
2日目~
始発でGO
さようなら無料朝食(涙)
花巻まで出て釜石線

今日もキハ100
クロスシートで気動車でトイレ付き
これなら1日のりっぱでも大丈夫
釜石線の駅標には銀河鉄道にちなんでエスペラント語の愛称がつけられています

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なんか良い感じ
でも 皆さんご存知でした?
銀河鉄道の夜でジョバンニが乗る列車はSLやDLでは無いことを…
釜石駅着

なんちゃってSL列車 SL銀河用の客車が止まっていました。
反対側には新しいターンテーブルと、磨き上げられたSLが…
今日はなんかお披露目イベントがあるようで。
釜石から南リアス線の予定ですが、乗り継ぎに2時間近くあるので、バスで山田線の不通区間へちょっとだけ行ってみます
大槌町役場跡
3年前から何回も何回も何回も繰り返し繰り返し
画面の向こうで波に飲まれて破壊されていった建物が目の前に…
黙祷捧げることすら忘れて呆然としてしまいました。

少し川側に歩くと大槌病院跡
ここは3階建ての病院で津波で2階まで水没 3階は漂流物で破壊された為に屋上に全員避難して3日間過ごしたという所。隣の役場は半数以上の人が殉職してしまったのに、ここは津波で直接亡くなった人は居ない(その後亡くなった患者さんは居る)
歩いて1分ほどの距離で、生と死の境がある…
恐らく、TVで流れていた津波の映像はここにあった病院のカメラか、屋上に避難していた人がこの角度で捉えていたんじゃないかと思う。
水がどんどん画面の奥から手前に押し寄せてくる絵に見覚えが…
歩き回っていると アスファルトの地面、恐らく駐車場か道の跡の部分と土の地面…恐らく建物があったであろう部分がランダムに出てきて、かつてそうであったのであろう…と思いを馳せるだけで身につまされる。
バスの車窓からも

手つかずで放置されている山田線の橋梁

立派な家と蔵なのに大破放置
そしてひたすら広がる更地…ってか荒れ地
所どころにプレハブの店舗
3年たってもなんにも解決してない…と時々聞きますが、なるほどこういう事か。
瓦礫は小綺麗になっているし、新しい道も出来ている。バスも走っている。
直後に比べれば随分マシになっている。でも元通り…というか街にはほど遠い。
世間一般でいったら「3年の期間と多額の予算つぎ込んで行政はなにやってんの」
って評判になるんでしょう。
現場の人達は必死で頑張ったから、こうやってプラっとやってきた旅人が立ち寄れるまでにはなってるんですが、世の中の「ご期待レベル」について行けてないからゼロ査定されちゃう。現場の担当さんたちはたまらないよなぁと、ちょぴり自分の仕事思い出して悲しくなってしまう。
釜石に戻ってきて、南リアス線

ここも昨日と全く同じ 小一時間ひたすら我慢して
盛着
ここから気仙沼線はBRT(ばす らぴっど とらんすふぁー)

線路にアスファルト敷いて埋めちゃって専用道にして電車の代わりにバスを走らせる。ホームはこんな感じ。

バスの折り返しゾーンの向こうには線路が見える。
途中でブチ切られている線路が物悲しい。
で、このバスも超満員
そりゃ 鉄道車両より乗れる人数少ないですからね。
盛から他の路線もないので、三鉄降りた人はほぼ100%乗るしかない。
鉄道と違って連結できないから、車両はあっても運転手いなくて増発できない。
いきなり欠点を見せつけられるハメに。
しかも線路跡走るのは3駅分ぐらいで、そのあとは普通の道へ
普通のバスと変わんないじゃん(苦笑)
と、いうわけでBRT乗ってるだけでは大船渡線の駅CPは半分もとれません。
奇跡の一本松とか新しい駅(というかバス停)
も出来てるのですが…

こんな有様でまともに見えません。(枝の端だけちょっとだけ見えました)
気仙沼線もBRT乗るつもりでしたが、あまりにも失望しちゃったので気仙沼から大船渡線で一関へ
やっぱ鉄道はいいなぁ
でまた北上まで戻って(笑)北上線
ゆだ高原あたりだったと思う。
現実見てへこんだ心を癒やしてくれる景色に出会う

夕焼けに見送られながら横手経由・新庄泊
明日は基本帰宅直行なんで ちょっとゆっくり寝られるな
Posted at 2014/07/24 01:12:25 | |
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