ほぼ殆どの車両のシールドが割れたり欠けたりしていて、
一度外したりした後は大きなワッシャで押さえられてる場合が多い~
でも外す度に割れ欠けが大きくなっていくのが常
そこで、こんな物を・・・
バッテリーのハンドストラップの真ん中を切り取って、シールド取り付けピッチに穴開け
それを上から共締め~
バッテリーを持ち上げられる強度と柔軟性があって、元々反っているので
逆反りに取り付けると真ん中辺も押さえつけられる
リフトから降ろすと、下に外した覚えの無いナットが~
この小さなナット、ここじゃないの~!?
ココ! アンドローラ号はココに付いてます。 前に乗っていたイーター車にも付いてました。
他にも付いてる車を見ますが、付いてない車もあります。
RealOEM見ても載ってないこのナット、付いてるのが正解なのか?
緩み対策で付けられたものなのか? 付いてるけど緩んで脱落してるのが多いのか?
白太郎のスロットルケーブル換えた時、どうだったか覚えてない~(汗
正解を知ってる方、教えてください。。。。!!
そして今度はライト系におかしな事が・・・
タイトル画がなんのこっちゃ!?ですよね~ アンドローラ号の画像なんですが、
ホントはありえない光り方なんですが、ピナちゃんもそうなってます。
前期車両は当時に日本の基準で外国製の4灯ハロゲンはNGだったので、
(シールドビームもしくは日本製のハロゲンはOKでした)
本国仕様の蝶ネクタイカット黒玉は外されて暗~いシールドビームに変更されてました。
シールドビームにはポジションスモールが内蔵されていません。
そこで日本仕様はFバンパー内のウインカーが兼用式スモールライトに変更されていました。
兼用式の場合、この状態(スモール点灯時)でウインカーを出すと、出した側のスモールが消えて
ウインカー点滅、逆側のスモールはそのまま点灯していなければならない
が、ピナちゃんは右側は正常だが、左側のウインカーを出すと右側のスモールも消えてしまう
そして、スモールランプは2個もしくは4個点灯してもOKだが、
その全ての灯色が同一でなければならない(燈色と白色の混同は不可なので)
本来はこうならなければいけない
でも、BMWは日本仕様がリリースされていたが、当時のアルピナは本国仕様を輸入してから
日本で日本の保安基準に合わせて改造されていた。
BMWはダブル球3端子のウインカー兼用スモールランプが付いていますが、
アルピナはシングル球2端子のウインカランプユニットに穴開けしてスモールランプを増設、
点灯切り替えリレーが後付け改造されている(当時の並行車も同様)
ヘッドライトの調整もおかしいんで、とりあえずヘッドユニットを外す
コレがスモール・ウインカー点灯切り替えリレー
ピナちゃんは新車当時この改造プラスヘッドライトハーネスの改造
(外側すれ違いビーム固定の黒玉からハイロー切り替え式のシールドへの改造)
その後、セミシールドハロゲンに交換され、前オーナーの手により現在の本国仕様
厳密には日本と同じ左側通行用のイギリス仕様に変更されている。
現状の改造ハーネスリレーはなんだかややこしい事になってる
差込み圧着接続端子がディーラーでの改造だと思われるが、エレクトロタップ多用に
切りっぱなしハーネスだとか、いじくり回してあるのか?
輸入元のディーラーの作業だとすると相当お粗末な出来・・・
そして左右独立していないといけないのに、リンクしてあったり~
ウインカーポジションリレーなんて便利な物も市場にあるし、切り替えリレーは廃盤になってるし
全部外して、スモールはヘッドランプ内ポジションスモールのみに変更する事に・・・
現状、スモールポジションが点灯状態にあるのはオーナーが結線したそうだが、
これはアカンでしょ(笑)
ポジションスモール配線を戻します。 端子をカプラーから外し~
外皮カシメ部を起こし、外皮は剥いて
余分な銅線をカット
接続するハーネスの銅線部分を長めに剥いて、Uターンさせてカシメ直します。
端子にカシメてあるカットした銅線とUターンさせた銅線を半田付けして
カプラーに戻します
後にポジションスモールが容易にカットできるよう車体ハーネスとの接続は丸端子にしておきます
ココもUターンさせて
端子に差込み工具で圧着(配線が細い場合は二重三重にUターンさせると良い)
一手間掛けるだけで、まず抜けない端子になりますよ・・・・
なぜかアース線が一度カットして、ねじってあるだけやん~
線同士を接続する場合、専用のターミナルもあるが、無い場合
双方の銅線部分をUターンさせて
互いを引っ掛け~
差込み端子の差込み部分をカット
接続部分をカシメます
あら、ピント合ってない(汗) この方法だと引っ張っても抜けないよ~
見た目は良くないのでブーツを被せておきましょう
左右でこんだけ外しました。
ああ~スッキリ!
切りっぱなしの配線はUターンさせてからテーピングしましょう
一本線の端にテープ巻いただけだとスポッと抜けちゃう事もあるけど、
こうすれば抜けないですよ。
どのパターンも配線はUターンさせて処理すると抜け難い講座でした!!
続きはまた。。。。