ディファレンシャルギヤ交換!?!?
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
取り出したビスカスLSD本体からドライブギヤを外します。
で、取り付けボルトを取り外します。
ですが、このボルトが硬いのなんのって!
ですので、万力等でLSDを固定しましょう。
固定できない場合は…
腕力!?
で、硬く締まっているボルトなのでインパクトでホイールナットを外す以上の力で緩めます。
ボルトを外したらLSDからドライブギヤが取れます。
ドライブギヤを落として傷つけないようにしましょう。
2
ドライブギヤも外れてビスカスLSDだけになりました。
そして、本命の機械式LSDの登場です!!
ちなみに中古のLSDなので付けてみないと分からない不安要素満点です。
3
取り付けるドライブギヤのネジ部に残っていたロックタイトを取り除きネジ山を綺麗にしておきます。
綺麗にしたら取り付ける機械式LSDをドライブギヤに載せます。
4
取り付けボルトにロックタイトを付着させます。
ロックタイトを付けてボルトを取り付けます。
5
ボルトを締めます。
トルクレンチで18.0~20.0kg-m 約180N-mで締めます。
ちなみに取り付けボルトが12ミリの場合は13.5~15.5kg-mで締めます。
取り付けボルトが13ミリだと18.0~20.0kg-mで締めるので気をつけましょう。
6
締め付けたらLSDをキャリヤケースに戻します。
取り付けるときは外した時のスペーサー&サイドベアリングアジャストワッシャー&サイドベアリングを元々付いていた通りにLSDと一緒に付けます。
ちなみにスペーサーはファイナルギヤ比によってドライブギヤの背中側か歯の側で異なります。
ファイナルギヤが4.0以上はドライブギヤの背中側にスペーサーを入れます。
アジャストワッシャー等を取り付けるときにプラスチックハンマーで円周を均等に叩きながら入れます。
7
LSD、スペーサー等を付けてキャリヤケースに押し込んだらベアリングキャップを合いマークに合わせて取り付けます。
この取り付けボルトの締め付けトルクは9~10kg-mで締めます。
ホイールナットを締めるぐらいの力です。
ぱっと見て完成って感じですが、これからが重要な作業になります。
8
取り付けたLSD&ドライブギヤとドライブピニオンの歯の噛み合い具合、バックラッシュを調整します。
歯と歯が当たるまで!?のすき間調整みたいな感じです。
ダイヤルゲージをこのように接地します。
バックラッシュの基準値ですがドライブギヤの歯数が44枚以下だと0.13~0.18mm
45枚以上だと0.10~0.15mm
ドライブギヤの歯数が48なので0.10~0.15mmに合わせます。
次は調整に入ります。
つづく…
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク