
間が空いたのでいつもみたく勿体ぶらず早速公開ですが、
ラパン氏に代わる下駄車両として
左の写真をご覧のとおり、
ミライース
になりました。
可愛らしいファンシーな見た目だったラパン氏に比べ、銀色というのも相まって営業車というか随分フォーマルな雰囲気となってしまいましたが、何せメインで乗る父の姿が
坊主頭に星飛雄馬っぽい極太眉毛という出で立ちなだけに、むしろこの選択で良かったでしょう(笑)
さて、タイトルにも優等生とありますが、この車のトピックは
走りの良さです。
え?燃費がじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、山間部に生まれ、免許取得から7年間にして運転経験も恐らく二十数万km(の筈なのに今だ下手くそという・・・)、あらゆる車をワインディングで
散々虐め倒して走り込んで来た身として、このミライースの走りの質感はどんなに厳し目で判定しても、なかなか優れていると感じます。
例えば、ギャップのある高速コーナーをわざと意地悪くそれなりのスピードで進入しても、いつまでもふわふわとコシの無い足の様な揺れ方やロールは少なく、だからと言って不快な程突き上げるといったことも無いです。これはこの車に限らず他社の軽や普通車など最近の車全般に言える事ですが、一昔前にいわゆる「欧州車的ナ乗り味ガー」とかいうのが流行った頃から増え始めた、
若干硬めな足だけど突き上げ感は少なくロールは抑えられ、軽快感よりはドッシリと安定したハンドリング。
悪く言えば90年代ホットモデルの様な鋭く軽快なハンドリングとは対照的ですが、
揺れ方や段差のいなし方はもはや軽自動車らしからぬ質感だし、ワインディングをそこそこなハイペースで流しても上記の安定したハンドリングによって恐怖感も無く、非常に気持ちよく快適に駆け抜ける事が出来るのは非常に優秀です。
また、高速巡航も、例えば100Km/h付近では一杯一杯で快適とは言えなかった前時代のNAの軽とはうって変わってそこそこの余裕があるという感じ。さすがにパワフルとは言わずとも、100km/hからの加速も出来るし、平地でリミッター付近まで伸びるのはNAの軽としてはかなり優秀ではないでしょうか。ロードノイズこそ大きいものの、エンジン音自体が小さい為
「軽自動車で頑張ってる感」はかなり抑えられています。
ちなみに燃費は我が家のモデルのカタログ値で33.4km/Lですが、実燃費は地元の道で24km/L強。とは言え、800Mも高低差のある険しいワインディングを、ラパン氏では16~17km/Lだった事を考えれば非常に経済的だし、ライバルのアルトエコに対して30Lの燃料タンクにより航続距離も大きく稼ぐことが可能。
かつての軽自動車の様な近場の足としては良いけど遠出はしたくないと言う割り切った存在では無く、ここまでくると街乗りから高速を使った遠出までこの1台で無難にこなせる、
オールラウンダーな優等生と言っても過言ではないと思います。
とか小綺麗にまとめると思っただろ?
次回、後輩による峠激走編に続く!
Posted at 2014/08/02 11:53:12 | |
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