
前回の記事で修理内容等を割愛してましたが、
4月より
ヤバい仕事の無さ年度末の忙しさも一段落した為、
一先ずどこがどう悪くて何を直したのかまとめてみることにしました。
ちなみにプロに聞けば全て一発で真相解明しますが、
それでは意味も無い為自分でも考察してみる事にしました。
よって合ってるか判らなかったり、理解しきってなかったりという状況です。
先ずは買った直後の印象として、
・エンジンのレスポンスが悪い。
・5000rpm以下のブーストが掛からずとにかく遅い。
・とは言えまともに使える5000~7000rpmのパワーもしょぼい。
他にも中古車故のヤレてる箇所は多数見受けられましたが、とにかくこの車のヤバいと感じる点として、
大したパワーでもない癖にビッグタービンばりの極端なトルク曲線により中低速のレスポンスは最悪、トップ2000rpmしか使えないという、速くも無いのにシビアなドM仕様というのがとっても印象的でした。
ちなみに純正のギア比では1~3速辺りでレッドゾーンまで引っ張ってシフトアップしてちょうど5000rpmかちょっとそれ以下くらいまで下がる筈なので、シビアを通り越して構造上アウトです。
やっぱ試乗は大事ですね!!
それでもって原因であろうエンジン・タービン周りの仕様を整理すると、
・社外エキマニ&手作り直管マフラー→これだけで排気抜きまくりな仕様に。
・EAIバルブ撤去→車検がアウトでは??
・ブローバイセパレータ撤去→ブローバイもオイルも構わず燃焼室へGO!
・PE1420(斜流タービン)→本来は低回転で効くタービンでは??
・不必要にデカイ前置きインタークーラ→レスポンスの悪化に影響??
・バキュームホースがぐちゃぐちゃ→どう手を付けてよいやら・・・。
・エアフロ、インジェクタは13純正。
等々やはりバランスもヘッタクレもない状況な訳ですが、
これらの要素から状況を整理して行くと、
・恐らく見た目と音の為だけにエキマニ&謎直管マフラー装着。
・EAIバルブとブローバイセパレータはエキマニ設置に伴い本来行う移設を省いて撤去、
パイプを直結。
・PE1420→不安定かつ上がりまくるブーストを抑えたい厄介タービン
→エキマニや直管の組み合わせも確かあまり宜しくないと聞いたような・・・。
・その上がりまくるブーストを抑える為にバキュームホースを細工。
通常ならアイドリング不調の筈。
・ところがECUがAT用→アイドリングが高いので上記でも奇跡的にアイドリング可能に。
(でも長時間経つとエンストしたり・・・)
凄く大まかにまとめると、
無駄に付けたエキマニとマフラーで抜きまくって高回転寄りにした所へ間逆の特性のタービンを設置、更にタービンその物の厄介特性で上がりまくるブーストをバキュームホースの細工で無理矢理ブーストダウン、結局高回転型トルク曲線のままピークパワーだけ下がるというおバカな仕様に変貌!
筆者が既に書きながら混乱しまくってますがまあこんなもんでしょうか(汗)
他にも問題点があり、
・ブローバイセパレータ撤去→白煙を吹いてた可能性あり。
・インタークーラがボディと干渉、穴が発生。
・タービンのウォーターラインにメクラ。
とりあえずここまで書きながらもいまだよく解ってない箇所の方が多々ありますが、少なくともこれだけで
物凄く不健康な車であった事はだいぶ理解出来てきたような気がします。ということで次回はどこを直して何が良くなったかまとめていこうと思います。
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Posted at
2013/04/09 22:42:53