30TR君　ラジエータ　その３

ラジエータが何とかなったので、ホースを取り付け
水を入れる。
エンジン始動、循環洗浄は後で行う。

・・・っと、アレ！右サイドタンク下に水がポタポタと～
無理な力は加えてないし～
でも右の改造マウントの辺りが濡れている。
確認の為にまたラジエータを外す・・・
なんともないじゃん・・・
ラジエータに破損が無いのを確認できたんで安心したが、
水は何処から～

ウォッシャータンクからでした・・・
何たるタイミングの良さ、いや悪さか？
モーターのパッキンから漏れてる。
今まで漏れてなかったのに～
中古のパッキンを探して交換・・・
タンクの底からも漏れてる。
紛らわしいんで、タンクを外しておく。
フラッシングオイルをエンジンに入れて～
空クランキング数回、オイルを回し、燃圧をかけてエンジン始動～
おおっ！一発始動！
オイルフラッシングと水路のエアー抜きの為暖気運転
ヒーターのエアーがなかなか抜けない。

ようやく冷却水路のエアーも抜け、
エンジン始動から３０分位経った頃
今度は左タンク下にポタリポタリと水が～

～ん、ラジエータからも・も・漏れてる。。。。

ついさっきまで乾いていたのに～

そのうち、プシュプシュ音を立てて漏れ出した。

少し自然に冷まして、パーツクリーナーで患部を清掃

観察してみる～
肉眼では判り難いが、マクロ撮影してみると。。。

亀裂が入ってます・・・ヘッドだけじゃなく
ラジエータまで～

画像３を見ると、長方形の窪みが汚れているので、以前から漏れていたようだ。

四角い窪み・・・って、このサイドタンク、Ｅ３２やＥ３４と共通のパーツなんだろうか？
プラのリテーナークリップの固定穴ですよねぇ？
サンマルでは使わんけど～

もう、樹脂が変質してしまって、スカスカの繊維質みたいになっている。

ラジエータで最も熱くなる部分ですね、ここが。
樹脂タンクでヒート気味だったり、長期使用するとこうなります。

この部分も水が湧いてきます。

顕微鏡じゃなくて、高倍率スコープ？で見てみると、
像の皮膚の様になっていました。