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薪運搬車のブログ一覧

2011年04月13日 イイね!

ミュージカル フィデリティの世界2 禁断のA1

ミュージカル フィデリティの世界2  禁断のA1ネットでミュージカルフィデリティを検索すると、A1というアンプの情報が異様に多いことに気づきます。
女性ボーカルの艶やかさが独特の世界だとか、トロトロの大トロの再生音を聴かせるとか、個性的な魅力に溢れたアンプのようです。

創業者のアントニー・マイケルソンはクラリネット奏者だったそうで、データよりも彼が判断する良い音楽を聴かせることを追求するという開発方針で生まれ、純A級作動で設計されたのがA1です。1980年代に発売され、いったんカタログから消えていたものの、2年前に現代的にモディファイされて復活したモデルが発売されています。

ネットにある情報では、音ではなく音楽を聞かせるアンプという賛辞と、A級動作で物凄い発熱がある(上面パネルで目玉焼きが焼ける?)のに、放熱を考えていない躯体と耐熱マージンの低い電子部品が使われていて、宿命的な故障に絡む情報に満ち溢れています。あるサイトでは「自分の身を燃やしながらすばらしい音楽を聴かせてくれるアンプ」と表現されていたりします。
A1はデザインも個性的です。通常の半分以下の高さで船底のような傾斜がついたフォルムは一見液晶TVとセットになったHDプレーヤーのようですが、ボリュームとセレクタのつまみなど独特の魅力があります。これはAudiのデザイナーがデザインしたのだとか。

A1の聴かせる音楽に魅入られてしまって、ミュージカルフィデリティの世界から抜け出せなくななった方もたくさんいらっしゃるようですし、2台目、3台目のA1(派生モデルも含めて)を故障したときの予備機に購入されている方もおられます。禁断のA1なのですね。

僕が使っているE-100というモデルは、A1の美点でも欠点でもあるA級動作ではなく、一般的なAB級動作に変更されたモデルで独自性が薄れたせいか、ほとんど情報がありません。僕はE-100でも国産アンプにはない音楽がよく聞こえればいいじゃないかという個性は感じるのですが、一度は「自分の身を燃やしながらすばらしい音楽を聴かせてくれるアンプ」というのを聴いてみたいものだと思うようになりました。きっとE-100の美点が突き抜けた音があるんだろうという期待です。検索では結構中古品も見つかるのですが壊れやすい古いアンプでなかなかポチッという勇気が出ませんでした。

何気なく見つけたブログで、ある方がA1を内部部品を耐熱性の高いものに交換し、なんと天面の放熱パネルを穴あけ加工して放熱性を高めて永く使えるようにモディファイする過程が載っていました。そしてそのA1を譲ってもいいですという最新ページがありました。

昔の英国車でも、こういうモディファイありましたね。
僕の友人でジャガーの12気筒に惚れ込んで購入したのが、オーバーヒートと電装関係のトラブルに悩まされて、電装品を国産品に換装し、配線を引き直してもらい、特注のラジエターを載せた男がいました。

クルマと違って、モディファイすれば出てくる音も変わってしまって、もはや同じモデルとは言えないのかもしれませんが、A1は20年以上前の製品で、ジャンク化した個体か何がしか部品の交換修理で救命されているものしかないような気がします。

サイボーグ化されたA1でも聴いてみたい、延命治療を施されているとなれば当面は安心して使えるし。
ということで、連絡を取らせていただいたら気持良くお譲りいただけることになりE-100のルーツ=ご先祖様を田舎家にお迎えすることになったのでした。


Posted at 2011/04/23 19:03:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月10日 イイね!

ミュージカル フィデリティというオーディオ世界

ミュージカル フィデリティというオーディオ世界ここのところ、田舎家で過ごす時間は音楽を聴いていることが多いです。今年になってオーディオ機器を入替えてから再開したみたいなものですが、いい音が鳴せることが音楽への興味を加速させているような気がします。

偶然薦められて購入した外観ぼろぼろのCDプレーヤーがミュージカル フィデリティという英国メーカーのものでした。決して高域/低域が伸びているわけではないのですが、暖かいレコード盤のような音が出て驚かされました。
特にボーカルや弦楽器が張り出して魅力的な色がついているような音作りがされているように思います。
その後、これを聴いて感心した友人が同じメーカーのE-100というプリメインアンプを見つけてくれました。やはり同じような傾向の音作りで、田舎家のオーディオは小編成のバックでのボーカル再生に関してはなかなかの音を聴けるようになりました。

不思議なもので、よく鳴るからと、今までほとんど聴かなかったジャズボーカルや女性ボーカルのアルバムばかり買っているような気がします。

ミュージカル フィデリティというメーカーは、日本ではあまり紹介されていないし代理店も積極的でないのか、販売店で見かけることもないように思います。創業者が音楽家でデータよりも自分がいい音だと信じる音を基準に作られているので、ワイドレンジ/低歪率/ハイパワーの競争激しい日本では人気が出ないのでしょう。

僕が購入したE-100というアンプも全く情報がなくて、最近は時間があると検索かけてミュージカル フィデリティを調べています。

写真がE-100。パネルはピアノブラックというのでしょうか?艶のあるブラックパネルで下の方に入力セレクターの切替ボタンが並んでいる他は、真ん中にボリュームつまみがあるだけで素っ気ないデザイン。左右バランスとかトーンコントロールはついていません。
Posted at 2011/04/18 02:24:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年04月03日 イイね!

久しぶりに田舎家へ

久しぶりに田舎家へ震災で被害に遭われた方々、あらためてお見舞い申し上げます。
我家も、しばらくガソリンを給油することができず、JRも千葉方面がなかなかダイヤが回復しなくて、この日震災から初めて田舎家へ帰ることができました。
幸いなことに田舎家は無事で、室内も人形が倒れているだけでした。DIYで壁付けしたTVやスタンドに設置したオーディオスピーカーは転倒しているのではないかと心配していたのです。

ご近所さんとも久しぶりに顔を合わせ、お互いの無事を喜びあいました。僕が田舎家に帰れなかったのと逆に、震災の当日にこちらへ来ていて、ガソリンも入れられないし都内へ出る手段がなくて会社をずっと休んでいたという方もいました。

昼間は、掃除で終わってしまい、夜はTVを見る気にならず、CDを続けて聴いていました。

なんとなく被災地の友人に元気をだそうぜというメッセージソングを選んで、しみじみといい曲だなと聞き入ったのがサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」。発売されたのは1970年。僕が音楽に興味を持った頃にすり切れるくらいレコードを聴いていました。この年にビートルズの最後のアルバム「レットイットビー」が発売されて、解散してしまったんでした。サイモン&ガーファンクルも正式なデュオとしては「明日に架ける橋」が最後のアルバムです。奇しくもこの2曲は困難に出会ったときに励まされる名曲になっているのが印象的です。本当にギリギリ解散間際だけだったけれど、僕はリアルタイムに彼等のメッセージを受け取っていたことを誇りに思います。
Posted at 2011/04/18 01:42:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月01日 イイね!

オーディオを入れ替えました

オーディオを入れ替えました田舎家のオーディオが次から次へと寿命を迎え、オーディオマニアの友人にアドバイザーをお願いして、機材を入れ替えました。

アドバイザー氏は、とにかく1枚だけこいつを良く鳴らしたいCDを教えてくれと言います。そう言われて僕が選んだのは、ビートルズのラバーソウル。それもミッシェルのギターとボーカルが魅力的に聴こえるものとリクエストしました。

突然、CDがディスクを吐き出さなくなったり、アンプが片チャンネル音が小さくなってガリ音もひどくなって、急な入れ替えで予算はありません。当然のことながら中古を探してもらうことになりました。アドバイザー氏があちこち聴き周り、田舎家にやってきたのは、CDプレーヤーが英国ミュージカル・フィデリティ社のCD1、アンプも同じメーカーのElektraE100、スピーカーも英国QUAD社の11Lという組合せです。

僕にとっては初めての英国製オーディオのセットなのですが、これが素晴しい音を聴かせてくれます。リクエストしたミッシェルのイントロのギターは、ジョージの左手が弦を押さえるのが感じられるほどリアルに鳴ります。ボーカルもしっかり前に出てくるようになりました。ビックリしたのはリンゴのスティックワークが聴き分けられるようになったこと。ハイハットの中心部の響きの少ないコンコンという刻みの音を初めて聴きました。

田舎家にやってきた英国製オーディオは、最新の国産中級品にデータ的には見劣りするのでしょうが、本当にうまく音楽を鳴らしているように思います。特に女性ボーカルとアコースティックが魅力的です。

Posted at 2011/03/01 00:52:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 週末田舎暮らし | 趣味
2011年02月06日 イイね!

与作がやってきた

与作がやってきたご近所のお宅はたいてい、屋根より高くなった高木が数本庭に立っています。この立ち木の小枝の剪定や枯枝の除去は三脚で届くうちはよいのですが、それより高くなると、造園業者にクレーンで作業してもらわなければいけないのですが、結構費用がかさむし、ついでにと他の作業もお願いしたりと気を使ったりするのです。
田舎家は斜面の庭で、クレーンを使おうにも道路からは家屋越しになってしまいますから、クレーンでの作業もできません。

あとは意を決して、立ち木に自分で登って枝打ちしたり、高さを詰めたりすることですが、はしごや三脚の届かない高さまで登って、そこで作業できるような道具を探さなくてはいけません。
ご近所さんから
「素人が木登りできそうな道具が、林業用品サイトで見つかったので、自治会で買ってください」という陳情がありました。なんだかんだで6万円以上するのです。

さすがに、自分で木登りして枝打ちしたいという方は少なかろうと却下されたのですが、有志を募って共同購入することにしました。

プロ用の道具からか、オーダーして忘れた頃にようやく届いたからと、召集がかかり、中年木登り団の初体験式が執り行われました。商品名は「与作」というんですね。脱力系なネーミングで不安がよぎります。順番にこれで木に登ってみると、カンタンカンタン本当に素人が恐怖感なく木登りできてしまいます。
ひととおり体験して大笑いした後は、代表して「与作」をオーダーされたご近所さんのお宅で、薪ストーブで焼いたヤキイモをいただきました。こちらのストーブはサイドドア付で薪の投入やイモの投入(?)が便利そうです。

さて「与作」ですが
木に登りたい人にはお勧めですよ、と書いてみて・・・・・・。
そんな人あんまりいないですよね。

この道具を買うのに手を挙げた人がいっぱいいる田舎家のご近所も
変わっていますね。









「与作」商品紹介ビデオはこちら
Posted at 2011/02/07 14:49:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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「ご無沙汰でした http://cvw.jp/b/586469/40101331/
何シテル?   07/17 07:48
薪割り、焚火、薪ストーブにハマっています。 愛車も薪運搬車です。 gonta sportRSさん製のチョログーmy kangoo
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