2011年05月19日
少し前から、点滅信号を走り渡ったり、発車アナウンスに階段を駆け上ったりすると、息苦しさが続き、年取ったなあと感じていました。
職場が移動したので、血圧を診てもらっていた医者に通えなくなっていたので、
駅前のオフイスビルの診療所に通うようにしようかとも考えていました。
月曜日に、駅の階段を昇っただけで、長距離走の後のように息が切れ、胸に痛みを覚えました。
歩き続けられるくらいの痛さで我慢できないわけではありません。
5〜6分で痛みは消えました。しかし、少し運動があると、痛みがあったりなかったり。
午後の診療時間を待って、駅前ビルの診療所に行きました。
心電図や血圧を測り、クスリもいただいたのですが、医者に再度呼び込まれて
「念のために紹介状を出します。病院に救急で診てもらえるように話してあるので、
ここからスグにタクシー拾って行ってください。」
と言われました。
会社を抜け出して、診療所にクスリ貰えば落ち着くだろうと甘くみていました。
紹介された病院はCCU(心血管系疾患集中治療室)のある大きな病院でした。
紹介状を確認するとすぐに、テレビドラマのERの世界。なんだかわけがわからない
自分のことなのに現実感がないまま、
「心筋梗塞が冠動脈を狭くしています。入院して明日心臓まで管を入れて
狭くなった場所を特定し、場合によってはそのままバルーンという風船で
血管を拡げたり、ステントという金属製の管で血管を補強したりする処置を
続けて行います。」
頭の中は混乱したまま、携帯電話を1本だけ家族にと言われ
心筋梗塞で緊急入院、明日が検査でもしかすると処置もすると言われた。
ことだけ連絡すると集中治療室へ移動して外部への連絡も一切取れなく
なりました。
胸の痛みは最初の診療所のベッドに横になったところから消えているので
?????
明日は心臓に管を入れるのだなあと最初の夜が過ぎました。
2日目は朝からベッドで検査が続き、10時にCCUに入りました。
あまりに事がスムーズに進み、家族は間に合いません。
CCUでは、太腿から動脈に管を入れるが、血管には神経が無いから痛みは感じませんと
告げられ、検査が始まりました。部分麻酔なので会話しながらです。
造影剤が入れられ、カメラで患部の撮影が進むと
左の管が狭くなっています。
バルーンとステントで処置を行います。
管を入れ始めてから50分で処置まで終了しました。
その日の夜から食事が出て、翌日は一般病棟に移って歩けるようになりと
順調に回復に向かっております。
私の場合、診療所が機転を効かせてくれたおかげで
不幸中の幸い、割と軽い梗塞のうちに処置が出来ました。
少しでも思い当たることがあったら
Webで症状を調べておくだけでも、
やっておいたほうがいいです。
後から確認したら、そのまま自分の症状というのがあります。
Posted at 2011/05/19 09:32:43 | |
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