
“
981 Spyderの生産枠が決まった” ということは、同時に “987 cayman Sを近いうちに手放さなくてはならない” 事を示す。
987 cayman Sは、ぼくにとって “初めてのPorsche” であり、手放すには名残惜しい面が多々あるけれども・・・3台所有は経済的に難しいし、もし可能だったとしても、乗る機会自体が激減するであろうことは目に見えている。それは、caymanにとっても幸せなことではないように思う。
ということで、caymanと共に過ごせる残り少ない期間のうちに、ロングランを決行することとした。
東海地方で所用を済ませた後、夕方に名古屋入り。みん友さん2人と待ち合わせ、夜の名古屋へと繰り出した。
折角、名古屋まで来たのだから、“名古屋らしい” 食事を。食べログで検索したところ、 “八丁味噌仕立ての味噌すき” がいただける、老舗の
宮鍵さんというお店を発見、そこにお邪魔してみることに。
宮鍵さん posted by
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この日はみん友さんが送迎してくれたので、普段は飲まないアルコールをいただくことに。(笑)
乾杯した後、仲居さんが鍋をつくってくれた。“味噌すき” なので、当たり前なんだろうけれど・・・仲居さんは鍋の中に、味噌をこれでもか!というほど溶かし込んでいく。
乾杯 posted by
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“こんなん食べられるのか?” と思ってしまうようなビジュアルだったが・・・配られた溶き卵をつけ、いざ食べてみると・・・全然くどくない!
味噌と出汁のバランスが良いのか、八丁味噌独特の甘辛さはわかるけれども、味噌の甘ったるさが口の中に長く留まる感じではなく、“あぁ、名古屋のヒトはこういう味が好みなのだろうな” という事が理解できる味だった。
ちなみに、関東で同じような味を経験したことはない。東京駅地下の
矢場とんさんには伺ったことがあるけれども、もっともっと味噌の味が強かったように覚えている。今回の味とはまた別だった。
かしわ味噌すき posted by
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一通りいただいた後、みそすきの最後はきしめんで。いろいろと煮込んだ味噌の味をきしめんがうまく吸いこんでくれており、これが滅茶苦茶美味しかった!八丁味噌、ちょっと中毒性がある味だよね。たまに食べたくなる気持ちが良くわかった。(笑)
で、最後の食事は “ひつまぶし” に変更。以前、
あつた蓬莱軒本店さんに伺った際には、うなぎが結構かためで “関東とは焼き方が全然違うんだな” と思ったけれども、宮鍵さんのは関東の焼き方とさほど変わりなく、個人的にはこちらのほうが好き。
ひつまぶしも食べる(笑) posted by
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食後にウダウダしていたら閉店時間になってしまったので、近くのお店で夜カフェすることに。ここでもウダウダして、良い時間になったので、解散。
美味しい食事と取り留めのない会話。それにアルコールも呑めて、楽しい夜だった。(笑)
納屋橋で夜カフェ posted by
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翌日は、ぼくの “行ってみたいリスト” にリストインしていた
名古屋市科学館へ。
エントランスでまず出迎えてくれたのが、日本初の純国産ロケットH-IIのメインエンジン、
LE-7。
下町ロケットは毎週欠かさず見ている&原作者 池井戸さんの本は全て読んだくらいなので・・・まさか、こんなところでロケットエンジンの実物を見られるとは思っておらず、ちょっと感動。
まぁでも、バルブが何処なのかは良くわからなかった。
ロケットの仕組みも調べてみたけれど、よくわからない。(苦笑)
名古屋市科学館 posted by
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科学館の展示物はいろいろと面白い物があった。幾つかピックアップすると・・・
“機械式時計がどのように動いているか” 理解できた
機械式時計、“竜巻がどうやって発生するのか” 知ることができた
竜巻ラボ、“重力と遠心力のバランス” を可視化することができる
回る水槽、“ティラノサウルス?と思ったらそうじゃなかった”
マプサウルス、
生命大躍進という特別展にて展示されていた “まるでのホオジロザメような”
ダンクルオステウス。
昨年行った
ドイツ博物館には及ばない規模だが、国内にあるこの手の施設としてはかなり大きいものと思われ、ちゃんと見学すると一日がかりになるレベル。可能であれば、電気スパークが見られる “
放電ラボ” も見てみたかったのだが、帰宅時間を考えると厳しかったので断念。
科学館 展示物 posted by
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帰ろうかと思った矢先、外にロケット本体が展示してあったので、それも見学。
そのロケットは “
純国産大型ロケットH-IIB”。H-IIBロケットは国際宇宙ステーションへ物資を届ける日本の補給船HTV(H-II Transfer Vehicle)の打ち上げに使用されたらしい。名古屋地域にはロケット製造に関連する企業が多く、そのことを市民の皆さんに知っていただきたいという意図で展示されているとのこと。
この日は朝から何も食べていなかったので(前日たくさん食べたからね(苦笑))、
広小路キッチンマツヤさんでトンテキをいただき、帰路へつくこととした。
科学館の外部 posted by
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名古屋高速から伊勢湾岸、そして東名にアクセス。ほぼ渋滞無く、新東名まで到達。科学館で歩き疲れたのか、ほとんどスピードも出せず、周囲と同じような速度でクルージング。
ドイツでポルシェを持っているような人は、都市部で働き、郊外に家があるらしい。で、その移動にポルシェを使う・・・と聞いたことがある。まさに “ビジネスマンズ・エクスプレス” なんだけれど、本来はそういう使い方をするべきなのかなぁ・・・なんて、新東名を走りながら、ふと思った。
名古屋高速→新東名→東名 posted by
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何度か休憩に立ち寄りながら、暗闇の新東名を少しずつ進んでいく。普段、あまり遠出をしないぼくにとって、名古屋→神奈川は結構な距離。静岡の海を右手に眺め、御殿場の坂を下り、“横浜町田 東京” と記された看板を確認したときには、ほっと一安心。
水冷なので当たり前かもしれないけれど・・・この距離を一度もグズらずに走破してくれたCaymanに感謝。今回の旅行は、ぼくにとって “思い出に残るロングラン” になるだろう。
Posted at 2015/12/03 16:39:48 | |
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