
田舎家のオーディオが次から次へと寿命を迎え、オーディオマニアの友人にアドバイザーをお願いして、機材を入れ替えました。
アドバイザー氏は、とにかく1枚だけこいつを良く鳴らしたいCDを教えてくれと言います。そう言われて僕が選んだのは、ビートルズのラバーソウル。それもミッシェルのギターとボーカルが魅力的に聴こえるものとリクエストしました。
突然、CDがディスクを吐き出さなくなったり、アンプが片チャンネル音が小さくなってガリ音もひどくなって、急な入れ替えで予算はありません。当然のことながら中古を探してもらうことになりました。アドバイザー氏があちこち聴き周り、田舎家にやってきたのは、CDプレーヤーが英国ミュージカル・フィデリティ社のCD1、アンプも同じメーカーのElektraE100、スピーカーも英国QUAD社の11Lという組合せです。
僕にとっては初めての英国製オーディオのセットなのですが、これが素晴しい音を聴かせてくれます。リクエストしたミッシェルのイントロのギターは、ジョージの左手が弦を押さえるのが感じられるほどリアルに鳴ります。ボーカルもしっかり前に出てくるようになりました。ビックリしたのはリンゴのスティックワークが聴き分けられるようになったこと。ハイハットの中心部の響きの少ないコンコンという刻みの音を初めて聴きました。
田舎家にやってきた英国製オーディオは、最新の国産中級品にデータ的には見劣りするのでしょうが、本当にうまく音楽を鳴らしているように思います。特に女性ボーカルとアコースティックが魅力的です。
Posted at 2011/03/01 00:52:39 | |
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