今日はピナちゃんの足回りを~
C2 2.5/1は325iがベースでアルピナシャーシKitがインストールされてる以外の足回りは
325iと同じ考えて差し支えない
先ず、フロントスタビライザーブッシュの交換
E30Mテクニックサスペンションと同じ21mm
装着状態で見ると、そう老化している様には見えないが
外して新品と比べてみると良く分かる
↑の画像の白丸囲みの矢印参照、フロントは方向性がある
ブッシュホルダーにもブッシュのゴムのカスがこびり付いている
ホルダーの片側が差し込み式になっていて、E30のブッシュ交換は難儀する
まず、ホルダーにブッシュが入らない、パイププライヤーで押し込んでも、
新しいブッシュは弾力があるので、しばらくするとプルンと外れてしまう
ブッシュを押し込んで、ホルダーの前方を差し込んで、素早くサブフレームとホルダーを咥える
プライヤで咥えていると当然ボルトを挿入できないので、
ロワーアームからバールでこじって持ち上げる
この状態で余った片手で少し長めのボルトナットをセットして仮締めしていく
次にホルダーをジャッキアップして
オリジナルのボルトナットをセットして本締めしていく(上下にワッシャが入る)
そんなに面倒な事せずに最初からジャッキアップすれば?と思うのだが、ホルダが丸いので
滑るし、こういうステップを踏む方が結果的に早く済む・・・
ここを力技で出きる方は尊敬します。
僕も以前はマイナス大ドライバーやプライヤーを駆使して力技で交換してましたけど~
リヤ側のスタビブッシュも交換
やはりヘタってますねぇ~
リヤ側は方向性もないしフロントほど困難ではないけど、狭いんでやり難い
アルピナのリヤスタビは調整式 フロント同様Mテクニックサスペンションと同じ14.5mm
リンク自体もBMWオリジナルと同じだがボルトを圧入して調整用ボルトとしている
リンクを少し遊んでみようとオーナーと相談でこんな物を用意してみた
汎用部品の組み合わせでリンクAssyを作成
ネットで調べると実績あり、このボールエンドを使ってリンクを作成してる方多数~
ボルトによる調整式だからこそ出きる改造 素のE30ではノーマル以外は取り付け不可
なかなかエエやん!
しか~し! みんなウソつきやん・・・!!
取り付けて、揺すってみる~ コンマ何ミリの事ではあるが遊び多過ぎ。。。
揺すったら、カタカタゆうてるし~ これは使えん、失敗です(涙)
別案を考えなければ。。。。
リンクは宿題にして、ブレーキの整備
フロントの4POTキャリパーはパッドを外して、漏れやピストンの動きをチェック
パッドにブレーキグリースを塗布して組み付け
リヤはブレーキディスクの交換 サイドブレーキドラム部に粗ペーパーを掛けて組み付け
勿論サイドブレーキライニングに可動部には給油しておく
リヤブレーキキャリパーはOH、ピストンの固着は無く、少しもらい錆びはあったが
カジリや虫食いは無くキレイに掃除して
キャリパーシール・ブーツを交換
外観もこんな時でないと出来ないので真鍮ブラシでまたやってしまった~
左右ともAte製なのだが、マーク・鋳文字が違う~ ロット違いなのか? 左右で違うって珍しい
スライドピンもキレイに掃除して・ブッシュ側はグリース給油
パッドはオーナー様が用意されたモノに交換 ディスクローターもやけど・・・
新品のローターはキレイやなぁ~
ブレーキフルードの交換(エアー抜き)したら、リザーブタンクのキャップが汚れてたので
キャップもばらして掃除しておきましょう~
なんか恐いトコ発見、オイルクーラーまでビスの先端が数ミリ
チョンと前当たったら~オイルクーラーに穴が開いちゃうよ~ コレは外しときましょう
まだもう少々お泊り予定のピナちゃん
Posted at 2015/07/15 22:56:54 | |
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