
最近オーディオ方面に興味が急展開していまして、痛勤時に読んでいる本が寺島靖国氏のジャズオーディオ関連本です。
『JAZZオーディオ「快楽地獄」ガイド』『JAZZオーディオ悶絶桃源郷―寺島流最強システム構築ガイド』『JAZZオーディオ寝ても覚めても四苦八苦』『疾風怒濤のJAZZオーディオ放蕩生活』『一歩前進三歩後退 JAZZ オーディオ魔境の旅』と身のすくむタイトルでシリーズで発売されています。
これは、氏のJAZZとオーディオに注ぐ並々ならぬ情熱と買物の記録なのですが、氏は自ら「おとこ版中村うさぎ」と称していまして既にオーディオに数千万円を投じていると書かれております。
JAZZ喫茶マスターであり、JAZZ評論家であり、オーディオマニアである氏ですが、僕は音楽とオーディオを柔らかく活字にできる氏のファンです。
著書を読むと、JAZZを氏の好むいい音で聴きたい一心でオーディオに打ち込んでいるそうですが、音楽とオーディオって関連があるようでいて、両方を語れる評論家というのはそうそういないのですね。しかも妙に高尚な言い回しで気楽に接する音楽やオーディオではなくなってしまっている方ばかり。
寺島氏の著作は、JAZZとオーディオが読み物として楽しめる実に稀有なものだと思うのです。
寺島氏の一途なのは、ついにご自身の好むオーディオ的JAZZを集めたCDやご自身の再生したいJAZZをプロデュースしたCDまでも発売してしまうところまで行ってしまいました。
【寺島靖国プレゼンツ】【寺島レコード】というシリーズが発売されていまして、写真のジャケットは『For Jazz Aydio Fan's Only 』というCDですが、氏がオーディオ的に素晴らしいという曲を集めたコンピレーションアルバムです。
良い音でオーディオを鳴らしてみたい、良い音ってどんな音?という方にお薦め。
僕もそういう思いで1枚購入してみたのです。
たくさん聴きこんでいる方が選ぶと、自分のオーディオセットが見違えるような音を鳴らす1曲というのがあるんですね。それがCD全曲ですから本当に嬉しいです。僕はJazzに関して名盤や名演の知識やこだわりが全くありませんので、しばらくは【寺島靖国】レーベルのCD中心に聴いていこうかと思っています。
Posted at 2011/05/06 18:46:10 | |
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