何やらこちらの方でも今更馬鹿みたいに水と食料を買い占めしてる連中が居るみたいですね。
どうせこういう人はそれも取っとかずに「余分に買ったけど意味無かった」とか言って消費だけして、
又次に同じ事を繰り返すんでしょうね(汗)
今回発生した
東北地方太平洋沖地震は陸側の北アメリカプレートに太平洋プレートが潜り込む境界(日本海溝)にて発生した
逆断層型地震で、
海溝型地震の方に分類されるそうです。その後長野と新潟の県境付近でも
このような地震が発生しました。
この信越地方で発生したものは明らかに震源域が異なるもで、先の余震では無いそうです。
しかし、図よりどちらの地震(いずれも
●が震源地)も北米プレートに接する付近で発生していますので、もしかしたら誘発して発生した可能性も考えられるかもしれないと一部では言われています。
(専門家でも専攻してる訳でもないので私個人の見解としては判りません)
さてこれからが本題ですが、この図を見て頂ければ主に太平洋側を中心に日本全体がヤバそうなのは見てとれるかと思います。証拠に、私の住む静岡では東海地震、更には南海トラフに沿って東南海地震、南海地震も周期的に発生しており、近々これが連動して広範囲で甚大な被害をもたらすとも示唆されています(但し、東南海地震のみ他の2つとは震源が別のものとされる)。
以前から日本海溝では宮城県沖地震や福島県沖地震などといった数々の地震がそれぞれ観測されておりますが、今回の地震の震源域はピンポイントでは無く、日本海溝のこれら一帯が広範囲に渡って震源域となった為に大きな被害に繋がってしまった様です。
ここで一見新潟以外の主に日本海側西部はそれでもマシそうな気がしますが、実はこれが落とし穴だったりします。それでは先ず↓の地図をご覧ください。
これは
こちらのページによって紹介されている、現在確認されている
活断層の分布図です。
活断層とは書いた字の如く比較的活動期間が新しく、更には今後も活動が予想される断層の事。
これを見ると一応大陸プレートの境界に沿っている事が判りますが、それ以外にも関西地区に集中している事が判ります。
ここには過去の震災で甚大な被害をもたらした六甲‐淡路島断層帯を始めとして
数々の断層が存在します。更に
こちらを見て頂ければ判る通り、中央構造線(赤線)が関東平野から関西・四国・九州を分断するように抜け、糸魚川‐静岡構造線(左青線)は我が家のすぐ目の前の山を通っています。
そもそも阪神・淡路大震災といえば元々地震が起りにくいと言われた地方での出来事ですし、以前体験した岩手・宮城内陸地震も一見すると震源になりにくそうな内陸に存在した活断層によって発生したと言われています。
ここまで読んで頂ければ、如何に日本そのものが
「地震大国」であるか簡単に想像出来る筈です。
さて冒頭でも書いた通り、テレビではやたら長い行列を成して食料やら燃料やらを買い占める人々の姿も映し出されています。もちろん最前の被災者に関しては家そのものを失って備蓄した物が如何こうではないので仕方無いですが、それらを本当に必要とする最前の被災者をしり目に、明らかに被害の少ない場所やほぼ全く被害の無いこちらの一部でも起こっている事には少々疑問です。
各自治体のホームページなどでは
この様な形で日頃から防災に関する知識や情報、ハザードマップ等を呼び掛けていますが、残念ながら恐らく目を通している人は少ないかと思います。それでいていざこの様な事態に陥ると、やれ国の対応が遅いだの自治体の政策が成って無いなど一般市民のクレームが飛び交うのが現実です。
私の父も市の職員でやれお役所だの何だの言われる立場ですが、こういう事態を始め毎年発生する台風などの災害時には市民が安全な場所で避難する中で率先して現場に向かわなくてはならないのが定例です(関係無いですが普段の仕事量もお役所どころではなく帰りも遅いです)。
災害である以上パニックになったり多少の急な物資の調達は仕方が無いとしても、常日頃から少しでも国や自治体の防災策に目を通していれば必要以上の不安感や焦燥感を抱く事も無く、もう少し一同が落ち着いて行動出来るかもしれません(でも確かに今の国と東電もグダグダだね)。
さて、そろそろ私自身も根拠の無い情報を振りまきまくるのもどうかと思うので、切が良いところで最後にリンクだけ貼って災害に関する話題そのものも含めてこの辺で終わりにしたいと思います。
引き続き亡くなられた多くの方々にはご冥福をお祈りするばかりで、残された現地の皆様には早期の復興を応援致します。
※前回同様、上記全ては内容の確かさを保証するものではありません。
又、一部不謹慎な口調になっている事をどうかお許し下さい。
記事に貼り付けた図は全て拾い物(一部修正有り)です。
気象庁 防災気象情報
http://www.jma.go.jp/jma/menu/flash.html
地震調査研究推進本部
http://www.jishin.go.jp/main/index.html
静岡市 防災情報
http://www.city.shizuoka.jp/cat-disaster.html
静岡県土木総合防災情報サイポスレーダー
http://sipos.shizuoka2.jp/sipos/index.html
Posted at 2011/03/15 15:09:35 | |
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