
さて、京都旅行 後半です。
前日の六甲の夜景&ステーキを平らげてご満悦なおば様たちは、ホテルに着いてからも興奮が冷めやらなかったらしく、遅くまで語り合っていたようです。(妹談)
昨日と同じく、AM8:00に迎えに上がりました。まあ、良くしゃべる。昨日、買いあさったみやげ物はすべてホテルのロビーから宅急便で送ってしまったそうです。ついでに、自分の荷物も。なので、身軽です。身軽なゆえ、本日の土産の量が懸念されます。。。
今日は、清水寺からです。
一番上のおばさん曰く、高校のときの修学旅行以来だといっていました。半世紀以上前のことです。歴史を感じます。
清水寺は、山腹にあるのでかなり山を登ります。年寄りの山登りは危険なので、直近の駐車場に停めたかったのですが、平日の朝一にもかかわらず、既に満車です。まあ、年寄りの山登り以上に、土産物屋が乱立している通りを歩くことが危険と察知しての対策だったのですが、見事、玉砕されました。なので、清水のふもとあたりの駐車場に停めました。
駐車場を出て、30mで土産物屋に入っています。

完全に想定内ですが。。。
清水寺までの坂道は、比較的若者の私でも、結構、しんどい。
途中、休み休み上りました。

当日は、最高にいい天気です。

飛行機雲も、いい感じ。

おばさんたちもいい感じで上ってくれました。
つか、上るのに必至で、土産物屋に目をくれる余裕がなかったようです。
ちょー有名な風景の一つ。

現代の修学旅行の学生たちに埋もれ、50年前の修学旅行生達が手を振っています。

この写真を撮っている私は、舞台から見ると、北の首謀者のように見えたそうです。。。
清水の舞台から降りてきた茶屋がありました。
引率の私に聞く前に、既に茶屋に入って注文していました。
ひざが曲げられない人と、曲げられる人で席が分けました。
通りをはさんでこっちの写真を撮ろうとしています。

大声出して「こっち向いて」ってやっていますが、あまりもの人の多さでどんな写真が撮れているんだか、気になります。
これは、私の好きな風景。

清水の舞台の柱。清水寺には今回で3回目ですが、初めて明るい時間に来ましたので、ばっちり柱を拝むことができました。感動です!!
舞台の柱の下で感慨にふけている私が、おばさんらに、この柱のすごさを説明したら、それはそれで感動してくれました。舞台の下にはこんな柵がありました。

「この柵がとんがっているのは、舞台から飛び降りた人が刺さるためかしらねぇ」
回答に困りました。
舞台をあとに、出口に向かうと、舞妓さんがいました。いままで何回か拝見させていただきましたが、かなりレベルの高い舞妓さんです。(おそらく「舞妓さん一日体験」的な写真撮影だと思いますが)

すかさず、私の母が舞妓さんめがけて突進していきました。
一緒に写真を撮っていました。。。
清水寺の池には、亀がいます。天気もいいので、甲羅を干しています。

おばさんが亀に何か話しかけていました。しかも、何か、えさになるのはないか、かばんの中をあさっています。動物園じゃないので、やめてもらいました。
さて、清水寺もここでお終い。
ここからは、上り坂よりも難関な道を通らねばなりません。

既に、手にはたくさんの土産を持っており、当然、「あんた、ちょっと持ってて」と袋だけ置いて、次の店に入っていきました。
次の観光ポイントは、嵐山です。

駅について早々、のどが渇いたといって、喫茶店に入りました。私の感覚には、のどが渇く=喫茶店という流れはありません。コーヒーを飲まないと気分が悪くなるようです。ほんとかよ。
妹が、きゅうりをもって歩いて来ました。

40年後の素質を垣間見ました。
天龍寺に来ました。

達磨大師の絵が有名です。歴史ある建造物や、手が行き届いた日本庭園も、ほんとに素敵です。

しかし、歳を重ね目が肥えてくると、そんなものへの感動は薄れてくるようです。殆ど見向きもせずに、庭に咲いている花や木の名前を口にしては、昔の思い出にふけていました。
実は、私がおばさんたちに見せたかったのは天龍寺ではなくて、この風景です。

これには、かなり感動してくれました。
「地震が来たら竹やぶに逃げろって、よく言われたわよねぇ。ここなら安心だわ」
一生、ここで過ごすつもりなのでしょうか。。。

ほぼ時間通り、全行程を終了しました。
大阪空港までの車内は、寝息以外、しーんと静まり返っていました。
お疲れ様でした。
Posted at 2012/06/16 14:07:20 | |
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