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Hiro.Kのブログ一覧

2011年02月23日 イイね!

”一時中断”した理由①

 先日は続編をお楽しみ頂いていたところをバッサリと中断してしまい申し訳ありません。
ちなみに単に嫌になってまた例のヒステリックな態度をとったとかではなく、しっかりとした理由があります。では具体例を一つ挙げます。

 話の中では終始”低速のS字切り返しが弱い”と言っておりましたが、色々と疑問が出始めました。確かに重量物と舵の位置から少なくともFFに敵わないのは良いとして、少なくとも”遅い”と言う程ではないのでは?

 私のMR2はほぼノーマルという謳い文句ではありますが、足回りにはクスコのピロアッパー仕様の車高調(ZERO‐2の先代モデル?元から着いてました)とテインのピロテンションロッドが入っており、ぶっちゃけ操縦性はもはやノーマルどころではありませんw

取りあえず私の車高調とⅢ型以降のNA&ターボ純正足のバネレートを比較すると

純正足(ターボ)    前/後 2.3/3.6(kg/mm)
     (NA)     前/後 2.1/3.4(kg/mm)
車高調(ZERO-2?) 前/後  5.0/8.0(kg/mm)

 ちなみにNA用も入れたのは手持ちの純正がNA用だから。
実際にターボとNAでは減衰力の方が大きく変わって来るので味付けは相当変わって来るかもしれません(本当は減衰力にも触れたかったですが車高調の数値が不明なので割愛させて頂きます)。

 ここまで数値が違うともう一目瞭然とは思いますが、少なくとも私の使っている車高調は実際の乗り味では減衰力も相まって純正よりかなり固いです。これによって高速セクションではノーマルとは一線を画す安定性を手に入れましたが、最近気付いた感覚ではどうやらジムカーナや低速が続くワインディングではその性能を持て余している可能性があります。手持ちの純正足と比較した私の車高調の具体的に×な点を挙げると、

低速での荷重移動が小さい          
→瞬間に鼻が沈まない。              
→ブレーキを使った素早い切り返しが出来ない。
→結果S字やスラロームでのロスが大きい。   

 後になればなる程※ジムカーナでは純正足でもいけるどころか、下手したら純正足(又は純正形状)の方が速かったのではないかという一種の後悔のようなものが芽生えてきました。

 ということでNiko君その純正足くれ!
そもそも私の車は車体の取付け位置が歪んでいて且つすぐに修正かけなかったので、恐らくもう二度と純正形状は使用できませんが(汗)

 純正足の方が低速セクションに於いては程よい荷重移動が瞬時に作れて、少なくとも私の車高調よりは例のセクションでは速いだろうという推測です。また最近はハイグリップタイヤでなかった点も車高調の性能を持て余す原因に一役買ってそうです。

 こんな感じで以前行った考察の一部に疑問がいくつか出てきたので、思いつき次第こんな感じで問題点を挙げてから実際に検証し、改めて考察の続きをしていく予定です。


※JAF等の公式戦では無い為、特に改造に関する規定がありません。

Posted at 2011/02/23 15:39:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | MR2という車。 | 日記
2011年02月17日 イイね!

MR2(SW20)と言う車について~MR2の問題点?~

 ご覧になって頂いているお客様の中には業界人や明らかに私より果てしなく上級者の方の足あとも多く、正直こんな若造の主張?がどのような目で見られているかは不安でなりませんが、今の所ご指摘や苦情は頂いていないと言う事で良しとします(笑)

 そう言う訳で今回はSW20が得意とするものや、反対に苦手とするもの(たぶんこっちがメイン)を、この車の構造からあくまで私の解る範囲で考察して行こうかと思います。

 先ず前回の記事ではSW20は速い部類であると書きました。確かに上級者の方が扱いこなせれば十二分に速い車であるのは確かです。しかし、前回に書いた通り初期段階での設計は80年代の物で、90年代後半や00年代の車と同じ土俵で戦う現在では、例えば約1.3tという車格に他より小径ホイール&小径ローターは役不足であるのは一目瞭然だと思います。

1.MR2の弱点って?

 SW20は比較的ノーマルでもそのままハイレベルな走りを楽しむ事が出来ますが、残念ながらそれはジムカーナやミニサーキットに限った話で、トータルな走りの性能を求めるとなるとオーナーの工夫や努力が必要になってきます。要するにあまり何事も器用にこなせる子では無いようですね(笑)

キャビンのデカさ

 
2シーターでこれはなかなか広過ぎではないかと(笑)S2000みたいにむしろ狭くしてでも重量物徹底的にまとめた方が良かったと思うけど・・・デートで快適なのでOKです(爆)

逆にFFベースの横置きだからその分広く出来ましたってとこかな?

純正サスペンション

 
2型以降ともなるとターボにはビルシュタイン製の物が奢られ、ノーマルとしてはかなり優秀とも言われていますが、設計は90年代のもの。後の00年代でかなり進化したハイグリップラジアルを履いた場合、特に高速コーナーに差し掛かるとどうしてもタイヤに負けている感が否めません。これは以前、純正足にRE‐01R履いて広域農道をぬうわキロ程でぶっ飛んでた際、ちょっとしたギャップを拾った拍子に揺れが収まらず恐い思いをした経験からの個人的な感想です。

 ちなみにジムカーナ的な使い方であれば純正でも結構ちゃんと走れます。むしろ車高調に比べて荷重移動の感覚を掴み易く、最初はこれを使ってガンガン練習した方が良い気がします。

高速コーナーでの恐怖感

 SW20というよりMRそのものの重量配分は平均的に前:後=4:6が主流だと思います。これは最初の記事でも書いた通りMR独特の強力な旋回力を発生しますが、特に車幅や後述のトレッドの問題があるMR2は良くも悪くも低速コーナーでの性能に特化してしまっているようで、少なくともフルノーマルで私の様な素人の腕では高速コーナーでの不安定さは堪え難いものです。

リアのトレッドとタイヤサイズ

 SW20の純正は保安対策か特にリアが異常に引っ込んでます。これはSW20が大きいサーキット等の高速コーナーを不安とする一番の理由ではないかと。折角なので他の車種ともトレッドを比較してみる事にしてみました。すると、

トヨタ MR2         前/後  1470/1450mm

MG MGF           前/後  1400/1405mm
ロータス EXIGE   前/後  1455/1505mm
ホンダ S2000     前/後  1470/1510mm

ホンダ NSX     前/後  1510/1540mm
フェラーリ F355   前/後  1515/1615mm


 確かにSW20の場合は5ナンバーという制約の中でリアに太いタイヤを履く以上”数値的には”リアのトレッドが引っ込んでしまうのはやむを得ませんが、それでも他のMRの多くや更にはFRのS2000でさえもリアのトレッドが勝っています。また彼らもリアにはより太いタイヤを履く以上、リアにも15インチを履くSW20では尚の事彼らにバランスという点でリードを許してしまう感が否めません。

 ちなみにこれはリアのトレッドやオフセット、インチ数を見直すだけでかなり改善され、事実これは私が行っている7J+45mmから8J+32mmへの変更で高速コーナー対策としてかなり効果を体感しています。

大き過ぎる慣性モーメント

 恐らくこれがMR2の性能でもっとも足を引っ張っている項目ではないでしょうか。先ず慣性モーメントって何?という方はこちら。よくMRはハンドルのレスポンスが良いとか言われますが、スポーツ走行のレベルになるとむしろその逆です。というのもハンドリングで言うところのレスポンスはステアを切った瞬間の追従性を指すと思いますが、このレスポンスは舵を切る前輪から重量物が遠い方がなんとなくダルそうなのは解りますよね?金づちを振る際に柄の下を持った方が頭の方を持った時より重いのと同じです(本当は柄の下を持つのが正しいですが・・・)。

してMR2は・・・



めちゃくちゃ遠いですねw

 キャビンの件もそうですが、見ての通りMR2はハンドルからこんなにも遠いです。しかもこのクラスでは重いと言われる3Sにこの距離から旋回を伝えて行く訳ですから、更にフロントエンジン以上に前荷重を作る作業の手間も考えると、どうしてもこのレイアウトにおける初期の応答性はフロントエンジン車に劣るというのが解るかと思います。このレスポンスでの最強はFFかと。
 
 ちなみにこれが後にこの車の苦手コーナーやドリフトの際にも詳細に触れますが、この車の欠点であり更に初心者に恐い印象を与える一因である”流れ出したら止まらない”特性を作り出している原因にも繋がっていると思います。

2.MR2の優れた点

今回はこの車の弱点に重点を置いたつもりなのでさらっと書いていきます。

後輪駆動屈指のトラクション


今更語る事も無いでしょうw

ヘアピン、パイロンターン(但し連続or複合は×)

 
この車の得意なセクションです。詳しい事はこちら
コツとタイミングさえ覚えればこの車でしか味わえない世界が待ってます♪

ボディー剛性

 
よくこの車は大きさの割に「重い」だとかネガな事を言われますが、その代わりにこの車のボディ剛性は同年式の車の中ではかなり優秀です。出来ればロールバーなど補強するに越した事はありませんが、ハードに使わなければノーマルでもなかなかの出来です。但しこの全体的にガッチリした重い作りが先程の慣性モーメントに繋がってる可能性も!?・・・判りません。

重心の位置(高さ除く)

 SW20のイメージというと重心が後だとか、他にも数字だけでさらっと40:60くらいと流して案外ちゃんとした重心の位置までは把握している人は少ないのではないでしょうか?

まずはこちらのページの測定におけるこの車の前後重量配分とコーナーウエイトは

総重量  1357kg
重量配分   43:57

コーナーウエイト
右前296kg 右後405kg
左前281kg 左後375kg

 ちなみに車載工具とスペアタイヤを載せ、運転席に60kgのウエイト、ガソリンは満タンだそうです。
更に補足するとこの車は54L入るので、重さにしておよそ40kgくらいだと思います。

 さて、仮に40:60ということにして(計算面倒なのでw)、先程と同様横から見た写真(真上からが良かったけどこれしか無かった)に当てはめてみると、



 大体この辺の位置と言う事になります。思っていたより優秀じゃないですか!?
ちなみに重心の高さに関してはちょっと調べようが無かった(横転させるとか?)ので解りませんが、よく懸念される左右のバランスの悪さも、上のコーナーウエイトより運転席に60kgの重りが乗ったうえで左が45kg程度重いだけなので思っていたよりも良い方ではないでしょうか?

そう言う訳でSW20の重心は意外と車体の中心にあると言う事が判りました!
 
 ちなみにこの記事ではアバウトな位置しか出してませんが、事前にmomonga99氏から頂いたメッセージより「重心はBピラーの下あたり」という事でした。ご協力有難う御座いました!



 さてやっとここまで来ました。いつも読んで下さる方、また初めての方もここまでお付き合い頂き有難う御座います。次回はこれの補足という感じで得意コーナー・不得意コーナーにも詳しく触れて行きたいと思います。

※補足
慣性モーメントについて、普通物体は重心を軸に回転する筈ですが、ここでは前輪の方を軸に考えてます。というのもステアリングを切る際、最初に回り込もうとするのは前輪のみで、リアにこれが伝わるまで曲がる力は発生しません。結局それでリアがアウト側に飛ばされてから旋回=車体の回転が始まって重心の位置が意味を成してくると思います。たぶん・・・。
Posted at 2011/02/17 17:30:00 | コメント(6) | トラックバック(0) | MR2という車。 | クルマ
2011年02月15日 イイね!

MR2(SW20)という車・・・の続きの前に只の独り言。

 前回の記事は正直文字だらけの読みにくい長文だったはずが、予想していたよりも多くの方々に読んで感想やご意見も頂き、大変感謝しております。

さてこんな記事を書き続けているとやっぱ気になるものと言えば、


当然Ⅰ型MR2です!


 というのも最近某大手中古車誌にこんな物件こんな物件、更には過給機付きのこんな物件まで出回っております。ここで重要なのは変速機の種類や過給機の有無ではなく、


・純正サスペンション
・純正14インチアルミ



この条件に限ります!
むしろオートマなら通勤&長距離用に重宝するしw

 そんな訳でまたただの予告で終了しそうな予感ですが、一人のSWオーナーとしてⅠ型への関心は高まるばかりで、いずれはこちらも所有したいと物色し始めるようになってきましたw

 その動機には本当にⅠ型は難しいのかという半ば攻略的な興味は勿論、元々エンジニア達がこの車に与えたかったコンセプトも見えてくるのでは?という思いもあります。




 ってまあそもそも白い方のSWさんの車検やら大幅な修復も考えてやらなくてはならないので、
結局は金銭的な事情次第ですけどね(汗)

Posted at 2011/02/15 13:39:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | MR2という車。 | クルマ
2011年02月13日 イイね!

MR2(SW20)と言う車について~危険な車?速い車?~

 さて、SWをまだ2年少ししか乗ってないような若造がSWについて偉そうに語るのもほんとどうかと思いますが、取りあえず本題に移りたいと思います。今回は文字しかないのでご容赦ください(汗)

 SW20のイメージというとネットでも現実世界でも1型の悲劇的なデビューの所為か、全体的にマニアックで近寄り難い雰囲気を醸し出している様です。事実、友人に貸そうとしたり部車として提供しようとしたら「恐いから」と敬遠されるくらいの扱いですw

では具体的にどういう事例が挙げられるかと言うと、

・リアがスライドしたらピーキー。
・アンダーかすぐスピン。
・上級者向け。
・限界や完成度が低い。


具体的にはまだ他にも色々ありますが、どうも玄人向けだったり中にはその特性を理解できずに駄作扱いされる方もいらっしゃる模様です。これらも考慮して話を進めて行きます。

1.MR2って速い車なの?

デビューした時代を考えれば十分速い部類かと思います。

 というのもこの車の登場は1989年の半ばで設計その物は80年代。丁度この頃と言えばR32スカイラインやセダンではシーマやセルシオなど、この機会のデビューやモデルチェンジで一気に日本車の高性能化が進んだ過渡期です。

 確かこの時2リッターターボで225馬力というスペックは最強クラスだった筈で、ピーキーと言われた1型の操縦性は実は意図的な味付けとも聞きますし、1型の純正がオープンデフというのは差し引いても競技ベースで交換前提ならまず遅い事は無い筈です。たぶん。

 又、ブレーキやタイヤサイズの実質容量アップを図り、大幅に穏やかな乗り味へとリセッティングされた2型以降は割と万人でもそのMR故の高性能さを体験できたと思います。

 後発車両の進化、台頭。

 但し、存在に影を潜め始めるのは90年代も半ばの頃でしょうか。インプやランエボといった2リッターターボクラス最強を誇るスポーツ4WDの台頭や、ライバル勢の大幅な性能アップ(FD3Sの5型以降など)、更にはS2000などの新勢力と、そこまで大きな仕様の変更は行わなかったSW20としてはどうしても”スペック的に”彼らから一歩引いたポジションに後退してしまった事は否めません。そもそも世代が違います。

 それでも今だ現役で競技に使われ、たまにこれらのライバル勢に肉薄する事も珍しくないことから、ポテンシャルはノーマルでも決して低くは無い部類に位置すると思います。

 ちなみにどうしても後の高性能車と比較されるのは、例えばFD3SやS2000はジムカーナのN3等で被っていること、又購入出来る物件が中古車という性質上、車種や年式に関らず選択肢として同じ篩にかけられて比較される為で、仕方の無い事だと思います。

2.MR2って難しいの?危険なの??

 冒頭のイメージでも一例が挙がってますね。これらをバッサリと否定から始めたいところですが、現実は完全にそうはいかないのでその辺の補足から入ります。というのも、少なくとも初心者がいきなり公道などリスクが有る場所で全開アタックかますと裏切った時が大変危険で、事実MR2買って一週間で全損→廃車みたいな武勇伝?がネット上でもちらほら見かけるからです。

2-1 アンダー、そしてスピンへ。

 この車は世間離れしたレイアウトですし、それに応じた前後の荷重移動がしっかり出来なければこの車の限界は低いと感じてしまうハズです。何故なら、前輪は普通よりも乱暴なブレーキではロックするか荷重が不足して曲がりませんし、後輪も重量物を積んでいる以上荷重を掛ければ限界は高いものの、荷重が乗らなければ急なスロットル操作や以前説明した慣性力がグリップに勝ってスパンと裏切ってスピンモードです。

2-1-1 アンダー対策

 とにかく前荷重で曲がるきっかけを作らないと酷い場合アクセルを開けてもプッシュアンダーで終わる可能性さえあります。裏を返せばそれ程安定していると言う事。
一先ずブレーキの操作を徹底的に身に付けて下さい。

・直線(迷惑のかからない所!)でいいのでフル制動練習。
・一度ロックさせて限界やタイヤの感触を探って下さい。
・ロックする寸前をとにかく意識して下さい。
・一瞬ロックしても恐がらずブレーキ緩めてグリップを復活させて下さい。

フル制動まで出来れば相当前に荷重が移っていることが体感出来る筈です。

 最初私はヒールトゥとセットでこればかり練習してた気がします。これでブレーキのコントロールを覚えれば、フル制動だけじゃなくてコーナー進入で曲げる為の細かなブレーキ操作も恐くなくなります。
まあこれはどの車でも必要ですけどねw

2-1-2 スピン対策

 これもSWで最初に陥り易いかも知れませんが、実はグリップ走行なら案外そこまで危険だったり不安定な恐さは無いです。要は操作の手順とさじ加減。

・後輪を喰わせるには後荷重が必要不可欠。
・意外ですが鼻が入ったらもう早めにアクセル入れてOKです。
・ゆっくりパワースライドさせない程度にジワジワとアクセル入れて下さい。
・荷重が載ったらケツ駆だけにアクセルでガンガン曲げちゃっても結構大丈夫です。

 意外かもしれませんがこの車は鼻が入ってしまえばアクセルONでOKです。というのもこの車でのスピン例は大体リア荷重不足のものが多く、これを見直すだけで格段にリアの限界が向上します。そしてそもそも後輪駆動なので、リアの安定性を保ちながらそのままアクセルワークで強力な旋回も生みだせる訳です。

2-1-3 双方の兼合い

 この2つの対策でMR2が稀に言われる「アンダーかオーバーが極端」という性格はかなり影を潜めます。少なくとも私の乗る3型では凡ミス意外でこれを裏切って恐い経験は皆無です。どうしてもこの2つの項目は覚えるまでがしんどいかもしれませんが、逆にこれを覚えてしまえばどの車にもハイレベルで応用出来るので良い機会と思って習得するのが吉です。

 少なくともこの事だけでも守り、きちんとした荷重移動と操作が出来れば、世間が思うところの理不尽な難しさや危険さはだいぶ影を潜め、比較的安定させながらそこそこのペースで走る事は素人でも十分可能です。

2-2 テールスライドの恐怖

 スピンと若干被ってますが、確かにシルビアなどドリ車みたいな本格的なレベルのドリフトというと一筋縄では行かず、色々と壁にぶつかります。まあこれは後の「ドリフトしてみよう」で詳細に触れるとしましょう。

 但し、そのテールスライドですが、MR2だって後輪駆動です。出来る出来ないの次元ではなく、真面目にスポーツ走行されるならしっかり立て直せる技術とサイドなどでの緊急回避は覚えておかないと大変危険だと思います。

・例えば定常円位ならMR2といえど決して無理難題ではないので是非覚えて下さい!
・サーキットみたいな許された場所で限界に挑戦して少しずつ覚えるのも有効です。


但し、やり過ぎると黒旗上がる可能性有りますがw

万が一失敗した時もリカバリーが効き、生存率はこれで格段に向上します。

3.初心者は乗っていいの?

 他と比べて少し難易度が上がるのは事実ですが、答えはYES。1型は判りませんが、2型や少なくとも私の乗る3型以降なら問題ないです。だって私みたいなのでもそれっぽくは乗れてますし、かえって一から高度な操作を覚える満足感さえあります。

 ちなみに最初にFRに乗っていた人の方がかえって大変かもしれません。というのもどちらが難しいと言う話では無く、単純に荷重移動等の操作のタイミングが違う為、そのままの操作では例のアンダー&オーバー地獄に苛まれる気がします。

 


 さて、先ずはSW20の難易度やら特性について書いたら、内容は触りのくせに大変読みにくい長文になってしまいました(汗)次はこれらも踏まえてSW20の構造上から更にこの車の長所や短所に迫っていきたいと思います。

 


 

Posted at 2011/02/13 23:49:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | MR2という車。 | クルマ
2011年02月11日 イイね!

MR2(SW20)という車について~前回のまとめと本編の目次~

先に前回の話で自分でも解りにくい表現が有ったのでぶっちゃけかなりまとめた言い方しちゃうと

「ミッドシップは重いリアの方からふっ飛んでスピンに陥り易いが、
その回転力を旋回力に換えて車体の向きを変えるのが速い」

と言う感じでいいでしょうか。ん?かえって廻りくどくて解りにくいような・・・まあいいや♪


 つーことで取りあえずさっさとMR2(SW20)のある事ない事についてさらっとまとめて終了しようと思ったのですが、案外何をどういう順番で書けば良いのかわからなくなってきたのでひとまず伝えたい項目を以下にまとめてみました。まあ要するにただの備忘録というか悪い頭の整理ですw

・MR2って速い車なの?
・MR2って難しいの?危ない車なの?
・MR2の設計上の優れた点と問題点
・MR2の得意コーナー&不得意コーナー
・MR2でドリフトしてみよう!


 以上こんなもんで早速今から始めたいものですが、既に中々の疲労感があるのと一気に全部上げるのは書く方も読む方もかなりしんどいと思うので、それぞれの内容を一日につき一項目でゆっくり上げてきます。なんかいつも予告編みたいので誤魔化してばっかでごめんなさい(汗)
Posted at 2011/02/11 09:08:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | MR2という車。 | クルマ

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