前回の湯河原のブログや何シテル?
にも書きましたが、
大腸腫瘍の内視鏡的治療を受けました。
前回の湯河原のブログは、
8月30日の「母のお墓参りと娘の誕生日」で、
娘ネタは最後…と書いたのに、
結局は娘が多く登場してしまいました。
私の生活では、娘が中心なのは事実です。
なるべく露出は少なくしようと考えています。
本題の大腸腫瘍の治療について、
時系列で書こうと思います。
途中でお見苦しい画像(便器の内容物)がございますが、
多少加工したものの、物がモノだけに、見たくない方は、
飛ばすなり、目を背けるなり、判断して下さいm(__)m
最初に異変が有ったのは、9月6日(火)の朝でした。
私は朝一回の定期的なお通じで、
その日も普通にトイレへ入り…
一瞬お腹が緩いのかな?と思ったその液体は、
鮮血の赤ではなく、暗い濃赤色?
痔ではない事が、素人ながら分かりました。
量が多いし、色も違いました。
(私は、お酒と辛い物が好きなので痔も偶に…)
その日は、日帰り出張の予定があり出勤しました。
出張先の昼食は「山田うどん」です。
モツは諦めて「回鍋定食」が、本格的な辛い系で失敗?
帰宅して、珍しく夕方にもお通じが、
良い硬さと量の便でしたが、やはり色は正常ではありませんでした。
妻を呼んで、スマホで画像を撮りました。
妻が知っていた「胃腸肛門内視鏡クリニック」があり、
ネットで翌日午前中を予約しました。
(妻は痔だったそうです)
画像にはモザイクをかけ、個体は白塗りです。
嫌な方は見ないで下さいねm(__)m
ちなみに、「下血」をGoogle先生に聞くと、直ぐに「大腸癌」が出て来ます。
一応モザイクと、色消し加工を致しましたm(__)m夕方の二度目のお通じなので、下血の量は少ないです。
翌日の9月7日(水)午前中に、「胃腸肛門内視鏡クリニック」を受診しました。
スマホの画像を見せると「大腸の内視鏡検査をしましょう」「早い方が良いです」
私が「ポリープですか?」と聞くと医師は「ポリープでは出血しません」
「癌ですか?」と聞いたら医師は「それを検査するのです」
私が「毎年の健康診断に大腸癌検査の項目がありますが?」と聞くと
医師は「健康診断では見つかりません」「早期発見は難しいです」
「大腸内視鏡検査をしなければ見つかりません」
「40歳を過ぎたら大腸内視鏡検査を受けるべきです」と言われました。
そんな事、初めて聞いたのですが(汗)
「大腸内視鏡検査」は10月12日(月)11:30を予約しました。
前日は検査食を3食食べました。
(3日前から禁酒)
検査当日は朝食抜き、下剤で腸をきれいにします。
モビプレップ配合内服剤です(説明書は大森赤十字病院ですが同じ)。
2Lを約2時間かけて1Lの水も一緒に飲みます。
便が出た時間と状態を記録します。
3時間で10回ほど、トイレへ行きました。
お尻の穴がヒリヒリして、一番辛いです(涙)
検査は緊張緩和剤を点滴する事で、1時間弱寝ている間に終わりました。
人によっては、痛みは無くても意識が残る場合もあるようです。
目が覚めて、直ぐに検査結果を画像を見ながら説明されました。
「3個ありますね。一度に取るかは先生次第です。紹介状を書きます」
で終了です。
紹介状は、内視鏡検査を担当した大森赤十字病院の先生宛に書いて貰いました。
大森赤十字病院は9月30日(金)11:00から11:30の予約を電話で取りました。
内視鏡を担当した先生と、初めてご対面です。
「3個の内1個は珍しいカルチノイドです」
その他の大腸腫瘍ですね。
粘膜の上に出来るのが通常なのに、これは粘膜の下から盛り上がります。
手術方法が2つあり「静岡大学」で研究していますがどうしますか?
と聞かれたので、研究試験に同意しました。
長くなるので省きますが、私は従来型の電気メスで切る方法でした。
通常の粘膜上に出来る癌は輪っかを引っ掛けて、キノコ型にして切るようです。
手術の方法を説明して頂きました。
その日に、入院と手術の予約を入れました。
「入院のご案内」パンフレットです。
分かり難いと言うか、別に数枚の説明書を渡されました。
4人部屋です。退職した再任用の給与では差額が払えません(涙)
入院は10月18日(火)です。
午前中PCR検査後一旦家へ帰り、検査食を食べ午後入院手続きをしました。
夕食は病院で検査食が出ます。
(内容はレトルトの検査食と同様の煮込みハンバーグ)
入院前日の夕食と当日の昼食の2食分を購入しています。(内視鏡検査時はビーフシチューでしたがクリームシチューで正解、
内視鏡検査の時は自宅からなので3食でした)
4人部屋にお風呂はありません、入院中お風呂には入れませんが、
初日の夕食後に、シャワーを浴びてスッキリしました。
10月19日(水)は11:00から手術の予定です。
モビプレップ配合内服剤を7時から飲み始めました。
4人部屋は2人だけだったので、
私のトイレ独占が少し心配でしたが、少し気が楽でした。
それより…
今回もお尻の穴がヒリヒリして辛かったです(涙)
手術は11:40頃からになりました。
緊張緩和剤の点滴も前回の内視鏡検査と同じです。
知らないうちに眠って、起きた時には終わっていました。
妻も来ていたので、手術後に切り取った検体を、先生から見せて貰いました。
妻は「イクラみたいだった」と言っていました。
私はベットからの角度が良くなかった?
何となく貼り付けられた真珠のように見えました。
手術の当日は食事抜きです。
お腹は空いていましたが、すんなりと寝てしまいました。
4人部屋は3人になっていました。
この階は「分娩室」が有るので、不思議な感じでしたが、
コロナの関係で、病室が一杯なようですね。
10月20日(木)は退院です。

朝食が出ました。ヨーグルトをこんなに美味しく感じたのは初めてです(笑)
10:30に金額が分かると言われて、少し早めに紙を渡されました。
着替えて退室し、支払いが終わったら帰宅です。
妻が来ると言うので、会計前で待ち合わせをしました。
診察費請求書・領収書です。
思ったよりも高額でした(カード払い可)
その他54円は、手術時の使い捨てパンツだと思われます。
保険会社の生命保険は、退職後に解約していました。
団体保険には加入しているので、同額程度は支払われると思います(汗)
今回の検査結果は、11月4日(金)に分かります。
他の部位へ、転移していないことを祈ります。
また、2度目の入院も予約済みです。
11月15日(火)入院、16日(水)手術、17日(木)退院予定です。
残り2個は、通常の輪っかを引っ掛けて切る方法です。
同時に出来るかは、当日にならないと分かりません。
1回で済む事を期待します。
今回感じた事です。
1.大腸癌は早期発見が難しい。
腹痛やその他の、自覚症状は有りませんでした。
健康診断の大腸癌の項目は、何の意味もありません。
大腸内視鏡検査は、40歳を過ぎたら必要ですね。
2.家族に癌になった人がいなくてもなる。
正直、自分は癌にならないと思っていました。
3.保険は最低限でも入っていた方が良い。
団体保険があったので、何とか支払いが出来そうです。
4.怪しいと感じたら病院へ行く。
今回は、早期発見と言えるのでしょうか?
今まで、便に血が付いていた事は無かったのか?
お酒が好き、辛い物が好き、痔がある。で気が付かなかった?
ポリープなら検査日に切除可能です。
下血した時には、癌になっています。
5.大腸癌は増えている。
今では、患者数が胃癌を超えていると言うデータもある様です。
食生活の欧米化等が原因だと考えられるそうです。
まだ2回目の手術が控えていますが、とりあえずご報告致します。
私の経験が、他の方の早期発見につながれば幸いです。
お見苦しい画像もありましたが、最後までお付き合い頂き、
ありがとうございましたm(__)m
2回目も、ご報告程度は考えております(^^♪