お次はマフラー
タコ足とダウンパイプの接続、一目瞭然の排気漏れ~ ブリブリいってます
ダウンパイプとセンターのフランジ、煤けてます~ ブゥブゥブゥブゥブゥ・・・って
センターとリヤメインマフラーとのフランジ、煤けては見えませんがプスプスと漏れてます
結局、マフラー全てのジョイントで漏れまくってます。。。
タコ足とダウンパイプの接続はガスケットリング式
手前に見える方は両側がフレアになっていてその間に細いスチールのリングが入る
奥に見える方は片側はフレアになっているが、タコ側がパイプに集積材様のリングが填まる
そのリングを押さえるタコ側の移動フランジがフレアになっている
このタイプのガスケットは両側のフランジから圧縮され、多少潰れてパイプに密着することで
気密を保つ様になっているが・・・
リングをずらして、アップで見てみると~
締め付けが弱かったのか、M88の振動で暴れてしまったのか?
パイプが痩せてしまってました
痩せが多いのが下方であり、真円でなくなっていて新しいガスケットリングに交換しても
密着してくれるか疑問・・・
マフラーパテよりも流動性の良いシリコンシーラントを痩せた部分、リングの内面に
行き渡る様に塗り込んで組み付ける
ダウンパイプとセンターのフランジ
センターマフラー側フランジ
フランジにガスケットを合わせてみると~ 左側
右側
ボルト穴もフランジも長穴になっていて、センタリング出来ていないと解放状態になってしまう
一般的に汎用品のガスケットは長穴になっているので、国産車のガスケットを流用する
ボルトピッチがドンピシャ合いそうなのは紙ベースのガスケットしかなさそうなので
ピッチが近い薄板ステンが4枚重ねの某日産車用ガスケットの穴を
約2~3mm内側に長穴加工する
紙ベースガスケットは圧縮紙の両側にカーボン加工された薄板アルミが貼り付けてある
その表面加工がフランジに張り付いて剥がれてしまうので再使用はよろしくないし
ガスケットの表面が張り付いたフランジも清掃してやらないと密着が上手くいかない
このガスケットも何度か脱着を繰り返されているようで密着が弱くフランジ面からも漏れていた
フランジ面も綺麗に整えてやる
このワンオフセンターは右側フランジが一部カットされたタイトな造りなので
ガスケットのセンタリングが困難なのです
フランジ厚1枚分は前後にずれてはいるのですが、ボルトに当たる~
ガスケットを少し切り取って装着、それでも当たってはいますが・・・
センターとリヤの接続
センターマフラー側
コチラも再使用が繰り返された影響か?密着してないのが画像で分かると思います
ガスケット側にも吹き抜けた後がハッキリと・・・
左右パイプ間は錆びちゃってますし、穴径も大き過ぎますね~
ココにも某日産車用ガスケットを使いましょう
このガスケットは箱スカ以来のL型のダウンパイプ用
ピッチや穴径の確認など、このガスケットにたどり着くに時間掛かりました~
箱スカ当時は紙ガスケットの筈ですが、補修部品としての改良でこの材質になったんでしょう
煤けてて良く分からなかったのですが、掃除していくとフランジからパイプが出てるやん
コレのせいでパイプ間の密着が悪かったのでしょう
パイプの穴径に近いガスケットになるのでこのままでは漏れ漏れになってしまいます
出てる分のパイプを削って、フランジ清掃・面を整える
同リヤマフラー側フランジ
ココも画像をみれば密着してないのが分かります
コチラもガスケットの穴径が大き過ぎですね
新ガスケットを合わせて確認
丁度良い、てかピッタリです
恐らくこのデュアルフランジ(めがねガスケット)は箱スカのタコ足やデュアルサポート時代からの
ベンチマークになってるんではないでしょうか~?
ここのフランジは画像向かって右側(車両の左側)が少々うねっていて、
画像でも線の様に見える所が数か所残ってますが、ガスケットで吸収できるくらいまで修正
こんだけやって漏れると悲しいですが~
一応排気漏れは止められました。。。♪