
こんばんは、takerです。今日は先日予告していましたように二本立てでお送りします。二本立てというとVシネなんか昔よく見に行ってましたね、いや、会社の付き合いで。もちろんエロくないほうですよ。
まぁそんなことはどうでもいいんです。いつもドライビングに
独自の理論で切り込んでいってるはらーさんより、
「EP3のハンドリングってどうなの?」という質問がありましたので、じゃあこれもコラボにしたるかってことで記事にしました。最初に断っておきますが、あくまで私のは超俺理論なので正確性については保障しませんw 自分なりに感じたことを述べてますので主観が入ってます。さらに
EP3びいきなのでそこのところはご容赦くださいヽ(;´Д`)ノ
タイプR全般に言えることですが、
FFと思えないくらい実によく曲がります。じゃあ歴代のタイプRの中でもEP3、FD2、FN2と比べるとどうかってことになるわけですが…まずはカタログスペックだけで比べると、最小回転半径がFN2が5.6mでトップ、次点がEP3の5.7m、最後にFD2の5.9mになります。しかし、これは入庫などの取り回しに関係することでコーナーリングにおいては実はあんまり関係ありません。じゃあ書くなよって言われそうですが、購入を検討されてる方もいらっしゃると思うので一応知っておいて欲しくてw 街乗りでは意外に重要なファクターなんですよ。蛇足ですがEK9は5.4mで最も回転半径が小さいので取り回しは楽です。
じゃあ、本題のコーナーリングについてですが全タイプ共通してるのは前がストラット式だということ。
FF式が主流の昨今ではほとんどこのタイプと言っていいかもしれません。その理由はコストが低く抑えられる上に構造が単純で効果も高い為。しかしそこはタイプR専用設計がされています。この三台を比べた場合どれが一番優れてるとは正直言い難いです。なぜならそれぞれアプローチの仕方が違うため。
EP3:トーコントロールリンク式ストラットサスペンションを採用。俗にトーコン
(燃える人ではない)と呼ばれるセッティングです。走行中のサスペンションの動きに合わせてトーを意図的にコントロールする機構で、ブレーキング時や不整地走行時の安定性を高めたり、コーナーリング性能を高めたりするために用いられる方式。かつてのFC3Sのリアもコーナーリング性能を高める為に採用されていた。
FD2:マクファーソン式ストラットサスペンションを採用。大径18インチのハイパフォーマンスタイヤを手にしたことで、その高いグリップをより有効に使うことに主眼が置かれた。具体的には、縮み方向へは動きやすくし、外輪をより強く路面に押し付けてコーナリングフォースを高める一方、伸び側はダンパーの効きを初期から立ち上がるようにし、内輪のジャッキアップを抑えてタイヤにかかる接地圧をより高め、トラクションを有効に使えるようにした。このアプローチを核とし、フロントアライメントの全面変更および高速と高荷重に対応するダンパー、スプリング、スタビライザー、ブッシュほかフロントのベアリング、ナックルの強化を実施。サスペンションはほぼ専用部品となった。
FN2:情報がないので不明だが、乗り味としてはユーロRという名の通りにワインディングよりもロングクルージングの疲労軽減を目指した味付けらしい。よく曲がることは曲がるらしいがS字の切り替えし等になった場合のドライバーへの負担は大きいような気がする。
ただ、気になるのがカタログスペックでのFN2の後が車軸式となっている点。EP3もFD2も後はダブルウィッシュボーン式を採用しているのにFN2だけなんか違うような気がする。
もうひとつ、立ち上がりはEP3とFD2はいい勝負をすると思う。その理由は、
EP3 FD2 FN2
乾燥重量 1,210Kg 1,270Kg 1,320Kg
E/G出力 215PS 225PS 201PS
出力では10PSの差こそあるものの、重量60Kgというのは結構なハンデ。おまけにショートノーズでハッチバックのEP3に対してセダンタイプのFD2のノーズはどうしてもワンテンポ入りが遅れるんじゃないかと勝手に推測。FN2は
「あくまで優雅に」しなやかな足回りが持ち味なのでここでの比較は割愛する。
ちなみに全車種ヘリカルLSDを採用。それぞれ特色が違うので自分の好みにあったものを選択すればいいのではないかな。
結局何が言いたかったのかよくわからなくなったけど、結論を簡潔にまとめるとくどいようですが、
FFじゃないみたいに曲がる
ということです。実際コーナーリングにおいてFFはアンダーが出やすいはずなのですが、リアのタイヤグリップが負けてケツを振ることがままありますw それくらいノーズの入りはいいです。お近くにオーナー様のお知り合いがいる方は一度乗らせてもらったほうが話は早いかもw
生涯VTEC!takerでした。
■タイプRユーザーへ送る蛇足コラム■
官能的な音を奏でるVTEC。その吹けあがりはまさにメーカーチューンエンジンと言っても過言ではない出来です。となると、やっぱりエンジンは大事にしたい、綺麗にしておきたい。そう思って最近流行りの
「フラッシング」でエンジン内を綺麗にしようと思ってませんか?実はこれ
大NGだそうです。
その理由は、メーカーチューニングされたエンジンであるK20Aは非常にシビアだそうで、フラッシングオイルでクリーニングしてしまうと、その残りがエンジン内の隙間にどうしても残って
クリアランスが変わってしまい、本来の能力を発揮出来なくなるそうです。VTECチューンでメジャーなSPOONの市嶋社長がかつてVTECCLUBの質問コーナーで回答していました。
それともうひとつ。エンジンオイルは皆さん結構気にかけて交換してますよね?神経質な人であれば例えばジムカーナーに出場毎、ちょっと街乗りでも気になる人であれば3,000Kmで交換しているはずです。
じゃあミッションオイルは?
実はエンジンオイルは冷却もされれば循環もするので定期的に交換しておけば問題ないそうです。特に年1・2回にハードなレース走行をして、普段は街乗りレベルであればわざわざ高いオイルを入れなくてもメーカー純正オイルで充分とのこと。でもミッションオイルはギアボックス内でただ浸ってるだけなので冷却もなければ循環もない、それなのに交換サイクルはエンジンオイルよりもずっと悪い。下手するとギアボックスを痛めてしまう原因にもなるそうです。タイミングとしてはエンジンオイルと同時期に行うのがベスト。
と、いうことらしいですが皆さんはどうしますか?純正でいいとはいいながらもGulfのVTEC専用オイルいれたら
「なんだかレスポンスがよくなった」ような気がするんですけどね…フラシーボ効果かも知れないけどさ。純正オイルに切り替えて浮いたお金でミッションオイル交換費用にあてるか…悩みどころです。
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車 | クルマ
Posted at
2009/11/09 23:15:42