
2008も、やっと5000kmを超えて、
各部慣れてきましたかね?
慣れは良いのですが、後部左ドアのプレスラインの部分に、
ドアパンチらしき凹みを発見。
あー、ついに新車に傷が…と30秒くらい落ち込んだ、
きむ力ツですw
こんな時、エアバンプが欲しいw
まー、使ってりゃ仕方無いよねー。
塗装も剥がれていないし放置決定ですw
さてさて、2月11日に富士スピードウェイで開催された
エコカーカップに出場してきました。
『エコカーカップ』とは、富士スピードウェイが主催している速さと燃費との両立を目指すレース♪
予選順位と決勝順位と燃費をそれぞれポイント化して、そのポイントが最も少ないチームから
順位が決まります。
このエコカーカップですが、速く走れば良いというものではなく、予選は速く走った人から
順位が付けられますが、決勝は1周のラップタイムが規定タイム以上で走らないといけないので、
どこで加速するか、そしてコーナーでのボトムスピードをいかに上げるかという、
なかなか頭を使うレースになっています。
今回、ワタシが参加した『のぶまんモータースポーツ』では、昨年までトヨタ・アクアで
参戦していましたが、今年は新車のマツダ・デミオ ディーゼルを投入!
あ、こっちはEVの方だwww
しかも、レースは決勝が60分間と180分間の2種類がありますが、
両方のレースにエントリーしてしまうという、勝利への執念が感じられる体制で
両クラス総合優勝を目指します。
~エコカーカップ当日~
サーキットの朝は早い!
6時に富士スピードウェイ集合でしたが、何と東名高速が大井松田IC~裾野IC間で通行止め。
そのため、ワタシは中央高速経由で行きましたが、御殿場市内は積雪と言うよりも、
凍結していてガチガチの路面でした。
スタッドレスにしておいて良かったw
そして、何とかたどり着くも、もちろんコースも凍結状態。
そのため、朝イチで行われる予定だった180分レースの予選はキャンセルされ、
くじ引きによりグリッドが決定しました。
チーム代表が引いてきた番号は69番…
なんと最後尾!!
またの名を逆ポールポジション!!www
後ろに誰もいないスタートですので、追い上げるだけですw
今回、180分レースは3人のドライバーで挑みます。
ちなみに、このレースは助手席にコ・ドライバーも乗ることが義務づけられていますので、
ドライバーと助手席に1回ずつ乗ることになります。
180分レースでは5回のピットインが義務づけられていますので、
ドライバー&コ・ドライバー交代の3回に加え、2回のピットインをどこで使うかも悩ましいところです。
スタートドライバーは今回ワタシ。
69番グリッドですから、もちろんスタートシグナルなんて見えません。
ですから、スタートを回りの雰囲気で感じ取ってw、1コーナーへ飛び込んでいきます。
右前のベストカー誌のC-HRについて前に進んでいきますが、ここで全開にしたら、
後々の燃費に響いてきますから、燃費を気にしつつ、ヴィッツレースで混戦には慣れていますので、
前のクルマを次々抜いていきます。
そして、2週目からは規定タイムである1周3分15秒縛りで走りますが、
このペースのつかみ方が難しい。
なんせ練習走行もせず、デミオ・ディーゼルのMTに乗るのもこの日が初めてですので、
どのコーナーで何速を使えば良いのかもわからない手探り状態。
それでも、3周くらいで慣れてきて、あとはいかに3分15秒に近づけるかにかかりますが、
3分15秒を切ってしまうとペナルティですので、どうしても安全マージンをとって
3分20秒くらいでラップしていきます。
ストレートで調整すれば3分15秒に揃えられるかもしれませんが、
それで燃費が悪くなってしまったら本末転倒ですからね。
コースを走って慣れてくると、アクアとデミオでは燃費を稼ぐ区間が違ってきますね、
アクアですと、いかにエンジンを稼働させないかがキモになってきますが、
デミオ・ディーゼルですと、効率の良い回転数を使っていかなきゃいけない。
そのためには瞬間燃費計とにらめっこして走ります。
しかし、サーキットを走っていると、アクアと比べてデミオの走行性能の高さを実感します。
特にAコーナー進入~100Rの安心感は別物です。
60分走行しても、まだ走っていたいと思いましたが、ピットインしてドライバー交代。
ここでワタシは降りて休憩です。
休憩時間には、小山町や御殿場市、裾野市からのおもてなしがあり、
みくりやそばや磯辺餅等々が振る舞われていました。
みくりやそば、美味しかったな…。
さて、そんなこんなで、今度はワタシがコ・ドライバーとして乗る順番がやってきました。
ピットインしてきて、コ・ドライバーが運転席へ移動し、ワタシが助手席に乗ります。
オーナーがドライバーですので、効率よい回転数を使って運転しています。
なるほどな…という気づきもあり、これは次回に生かします。

208も参加していました。
そして、180分のレースがゴール!
レース順位は44位/69台でした。
実は、ここからが本当のレースだったりします。
というのも、ゴールラインを超えてから係員が燃費計で燃費を確認するまで、
せっかく稼いだ燃費を悪くするわけにはいかないからです。
プリウスやアクアでしたら、EVモードを使って燃費を向上させることも出来るんですが、
ディーゼル車のデミオにはある訳も無く…。
シビアなアクセルワークで、ゆっくりゆっくり走って係員の元まで行きます。
車載燃費計での数値は、22.1km/l。
この燃費と決勝レースの結果で、総合順位が決まります。
180分レースの次は、60分レースが開催されます。
こちらも3名でドライバーエントリーしており、3回のピットインを消化する必要があります。
60分レースはクジ引きの結果、14番グリッドです。
180分レースも、これくらい前だったら…(泣)
レッドシグナル消灯でスタート!…ですが、勢いよく加速してもラップタイム上限がありますし、
燃費も悪くなるので、みなさんゆっくりゆっくり加速していきます。
60分レースは規定タイムが1周4分45秒以上ですので、富士の長いストレートでは、
まるで止まっているように感じますw
60分レースなので、あっという間にピットインしてドライバー交代し、
そして、あっという間にゴール!
こちらは、16位でした。
そして表彰式。
表彰は大きくガソリンクラス、ディーゼルクラス、ハイブリッドクラスに分かれており、
それぞれのクラスでも排気量によって細かく分かれています。
デミオはD-1クラスです。
次々にガソリンクラスの優勝者が発表され、ガソリンクラス総合優勝はVWアップ!
そして、続いてディーゼルクラス。
まずD-1クラスの発表!
D-1クラス優勝は…
のぶまんモータースポーツ!!
決勝順位44位、燃費は総合1位でトータルポイント45.0ptでした。
前回、総合優勝のDO-ENGINEERINGのデミオを破って、デビューウィンです!!
しかも、ディーゼルクラス総合優勝のおまけ付き♪
これは180分クラス総合優勝も狙えるんじゃね?
ガソリンクラス、ディーゼルクラス、ハイブリッドクラスを総合した
180分レースの総合優勝は…ハイブリッドクラスのホンダ・初代インサイト!
残念ながら、NMSちばちゃんデミオは総合6位でした。
60分レースの方もディーゼルクラスは制しましたが、
60分レースの総合優勝は、トヨタ・アクア!
なんと44.0km/lという驚異的な燃費での優勝です。
ちなみに、こちらは総合7位でした。
今回、チーム代表は180分レースと60分レースの両方とも制して勝ち逃げし、
あとは婚活に専念する予定だったみたいですがw、総合優勝は逃してしまったので、
7月の第2戦も参戦する気持ちになったようですw
次回は、7月1日(土)ですので、応援よろしくお願いします。
しかし、180分クラスはデミオ・ディーゼルの速さと燃費のバランスがちょうど良い案配ですが、
60分クラスは車速が遅いため、ハイブリッドの方が有利な気がします。
これを両方制するのは、かなり難しい課題ですね。
やっぱり、練習する必要があるんじゃなかろうか…