野良仕事もおしゃれに

毎週、ほとんど庭仕事をしています。庭木の植え込み、剪定、薪割り、焚火と土や木をいじっているわけですが、ちょっと作業着にはこだわっていたりします。僕が愛用しているのはイギリスのBarbourのジャケット。機能的にはホームセンターのドカジャンでも大差ないとも言えますが、英国王室御用達でチャールズ皇太子がこのジャケットを着てガーデニングに勤しんでいる写真が紹介されていたりする蘊蓄物であります。化学繊維で防水性を確保したりせずに、エジプト綿にWAX塗り込んで縫い目もWステッチで入念に縫製されているというクラシックなこだわりが独特の雰囲気を醸し出しています。裏地も定番のタータンチェックのウール地で房総の冬程度は十分に暖かく作業できます。僕のジャケットは袖口が擦切れてきたりしていますが、Barbourへ送るとリペアーしてくれるというサービスもいまだにあるようです。英国ではみんな学生時代にBarbourを買って何年も着古すのだそうです。お気に入りのBarbourですが、防水のWAXがけっこうきつい独特の臭いで満員電車では憚られます。今年は通勤用にWAX加工していない別シリーズのBarbourをもう１着購入してしまいました。