
ここのところ風邪をひいて具合が悪かったのだけれど、先週末にはそれなりまで体調が回復。土曜は体調を考え自粛していたが、日曜まで天気がとても良かったので・・・ちょっと出かけてみることに。
行き先は伊豆スカイライン。
先月走って気持ちよかったので、今度はケイマンでもう一度。それともう1箇所訪れてみたい場所があった。
そんな今回のルートは(↓)。
伊豆スカイライン-9 posted by
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ターンパイクを駆け上がり、大観山には寄らずに伊豆スカ方面へ。
勾配がきついターンパイクに対し、伊豆スカイラインは適度なアップダウンとコーナーが連続するので、走っていて気持ちが良い。前車にあまりつまることもなく、どんどんコーナーを駆け抜ける。
伊豆スカイライン-5 posted by
(C)ginapoolholic
目的地は西伊豆だったので、今回は伊豆スカイライン最終の天城高原ICまでは走らず、手前の冷川料金所で降りることに。そこから県道59号を経由して目的地に向かったのだが・・・この県道59号が凄かった。(苦笑)
何が凄いかって・・・離合できない、
こんな1車線の道路がずっーーーと続いているから。
10〜20分ならまだしも、小一時間走っても2車線には合流できず、Naviもちゃんと機能しているのかどうか自信がなくなって・・・のんに何度も “進んでるよねぇ・・・?” と聞き返したくらい。まるで巨大迷路に迷い込んだような感覚。(苦笑)
一台で走るのは何となく不安だったので、地元の軽トラを追いかけつつ・・・何とか目的地に到着したときには本当にほっとした。(笑)
そして辿り着いた場所が(↓)。
伊豆スカイライン-2 posted by
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ちょっと富良野っぽい感じ?(笑)
伊豆スカイライン-8 posted by
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今回の目的地は
ココ。
正直言うと “山奥のカフェレストラン” だから、味はそんなに期待していなかったけれど・・・それは良い意味で裏切られることに。
言ってみれば “フツーの味” なんだけれども、高次元な “フツーの味”。こういう味を作るのは、時間と手間暇をかけないとできないと感じられる味。他にいただいた珈琲にしても、スポンジケーキもそんな印象。
素人でも “あれ?これ違うよね?” とわかるような差をつくる事ができる。これは “プロの仕事” だなぁ・・・と感じさせられた。誤魔化しがなく、とても丁寧な仕事をされている感じ。
クルマを試乗させてもらっている際にも同様なことを感じる瞬間がある。
自分は技術的に細かいことはわからないけれど・・・短時間でも自分でステアリングを握って運転することで感じられる、そのクルマの精密さや上質さ。このクルマ “時間と手間暇” かかってるよなぁと。もちろん、その反対を感じることもある。(笑)
昨年の初秋、NC3の購入を決める最終的な後押しになったのは、しばさんとしたNC2の試乗 。
NC2試乗-2 posted by
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以前にも書いたことがあるけれど、NCロードスターはEngパワーもあんまりないし、マフラー音も良くないんだけれど・・・試乗でポンっと乗っただけであれだけ意のままに動かせたこと、要するに “一体感” をすぐに得られたことに正直驚いた。
“見かけの部分” にはお金がかかってないけれど、ドライバーに “運転を感じさせる” 部品にはしっかりとお金をかけている。
あぁ、このクルマなら買って間違いはないな・・・と思って、その試乗後に判子を押した。
NC2試乗 posted by
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上手く言葉にはできないんだけれど、そこら辺が “世界中にロードスターのファンが多い理由” なんじゃないかと。ドライビングプレジャーっていうんだろうか? それが感じられる部分を “時間と手間暇” をかけて、しっかりと造り込んでいる。
NCの生みの親である貴島さんの著書 “
ロードスター的幸福論” からもそれは読みとれた。NA主査の平井さんの陰に隠れがちだが、この人もかなり “ものづくり” が好きな人だ。
では、ケイマンはどうか?
基本的に開発費が全く異なってくるだろうから、ある程度のドライビングプレジャーは備えていて当然。“Porsche” という看板を背負っているから、変なモノは造れない。ただ、そのなかでも・・・コストがかかるにも関わらず、重量バランスが良い “縦置きMR” をわざわざ選択したところにMRに対する “Porscheの拘り” があるのではないかと思う。
また、吉田匠さんの
新型ケイマン試乗レポートにて・・・
『さらに、動力性能にシャシーやボディのポテンシャルを加味したクルマの総合力として現れるニュルブルクリンク北コースのラップタイムは、ケイマンSのPDKで7分55秒をマーク、先代同モデルを11秒も短縮したという。しかもこのタイム、同じく3.4リッターのエンジンを積む最新の991カレラと比べても3秒速いというから、911危うし、か?』
という記述がある。
調べてみると、987のCaymanSでさえ8:06/周なので、最新の991カレラと8秒/周しかかわらないことになる。単純計算で1分につき1秒の差。これって、ひとつのコーナーでも何らかのミスがあれば、容易にひっくり返ってしまうタイム差。
また、991の350psに対し、981 CaymanSで325ps、987 CaymanSは320psと25〜30ps Eng出力が低い。
ノルドシュライフェの後半1/3はかなり長い直線が続くので、この出力差はタイムに響いてくるはず。それにも関わらず、このタイム差におさまっているということは・・・山岳区間において、MR勢がかなり良いコーナリングをこなしている結果だと思う。
ニュルのタイム信者になる気はないが、これはPorscheが “かなり良いMRシャーシを造った証拠” と言えるのではないだろうか。
伊豆スカイライン-3 posted by
(C)ginapoolholic
帰宅後に食べログで口コミを拝見していたら、ご主人は珈琲専門店に長年お勤めされていたと記述あり。だから味が丁寧なのかな?
料理にしても工業製品にしても、どうせなら “時間と手間暇” がかかっているものに触れていたい。それは “自分の思考” にも影響を及ぼすであろうから。
Little Heartさん、またお邪魔しようと思う。ただし、今度来るときは西伊豆側から・・・ね。(笑)
Posted at 2013/04/18 18:27:27 | |
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