オイル下がり修理

最近日に日にオイル下がりがひどくなってきて白煙が多くなってきました。やっと時間ができたので、また青空整備なので天気に恵まれたのでバルブステムオイルシール交換しました。まずは邪魔になるラジエター、スロットルボディなどを外します。

クランクシャフトプーリーはやっぱり硬くてジャッキを併用して外しました。周りどめはドライブプレート固定方でいきました。

タイベルも外し、あとは24個のバルブステムオイルシールを交換します。専用ツールはないのでネット徘徊、疾風さんに情報提供いただき塩ビ菅、100均の調協力磁石を使用し、コッター外しをします。外すのはかなり簡単にできます。バルブ落下防止のため、トラロープをシリンダー内に充填させピストンを上げて落下防止しました。

このバルブ奥にあるのがバルブステムオイルシール。ラジオペンチで余裕でした。

だいぶ硬くなっていて、オイル下がりするのも当たり前、添加剤やオイル粘度なんかでは対応できないのがよくわかります。

ラジオペンチでつまんでいるのでちょっとゆがんだり傷ついていますが、新旧の違いは歴然です。コッターの取り付けですが、15ミリディープソケットにゴムホースをつっこんで叩いていれようとしましたが、しまいにはバルブスプリングホールに傷がつき、バルブリフターが入らなくなる問題が発生しました。なんとか研磨して滑らかに入るようになりました。

それからは叩いても失敗したらまた傷がつくのと叩いてのやり方はコッターがはまらないので人力で圧縮する方法にしました。エンジンにのっかり全体重を利用し圧縮したら一発でコッターがはまるようになりました。ただ、6番シリンダーはかなりきつかったです。。このあと組み付けは夕方になってしまい、焦っていたので写真はありません。。。ついでにクランクシャフトオイルシール、カムシャフトオイルシール、ヘッドカバーガスケット交換、デスビ点火時期調整もしてあります。組み付け完了し、どきどきのエンジン始動。問題なく始動しました。肝心の白煙は完全に治りました！おわり 疾風さんありがとうございました！助かりました！