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イイね!
2010年06月12日

本日の損保ジャパン(正確には昨日)

昨日のPM2:16。このまま放置プレイの長期戦突入を覚悟していた損保ジャパンから連絡がありました。ただ、毎度毎度そうなんですが、損保ジャパンってIP電話で連絡してくるので「050~」電話で掛かってくると「ん?この電話番号誰だ?」となるのがどうにも馴染めません。まあいいけど。

さてさて。「ん?だれだこれは?」ってなったのはもうひとつ理由があります。それは掛かってきた声が男だったから。
早い話、「この人の話は私の手に負えません」、となると示談担当者が男に代わるのが損保のいつもの示談パターンなんですが、電話回数2回にして早くも白旗を揚げられたか、お姉ちゃんに嫌われてしまったようです。

「○○から相談を受けまして、かわりに電話させて貰いました」との事。まあ、お姉ちゃんじゃあ役に立たんので選手後退の案件となってしまったわけですね。私の事故は。

で。

「問題点が2つあると認識しています」と。先ず時価額の件。それともう一点が過失割合の件。フム。で?

時価額に関しては、先日のブログでもアップした通り、損保ジャパン側の時価額算定計算シートを受け取っています。まあ、あんたらがそうだというならその通りなのでしょう。不服があるにしても中古車という奴は「全く同じクルマなど存在しません」から、その辺が平均ラインだと言うならそれはそれ。ならばなるべく早くに損失を確定しきってしまい、廃車するなら廃車するで回収できるものは回収するのが上策です。
ですから根拠を探し回るより、早い処分を進めている訳で。早い話、既にここでも誤解されている訳ですね。

その2。過失割合について。
損保ジャパンとしても誠意を尽くして相手側契約者には状況説明をしているのだが、「契約者の主張が強く、意向を曲げる雰囲気が今のところ見られない」、なんだとか。それについても、柴田さんの意向は硬いのですよね?と来たもんだ。
じゃあ、相手は何を言ってるんですか?と水を向けると前回聞いたことと全く同じ「こちら側のスピードが出すぎじゃあなかったのか?」と「もっと早い段階で気がついていたなら避けることが出来たはずだ」という主張。

うーむ。こいつ馬鹿だなあ。いよいよもって。主張の根拠となる理由付けが何もないじゃあないの、それじゃあ。

それらについては繰り返しになりますが、の前置きをしつつ、カーブ進入直前にスピードメータを視認して進入速度の確認はしている、という点。またそれについては現場検証に来たお巡りさんも「そんなところでしょうねえ」と同意を得ていていること。また、制限速度40キロの道路を45キロで進入してきていることが「大幅な速度超過に当たるのかどうか?」という事には一切返答がありません。

また、相手車視認ポイントについても、道路状況からして、また、こちらも再度、現場検証を試みた上での結論として「カーブ先の視界が開けて相手車を確認できたであろう地点は、両車の接触場所からせいぜい30メートル程度手前という距離でしかなかった点。
これでどうやって避けるなり止まるなりできるのか?という事については回答がありませんでした。

これを書いていて、ふと、「制動距離、空走距離からして進入速度が逆算できるのでは?」と気がつきました。で、検索の結果、こういうページが。

http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/carstop.html#

タイトルはそのまんま「車の停止/制動距離計算機」です。ここでは空走距離の時間を0.75秒としています。私的には「車線を塞がれていた」という意外性も考え合わせるともう少しあったようにも思いますが、まあそれでも1秒程度でしょうねえ。
また、計算条件としてタイヤと路面の状態から見た摩擦係数の表がありますが、私の場合、少々古めのミシュランだったこともあり、「乾いたアスファルト路面とタイヤは磨耗状態(ゴムの硬化を考慮して)」という事で「0.6」という数値を採用しました。
すると30メートル程度の制動距離から見た進入スピードは時速53.5キロとなりました。空走距離が若干短めの見込みであろう事(時速45キロで1秒で12.5mの空走距離)を考えれば、時速50キロ弱。この辺が妥当なところなのでしょう。

ということで相手側は、こちらが何キロ程度で進入してきたと言いたいのか知りませんが、物理的に妥当と思える数字がここで出てしまっている以上、根拠のある数字を言ってきてほしい物ですし、そうでなければ納得がいきません。


もっと早い段階で気が付いた筈、と相手方は言ってきます。ならば、先方のいう「トラックの先端がセンターラインに差し掛かったときに、こちらの車が来るのが見えた」のは、一体私がどこまで来ていた時点のことを言うのか?
また、相手が私に気がついた時点から接触までに何秒かかったか知りませんが、その間、何をするわけでもなく「そのまま150cm(私の車の損傷箇所と車の幅からして)」程も相手車線内に進入し続けて来ているらしいのはどういうわけか。少なくとも大回りをしつつ左折している以上、相当ゆっくりと運転はしているでしょうから、もっと手前で止まることが出来たはずではないか?と思うのですが?
それとも最初から優先道路を走行している私の車が、脇道から進入してきた車の通行の便宜を図らなければならない合法的な理由があるとでも言いたいのか?より運行に気をつけなければならない順序としては普通乗用車よりも、更に大型貨物車の方が、しかも業務車両ということを含めても、更に責任重大だと認識しているんですが。

それらはともかく、損保ジャパンからは「相手方の主張が強いので」と言うばかりです。

まあそれならば仕方ありません。
こちらとしてもどちらの言い分に法的な正当性が認められるものか、道路状況や事故状況、現場写真をひとまとめにした上で保険会社にも問い合わせ、代理店仲間にも意見を聞き、更には法曹界の意見を聞く目的で弁護士にも過失割合についての意見を聞いていますよ、と。で、そこから得られている回答は揃いも揃って「9:1」だったと。
最初に損保ジャパンから電話を受けたときにも「判例タイムズ」何ページの何番の事故状況が今回の事故に該当するものと私は判断していますので、過失割合の按分としてはここがスタートでしょう、と再三再四答えています。
弁護士の意見も「この主張に関しては無理のないところだと思いますから、勉強の為も含めて裁判を起こしてみては如何ですか?」とも言われているよ、と。そう答えておきました。

そこまで主張するんなら出る所に出てはっきりさせる意志がこっちにもあるぞ、という事ですね。こちらとしても裏は取れているわけですし。そこまで言い張るのなら根拠を示せ、と。どちらの言い分に正当性があるのか、という事ですね。何なら「センターラインオーバーによる優先道路通行車両の進路妨害での100:0」主張でも言い訳ですし。


最後の方で損保ジャパンが言ってきたのは「例えば8:2という按分に譲歩してもらえる意向はありますか?」だって。あのねえ。

「私はそんなにわからないことを言っている被害者ですか?車は全損。でもそれに届かない時価額までしか払えませんと言われる。相手が私だったから『時価全損?仕方ないからさっさと廃車して次に頭を切り替えよう』と言っているだけで。普通これだけでもすんなり決着するはずのない事案でしょう。過失割合も相手方の主張が強いので譲歩してくれ?今回の事故はそこまで私が頭を下げなければいけない事故状況ですか?どちらの言う事が第三者的に見て妥当な解釈なのか、私自身の贔屓目もあるかもしれないと思って、アチコチに問い合わせはしているが、誰に聞いても出てくる答えはほぼ一致している。とにかくそこまで言い張るんなら根拠を出して来なさい。その上でこちらにも譲るべき点があるのなら譲りましょう。それが出来なければ、あなた方の言い分には承服できない。」と答えておきました。


「じゃあ、私のほうからも『相手側は徹底的にやる気もある』くらいの事を言ってもいいですか?」と聞いてきました。こちらとしても「どうぞ」と答えるしかありません。ただ、一つ、「相手方の修理見積額は幾らなんですか?」とだけは聞いておきました。それが分からないと意地を張るだけ馬鹿馬鹿しいラインもありますし、予想を立てることが出来ません。
ところがこれについては「まだその数字が来ていません」との事。

この辺の数字がはっきりとし次第、法廷戦略を考えつつ(と言っても少額訴訟なので、すぐ終わってしまうでしょうけど)次の展開を考えないとなあ。



とまあ、こんな具合に今は思っているところです。






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Posted at 2010/06/12 20:04:09

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この記事へのコメント

2010年6月12日 22:31
予想どうり?の対応ですよねぇ。

向こう?が渋って何かメリット有るのでしょうか?
損保ジャパンの利益率向上の為に
アジャスターが上司に稟議書回せない?
だけじゃ無いかと勘ぐりたくなりますよね。
コメントへの返答
2010年6月12日 23:28
コメントありがとうございます。

この電話の際、はっきりと損保ジャパン側には「担当代理店が損害率を上げたくないがためにつまらんくちばしを挟んでいるということは無いだろうねえ?」と、嫌味を言ってあります。こっちもそういう内内の事に関しては素人じゃないんだから余計な小細工はやぶへびになるぞ、という威嚇ですね。

ことここまで過失割合の法的解釈に関しては、相手側が不利なことは明らか(少なくとも私の考えている範囲では)ですので、損保ジャパン的には「そこまで行って欲しくない」案件だろうと思います。単純、弁護士への着手料20万円と、仮に9:1決済の際には45万円×0.9で40万5千円、合計60万5千円の支出となる案件です。それが仮に示談での8:2決済で済めば36万円の支払で済む訳ですから約4割もの支出削減に繋がりますからねえ。
だから先ずは示談で済ませられれば、それに越したことはない。更に相手方の譲歩が出てくればなおヨシ、というところでしょう。相手が失う物は何一つ無いですからね。契約者が(本当に)5:5主張をしているのならば、それはそれで「じゃあ、相手方にはそう言ってみます」というだけですし。
まあ、それを相手に言うのは相当気が引けるでしょうけど。というか私なら断わります。その前に「この状況でそんな事言える道理はない」、とはっきりたしなめるでしょうしね。


逆に相手が嫌がるところでいえば、先ずは法廷にまで持ち込まれること。ここで余計な経費が掛かる。しかも更に支払い保険金が増える可能性が高い。
それともう1つ。あまりここまでは詳しくはありませんが、幾ら少額訴訟だろうと、少なくとも事故当日に私にまで電話を掛けてきた相手方の会社の「運行担当」責任者、もしくは相手方の会社社長は、少なくとも事故地の管轄裁判所である浜松地方裁判所にまで出頭してこなくてはならないはずです。少なくとも私の経験上、これを事故処理の不手際と契約者に受け取られても不思議はありませんから、おそらく次年度の契約は損保ジャパンから離れるでしょう。多分。

まあ、そんなこと突っ込んでも口を割ることはないでしょうけど、本音はそんなところでしょうねえ。

とりあえず私は次の策のために訴状の準備をしておこうかと思っているところです。使う使わないはともかく、武器は有るにこした事はありません。
2010年6月13日 11:19

おはようございます!

ここまで、周りからみても過失割合が明らかな案件を、引き延ばしするなんて、ほとほと呆れますね。
コメントへの返答
2010年6月13日 16:07
コメントありがとうございます。

いつもの事なんですが、本来は加害者側であったときの代理店としての動きは楽なんですよね。悪いのは分かっているし、ごめんと言わなければいけないのも当たり前。あとは保険会社の思うように「よしなにお任せいたします」と言うしかない。
というか、加害者側であった時の私の場合は、過失割合に関しては「あなた(保険会社担当者)がそう言うなら、契約者は説き伏せますので、宜しき様になさってください」というだけです。というかそれしかやる事がない。
あとは契約者を連れて、被害者の所に行き、ついでに菓子折りでも持って行き「ごめんなさい。後で保険会社から電話させます。今回はすみませんでした。」と一緒に謝りに行く。これだけです。

困るのは被害者の時。私の場合、大概のお客さんはクルマのフォローもしていますので、車の修理が完了しないと、終わらない。
クルマの修理と言っても、工場への支払は先に私のほうから済ませてしまってありますので、未解決・未入金の事故案件は「売掛残」として永遠に残ってしまいます。
まあ、それでもディーラーのように「売掛金の回収の締め切り日」で大騒ぎして、示談を急がなくてはならないような事態にはなりませんが、それでも2ヶ月3ヶ月となってくると「いい加減支払ってくれないかなあ?」と思わなくもありません。


私の知る限り、運送会社では賠償金額の一部をドライバーに負担させている所もあります。対物免責20万とかね。
もしくは、フリート契約と呼ばれる「10台以上まとめての自動車保険契約」の場合、自分の起こした事故によって支払った合計保険金の多寡により、翌年度の保険料が算定されます。つまりごねた分だけ来年の保険料が抑えられるという可能性もあります。

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