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イイね!
2009年10月08日

あの夏は暑かった。 メルセデスベンツC200 エアコン修理

あの夏は暑かった。 メルセデスベンツC200 エアコン修理 買ったときから気にはなっていた、エアコンを入れたときのチリチリ音。

これは何の音?と修理業者に聞いても「コンプレッサーから音がしているようだ」という以外のこれといった満足できる回答はありませんでした。

その後何台かの車のエアコン関係の修理・点検を見てきましたが、エアコンの調子が....とか、どうも冷えない、などと言われつつ持ち込まれたクルマに対してまず行われるのはガス圧のチェックというのがセオリーのようです。というより、これに始まり、これに終わる、というほうが適切かもしれません。

つまり、ガス圧のINとOUTが規定の圧力に達している限り冷媒の封入量は適切であり、また、きちんと圧縮と減圧が適正に行われており、つまりエアコンの冷却サイクルは正常に作動している、と言う判断をする、と。
ぶっちゃけ、それ以外の音がする、などといったクレームなどは「だってエアコンは正常に機能してるんだからいいじゃん」という、的外れなクレームとして却下される運命だったとは後になって気がついたことです。




さてそのエアコンのチリチリ音。今になって思えば、既にエアコンの圧縮弁か何かが損傷していたというか、キズがついていたということなのかもしれません。
邪推でしかありませんが、エアコン修理はお金がかかるということを耳にした前オーナーが「メルセデスケアも切れている(新車登録後3年まで)から、相当な金額を請求されることが予想されるし、まだ正常(?)作動しているうちに売却して代替をしたほうが賢明かも?」、という判断をしたのかな?とも思えます。

まあ、この方は「シュテルン」で買っていた方ですからあまりの杜撰なアフターフォローというかやられ様に、余計に懲りた、とのかもしれません。どうもヤナセよりもシュテルンのほうがヘタクソと言うか、全体的になってないという感じがしてます、今のところ。


そんなこんなはともかくも、本格的な夏を目前に控え、それでも健気にエアコン君は圧縮・開放サイクルを繰り返し室内を冷却するという使命に邁進していました。相変らずチリチリ音はしていましたけど。
まあ、こうも続けばこちらも「こんなもんだ」と諦めるしかありませんしねえ。


買って1年目だったか2年目だったか?
すでに嫌な記憶は忘却の彼方なのは人間の性ですね。
でも日付だけははっきりと記憶にあります。だって、この日本と言う国で一番暑いといわれる時期のことだもの。



8月の6日のことだったと思います。



その日も快調にチリチリ音を耳にしつつクルマを運転しておりました。その時までは快調だったんです。

でも、信号待ちをしていて「さて発進」という時になってアクセルを踏み込んだ瞬間、なぜか「あの」チリチリ音が消えたんです。

「え?」。何で消える?


よく電化製品が壊れると反射的に箱を叩いてしまうことがありますが、あれで直るのはごく簡単な接触不良なんだろうと思います。
ただ、基本的に機械というものはホッタラカシにしておいても勝手に直ってくれるほどの進化は遂げていないので、この場合、エアコンの不良箇所を小人さんが夜中に直してくれた成果が今起こったのだ、なんてメルヘンなことがあるはずがありません。


音が消えた次の瞬間、何が起こったのかをはっきりと感じることが出来ました。
まるで擬音による効果音が付いたのと錯覚してしまうほどはっきりと、今までとは異質な、全く温度の違う気体が「ムワーッ」という感じで送風口から次々と送り出されてくるではありませんか。

「あ、今死んだんだな」、と。

そして、車外に取り付けられた温度計が計測している気温が、間違いではないことを運転手の人間に訴えるが如く、熱帯の空気が車内に充満しはじめました。すぐさま窓ガラスを開けたのはいうまでもありません。

ちなみにその時の気温は38度くらいだったと思います。

その後すぐに修理業者に駆け込んだのはいうまでもありません。

でもなんというか、壊れた後になって修理業者の所に行くのって、幾ら高いと思っても払うしかないんですから嫌なものです。

結局原因はコンプレッサーだろうと。
心の中では「言われなくともわかっとるワイ」ってなもんですがおとなしく聞きます。
ここで逆らったら修理金額が跳ね上がる可能性も無いとはいえません。

「で、それはそれとして幾らくらいかかるの?」今一番聞きたい所はそれです。

まずは部品代です。工賃たって、部品を一つ変えるだけですから、いいとこ1~2万という所のはずです。結局命運を左右するのは部品代なのです。日本車ならばせいぜい3~5万という所でしょうけど、相手はベンツ様ですからその3倍くらいの覚悟はしなければなりません。
翌日だったかになって電話が来ました。たしか12万とか15万くらいのことを言われたような気がします。工賃含めて16~7万の請求金額です。

よりによってこんな時期ですし、すぐさま夏休みにもなります。選択の余地はありません。保釈金を払わなければいけないような事態に追い込まれたことはありませんが、こんな気分なんでしょうかね。




数日後、何事もなかったのようにエアコンの効く、しかもチリチリ音もしないベンツ君がわが手許に帰還してきました。もちろん、あの請求金額が記された請求書とともにです。くっそー。

ということで、何とか色々やり繰りして実質6万ほどの支払いに収めましたが、それでも痛かった。どんなやり繰りをしたかは残念ながら公表できません。部品はリビルト品ではなく間違いなく新品です。また自分で作業したという事もありません。業者の弱みを握って.........、なんてこともしていません。


これをお読みの皆さんにも決して真似できなくも無い手練手管ではありますが、公表するっちゅうことはちょっと非常にまずいので、そこは御勘弁を。


いやー、でも皆さんもお気をつけくださいね。気をつけてどうにかなる類いのものでもないんですけど。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2009/10/08 22:00:22

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この記事へのコメント

2009年10月8日 22:20
エアコンの故障ですか、私のはチリチリがなくガンガンに冷えます‥、センター送風口からはでませんが。

というよりパネルを弄っても左右と足元しか風がでません。恐らくフラップが逝かれてるでしょう。エアコンの機能はしてるので、取り敢えず放置です。

故障は多いけど、まだまだ手放す気はありませんよ!
コメントへの返答
2009年10月8日 22:35
コメントありがとうございます。

おそらくセンター送風口奥のフラップを開閉するステッピングモーターがイカレているのか、もしくは信号線の断線、コネクターの腐食、という辺りでしょうかねえ。やるとすればオーディオパネルとエアコンのコントロールユニットを外してから中の結線チェックですよねえ。

うーん、やりたくないなあ。だったら我慢するのもアリかなあ。

センターの送風が無いと余計に他のダクトから来る風が強いでしょうねえ。だから余計にエアコンが効いている様に感じるということもあるでしょうねえ。

そういえば気にはなっても手をつけていないのが室温センサーが入っているらしいルームランプの操作スイッチのところですね。
なんかあそこもチリチリ音がする......。まあいいんですが。
2009年10月8日 23:03
ルームランプ?私は既に一回壊れました?壊したのほうが正解です。

LEDバルブを買って、さぁ点灯!2秒位でしょうか、チリチリと音がして、終いに白煙と焦げる匂い、w(°□°)wショートだと気付きオフにしたが既に遅かった。

ルームランプを外し、更に裏の基盤もばらしてみたら、見事に真っ黒けでした。半田修復のスキルがないので諦めました。

その後お世話になっているOZ DESIGNSにヤフオクで検索してもらい、偶然に1個だけ出品してまして、中古品で型式も同じ、千円か二千円位かは忘れましたが、迷わず入札して購入し、再度LEDハルブを確認してから装着、スイッチオン!めでたく点灯しました(=∩_∩=)!

壊したのは仕方ないとして、やはり古くなると何処か次々と壊れるものですね。

一つずつ潰していって、長く乗れるように頑張ります!
コメントへの返答
2009年10月9日 10:16
コメントありがとうございます。

結構いらっしゃいますよね、照明のLED化をされている方。個人的には配線系統は、ナビの取り付けは致し方ないとしても、それ以外は純正仕様への回復工事しかしないのですが。

ただ、まあそのようにしてステップアップしていくのも事実です。
頑張ってください。


2009年10月9日 6:14
やはり悩まされるのは部品代ですよね。
元々が高価なものであること、そして需給バランスからして高くなってしまうのは致し方ないところですが…。
まぁベンツに限らず、機械物はメンテナンスが命です。
そのことを知らない人が多いということなんですかね。
コメントへの返答
2009年10月9日 10:29
コメントありがとうございます。

中古車の魅力はやはり、その本体金額の安さです。そうでなければCはもちろんのこと、R32GT-Rに乗れることもなかったでしょう。

ただ、忘れてはならないのは本来400万円とか500万円とかで売られていた車であったという事実です。

いくら中古となって、本体はそういう金額で売られていたとはしても、補修にかかる部品は、中古で手配した訳でないのなら新車販売価格に準じたそれ相応の部品代であることがほとんどなわけで。
ま、そういうときになってやっと思い出すのですが。

「機械モノはメンテが命」は仰る通りです。
ただ、クルマに限らず日本製品はその長寿命化・メンテナンスフリーを推し進めた張本人でもあることから、なんにもしない人も増えましたが、その一方で間違った愛好の仕方も横行してしまった、とは思っています。そういうことをされても動いてしまうほど日本製品が優秀であるということの証左でもあるわけですが。

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