アイドルコントロール不良の調査 一筋の光か!?
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今日は嵐の後で、とても良い天気。
露天ピットにとっては、またとないメンテ日より。( ̄∇ ̄)
さて、先日ベントレーマニュアルを翻訳した資料をもとに
不良の原因を探っていくとしよう。
手順を追って進めていく。
おっと、その前に
この大事なアイドルスタビライザーであるが
今まで、なにも固定されていない状態でいた。
機能的にバルブをコントロールする重要なパーツであるから、あまり良い状態ではないと思う。
そこで、先日取り寄せたホルダーを先に取り付けた。
2
それでは調べていこう!
ステップ1
アイドルスタビライザー本体のチェック
2極端子の抵抗・・・・9〜10Ω。
測定結果:10.6Ω
問題なし
3
ステップ2
アイドルスタビライザー本体に繋がるコネクター側を
測定。
エンジン始動にて
2極端子の電圧・・・・約12v。
問題なし
測定結果:11.25Ω
ステップ3
その後、スタビライザーにコネクターをさして繋げる。
スタビライザーは、微振動を起こし続ける。
これで、一応スタビライザーは生きていると確認出来る
4
ステップ4
アイドルスタビライザー本体に繋がるコネクター側を
測定。
エンジン始動にて
2極端子の片側とスタビライザー間の電流・・
400mv〜500mv。
460mv±10mAで、700±50rpm
電流測定は、コネクターを抜いて
片側はつなぎ、もう片側はテスターでの測定となる。
テスター側は良いが、もう片方は何らかの方法で
繋がなければ、測定することは出来ない。
これは、ここに繋ぐコードを用意する必要があるので
ここの測定は、保留とする。
5
さて、スタビライザーは生きていることは検証できた。
つにぎ、このスタビライザーをコントロールしている
アイドルコントロールユニットを調べることにする。
翻訳したマニュアルによると、グローブボックス内上部
に取り付けられているとのこと。
画像は、グローブボックスを映し出している。
内部の上部にはビニールレザーで覆われている
このレザーは左右のネジでとめらいるので
取り外す。
6
目隠しとなる、ビニールレザーのシートを外すと
目の前にはDMEが露わに・・・
意外と目の前に取り付けられており
アクセスの良さが分かりますね。
さて、肝心なアイドルコントロールユニットですが・・
7
アイドルコントロールユニット・・・
ついに見つけました(^^)v
DMEの上に、緑色の物体が・・・・・
これがユニットの様です。
8
これが取り出したアイドルコントロールユニットの
コネクター部分となります・・・・・・( ̄。 ̄;)
今は端子が見えてますが、通常はカバーで覆われてます。
でも・・・なにやら雰囲気がちょっと違います。
コネクターだと思っていたのですが
これは、全て半田付けで取り付けられているようです。
やはり中枢部の1つと言うことで、接触不良など
あってはならない部分なので
確実な接続方法ということで、このような形態になっています。
アイドルコントロールユニット
このユニットは各所から情報を頂いて
このユニットから、アイドルスタビライザーへ
適切な電流を出力しているわけです。
ステップ5
これから、ここへ来る信号のチェックを行います。
(ベントレーマニュアル参照)
1.ユニット駆動電源
2.ユニットのアースとシャーシ間は短絡しているか
3.水温(暖気時に12vが来ているか)
4.エア(+4度以上で12vが来ているか)
5.ATセレクト(N時、P時に各12vが来ているか)
6.スロットルスイッチ(アクセルオフ時12vが来ているか)
7.エアコンONで12vが来ているか
8.エンジン温度・・・抵抗値を計る
とりあえず、以上の項目を
画像で見える端子間をテスターで測定する。
と・・・・・・・・・項目5番にて
1つ、12vが来ていない項目を発見( ̄∇ ̄)」
ATセレクトで、
P時に12vが来なくてはいけないのだが・・・・・
これが来ていない。
もしかして・・・・
これが原因なのか!?
これが正解ならば、高額な出費は免れるのだが・・・
この、来なかった12vの経路を調べて見ることに
と、手をつけようかと思ったのですが
今は日が落ちるのが早くて、今日はコレまでm(__)m
引き続き、調査を進める。
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