
友人がNew Poloを購入して、遊びに来ました。一時はルーテシアに傾いていたのですが、Poloの低燃費訴求戦略とエコ減税、近所のトヨタで買えるというのにグラッときたようです。
早速夕食に出かけることにして、運転させてもらいました。
運転席に乗り込もうとすると、カングーに慣れた身体にはシートからドアの上端までの高さがあまりなくて苦しいです。頭を車外に残してシートに腰を降ろし左足だけフットレストに置き、身体をひねりながら頭をこじ入れ、ようやく右足を引き入れてという感じでないと乗り込めません。この間ドアは全解放状態で、乗り込んだ後にステアリングを左手で掴んで身体を支え、右手を伸ばしてドアを引き寄せないとダメです。
運転席と助手席はデザインが異なり運転席は結構サイドサポートが深いです。パーンと張った固めのシートはやはりドイツ車ですね。乗り込んでしまえば頭が天井に触れたりはしません。
走り出すと、凄いガッチリ感のボデイだとすぐに実感できます。足回りは固めで路面の凸凹は良く拾いますがボデイはミシリともいいません。ロール角も浅いのでカングーから乗り換えるとラリー車みたいです。
ワインディグはボデイが小さいのも効いて、Sモードで引っ張ると滅茶苦茶楽しいです。チラっとスピードメーターを見たら人に言えないようなスピードでしたが、恐怖感は全くなし。感服したのはVWの7速DSGミッション。全くスリップ感もシフトショックもないんですね。ルノーのDP0とは異次元の完成度です。これだけでもPoloは買いです。マニュアルモードはクリック感がなくて、うっかりすると簡単に1速まで落ちてしまったりするので、自分で所有して慣れないと使えないです。
ハッキリ言って、機械としてはカングーと比べ物にならない完成度の高さのNew Poloでした。
気になったのはサイドミラーが三角形でミラー面が狭いこととミラーにセットされたウインカーが小さくて、ちょうど後続のクルマが思い切り車間を詰めて煽られているように見えることでしょうか。
素晴らしいNewPoloでしたが、僕にはカングーのユルさが心地良いのをあらためて実感したのでした。クルマって面白いですね。
カングーにDSG載ってたら最高だけどなあ。
Posted at 2010/07/20 00:29:20 | |
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